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プロフィール |
コメント数 |
2287 |
性別 |
男性 |
年齢 |
47歳 |
自己紹介 |
好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】 見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。 サクセスストーリーが一番好きです。 見た後元気になれるし、夢があるから。
みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。
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1. 任侠ヘルパー
《ネタバレ》 まあ、こーゆー映画を見るときに大切なのは、あくまで娯楽だから、という優しい目線になることでしょう。
オープニングうまいです。なんか引き込まれます。
剛くんの存在感抜群。この人のドラマは結構見てきましたが、どんな役柄でも起用にこなす印象。ハードボイルド系は初めて見ましたが、なかなかどうして、堂に入ってますね。
ただ、オープニングのつかみは良かったものの、そこから先の展開はあまり好きではなかったです。なぜなら主人公を含め共感できる人物が一人もいないから。底辺とクズと悪い人間ばかりで気が滅入ります。
・・・ただ、ただ、ただ!
しばらくして主人公が一念発起。突然老人ホーム?の立て直しをやり始めるところから俄然面白くなります。
お客さんであるはずの住人たちにも手伝わせちゃう。認知症のお年寄りたちに仕事を与える。この常識では考えつかないようなことを実行しちゃう破天荒なストーリーこそ映画の醍醐味。そしてこれがあれよあれよとうまくいっちゃう。なぜか人間関係も良くなっちゃう。こんなあからさまなご都合主義が許されるのも娯楽映画の特権。サクセスが好きな自分にとって、この展開は素直に気持ち良かったです。
弱い人間を食い物にする悪人代表の組の親分たちに反旗を翻し、一矢報いるのも気分が良い。
ラストは主人公以外は新しい人生を再スタートで、小さなハッピーエンドがたくさん。主人公だけが割を食う。
普通だったらもやもやしたものが残りそうだけど、主人公のキャラがそうはさせない。この後も痛快な任侠道を突っ走ってくれるのだろうと思わせてくれる。
アウトローなヒーローにしか出せないこのスッキリ感がなかなか良い感じです。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2023-03-20 02:18:27)《改行有》
2. 虹の女神 Rainbow Song
《ネタバレ》 あおいと智也のキャラが良い。ストーリーそのものはなんちゃないんですが、映画は面白い。蒼井優、酒井若菜、小日向、佐々木蔵之介、脇を固める面々もはまり役。邦画特有の淡々としたドラマ。これといった山場なし。智也とあおいの心の交流を静かに、でもときに情熱的に描きます。その描き方が純粋で楽しくて、見ていて飽きることはありません。
大学生時代にあおいから、『人を外見で判断するやつは最低だ』とののしられる岸田君。岸田君が最初に好きになったレンタルショップの女の子も、今日子も千鶴も、皆女の子女の子している。ボーイッシュなあおいは対照的な存在。当然岸田君の恋愛対象からはずされるあおいさん。で、女の子の外見ばかり見てきた結果、レンタルショップの女の子にはあっさり捨てられ、今日子の彼氏から殴られ、千鶴のエピソードで痛い目を見る岸田君。痛い目をみたとき、いつもそばにいたのはあおいさんでした。いつも岸田君に厳しいあおいさんも、岸田くんが痛いめをみたときはとても優しいのです。まさに雨が上がった後の虹のような存在のあおいさん。虹の女神というタイトルにぴったり。そんなあおいさんは、劇中唯一内面の美しさを岸田君に見せていました。岸田君は、あおいさんの気持ちには薄々気付くものの、あおいさんの心の美しさ、自分の本当の気持ちには気付きません。岸田君がその美しさに気付いたのは、手紙に書かれたあおいの気持ちを読んだとき。そして1万円札の指輪を、今でもあおいが大切に持っていたとき。はじめて岸田君はあおいの心の美しさを感じ、あおいを好きになります。そして好きになったときにはもうあおいさんには二度と会えないという、あまりにも切ない恋愛。
これが岩井俊二テイスト。正直ちょっと苦手です。もっとわかりやすいハッピーのほうが好みです。[DVD(邦画)] 6点(2019-03-29 12:59:31)(良:1票) 《改行有》
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