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プロフィール |
コメント数 |
3274 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
監督別鑑賞作品数
成瀨巳喜男 69 溝口健二 34 川島雄三 41 小津安二郎 37 石井輝男 24 豊田四郎 19 石井岳龍 18 矢崎仁司 12 西川美和 8 山下敦弘 15 今泉力哉 22 フェデリコ・フェリーニ 24 ミケランジェロ・アントニオーニ 14 ピエル・パオロ・パゾリーニ 16 ルキノ・ヴィスコンティ 17 ジャン=リュック・ゴダール 36 フランソワ・トリュフォー 24 ルイ・マル 17 ジャン・ルノワール 15 ジャック・ベッケル 13 ジャン=ピエール・メルヴィル 11 ロベール・ブレッソン 12 イングマール・ベルイマン 27 アルフレッド・ヒッチコック 53 ジム・ジャームッシュ 15 ホウ・シャオシェン 19 ウォン・カーウァイ 14 ジャ・ジャンクー 9 |
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1. nude
《ネタバレ》 AV界の実態をよく知らないので、何とも言えないが、大半はお金目当てでAV出演している女優が多いと勝手に思っている。
そうした先入観の中で観ていると、終始、何だかとてつもない違和感と苛立ちを感じた。
結局は、お金を稼ぎたい女と、AVを観たい野郎と、それをビジネスにして儲けたい男が絡んでる世界というのは、変わらない気がする。
それを美化した映画で、全てがニセモノという感を最後まで払拭できなかった。[CS・衛星(邦画)] 2点(2012-01-08 00:54:02)《改行有》
2. 盗まれた欲情
騒々しく猥雑で、暗めの映像から、今村昌平監督の息吹を既にこの頃から感じ取ることができる。
どちらかと言えば好みの監督ではないのだが、長門裕之と南田洋子二人の体当たりの演技に、吸い込まれるようにして画面に見入った。
二人の接吻は、それはそれは、心がこもっていた。
これ以上ない、極上の接吻シーンである。
この二人の役者がこの世を去り、亡くなる間際に老い衰えた姿をテレビなどで見ると、さすがにこの世の無常を感じざるを得ない。
しかしながら、この二人の役者、いや、人間には、確実に輝いていた時代があったのだと、一種の安堵感に似たようなものを感じる。
誰にでも素晴らしき頃があったのだと。
今村昌平監督は、既にこの作品から巨匠としての歩みを始めていたように思う。
本作には既に、今村昌平監督の個性と力量が十分に発揮されていたからだ。[ビデオ(邦画)] 6点(2011-05-25 23:39:51)《改行有》
3. 濡れた二人
《ネタバレ》 わぁー、なんで私がレビュー第一号なんだーーー
普通にビデオ出ているのに、もったいなーい!
、、といいつつ、私も今回やっと観たわけですが。
内容的には、情熱的メロドラマです。
都会の欲求不満な女性(若尾文子)と、熱いだけで子供な青年(北大路欣也)とのロマンスなのです。
若尾文子は二の腕のたるみが気になるものの、足もスラリと綺麗で、美白で、とても色っぽいです。
それに対し、北大路はドラえもんみたいで、全然かっこよくないです。
でも、このドラえもんの様な垢抜けない感じが、見事に役にハマっています。
さすがは増村保造監督という感じです。
それにしても、北大路のバイク運転技術はすごい!
私もバイク乗りですが、あの運転は見事だった。
さて、内容に話を戻します。
北大路の若い情熱が若尾文子に向けられます。
その情熱に若尾文子は吸い寄せられてしまいます。
外見とか世間体とか関係なく、ただただ「自分のことを好きと言ってくれる」ということに惹かれてしまうのです。
もし本当だとすれば、女性を口説くには、一にもニにも情熱ということになります。
いや、情熱が一番に決まってます!
情熱さえあれば、ドラえもん田舎男でも、洗練された大人の都会人女性を口説けるのですから!
決して傑作とは思えませんが、本作はとても味わいのある作品だと思いますね。
「好きだから会いたい」。
この言葉、非常に含蓄があります。
だけど、実際には厳しい現実社会が横たわっています。
現実社会と「好きだ」という感情とが、激しくぶつかり合い、そこにジレンマが生まれ、言葉では言い表すことのできない状況に男と女は巻き込まれる。
そういった様子が、映像的にとても巧く表現されています。
それを巧みに表現してみせた増村監督は、まさに職人監督だと思いました。[ビデオ(邦画)] 8点(2008-05-20 23:39:14)(良:1票) 《改行有》
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