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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 大鹿村騒動記 《ネタバレ》 録画していたのをやっと観た。期待しないでいたが、結構楽しめた。 どうしても「ツィゴイネルワイゼン」のイメージがあるから、"大楠さん老けたな"という印象がまずある。でも歌舞伎を演じるところでは、やっぱり色気を感じた。 岸部さんの役には、ある種、自分を重ね合わせるので、いろいろと考えさせられるものがある。離れた土地にいる先祖の供養って難しいよな。 10月の長野という景色は綺麗だし、観光としては行ってみたいと思うのだけれど、あんなに個人情報がダダ漏れで誰もが内情を知っている社会には、自分はとても住めないなと強く思った。 ツーリングのライダーにはなれても、雷音の役にはなれないなと感じた。 私がいちばん印象的だったのは、三國さんのシベリア抑留の話。「ふつうの人間に戻る」って表現にとても重いものを感じた。佐藤浩市との親子競演があったわけだが、亡父と自分を重ね合わせ、さらに、岸部さんの墓参りの話なんかも合わせて、いろいろと思うところもあるのだ。[地上波(邦画)] 7点(2012-12-04 23:51:56)《改行有》 2. 陰陽師Ⅱ 深キョン可愛い!(笑) なんか私、あの顔好きみたいです。それにしても(←口癖(笑))つまらなかったなあ。せっかくCG使ってるんだから、どうせなら、出雲の国で復活したヤマタノオロチが京の都目指して進軍してくるのを安倍清明が阻止するって話の方がおもしろかったのにねえ。キングギドラみたいな奴でも好いから、大暴れして欲しかったのにね。それになんですか、あのユーミンみたいなメイクは(笑)。あれがいちばん気持ち悪かったね(苦笑)。5点(2004-09-30 00:07:27) 3. おろしや国酔夢譚 邦画の場合、どうしても予算の都合などで、特撮や海外ロケ、衣装代などに制限が出てしまうので、江戸時代の風俗やロシアの宮廷などにちゃちさが出てしまうのはしょうがないんでしょうね。その分、ドラマ性があればまだ好いのですが、感動を与えるかどうかとなると、ちょっと物足りないというのが実感です。人肉を食べるというシーンはCMでも散々やっていたので、さすがに緊張感がありますが、光太夫がサンクトペテルブルクまで行ってエカテリーナ女帝に面会し、日本に帰国するまでのストーリーがどうしても薄っぺらになってしまうのは仕方ないことでしょう。だって、何十年ものできごとを、たったの数時間であらわそうとするのに無理がありますよね。でも、この映画の題材になった光太夫のように、当時は海外に漂流した漁民が、その後の日本と外国との関係に大きな影響を与えたという歴史的事実は興味深いものがありますね。語学辞書の編纂など、何も知らないところからはじめるわけですから、その努力には頭が下がります。光太夫のように有名な歴史上の人物なら映画になるのでしょうが、個人的には、薩摩の漁民だったゴンザとソウザの話の方がもっと興味深いものがありますね。ゴンザのデスマスクだかなんだかが今もロシアにありますね。世界最初の「露日辞典」の作者になったソウザですが、その翻訳される日本語が薩摩弁というのも大変興味深いです。光太夫に興味を持った方は、ぜひソウザのエピソードも調べてください。楽しめますよ。6点(2004-03-12 22:28:33) 4. お葬式 葬式を上げるまでの過程がエッチでおかしく描かれている作品ですね。山崎努が桜吹雪の下で語るシーンが印象に残ります。そういえば、AVとかではよく”喪服モノ”がありますね。あれってやっぱりそういう時ほどそういうことがしたくなるのだろうか?(笑)7点(2003-11-25 17:26:21) 5. 王立宇宙軍 オネアミスの翼 最初から最後までワクワクしてのめり込める作品です。”何もすることがないから宇宙軍に入った”森本レオが、やがて宇宙に出て淡々とメッセージを語るシーン、何度観てもジーンとします。その直前のシーン、敵軍の侵入と打ち上げの緊張感がなんとも言えずハラハラドキドキ感を盛り上げ、そして、無音のまま空に立ち上るロケット打ち上げの軌道が青空に映えるシーンは、とても美しいです。9点(2003-11-19 21:58:10)
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