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1. おっぱいバレー
《ネタバレ》 それまで二流のデカパイ女優というイメージの強かった
綾瀬はるかがブレークしたのはテレビドラマ「仁」だったと思っていた
のですが、その前にこの作品で賞をとってプチブレークしていたという
ことでしょうか。演技自体はそれほどとは思えませんが、何となく彼女
のオーラを感じました。
お話自体はえらく月並みで深みがなく安直な感じがぬぐえませんでした。
たった数か月の特訓でバレーをほとんど知らない生徒たちが強豪チーム
を追いつめるまでになれたら苦労はしませんよね。
中学の頃のエピソードだけは気に入りました。結局子供たちのその後の
人生は良き先生に出会えたかどうか次第であるということことは、自分
の人生に照らしても実感します。
内容としてはいまいちですが綾瀬はるかに+1しました。[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-05-10 10:53:57)《改行有》
2. 思い出のマーニー
《ネタバレ》 テレビ録画して見たのですが、ここでの評判は芳しくないし、杏奈は超ひねくれもので性格悪いし、よく転ぶし、寝るし、相方のマーニーは得体がしれずうっとうしいしで、もう前半で録画消去してしまおうかと何度思ったことか。
でも彩香ちゃんの登場とともになんとなく雰囲気が変わってきて、終盤での真相説明で一気にこの作品への見方が変わりました。親に見捨てられたマーニー、その子もまたマーニーに見捨てられたと思い、そのまた子である杏奈もマーニーに見捨てられたと思って恨み続けて暗い性格の子になってしまったのを、この夏の不思議な経験でそれらの負の連鎖が断ち切られて、明るい未来を想像させる清涼感のある終わり方でした。確かに全体的には小粒な作品ではありますが、細部にわたって丁寧に人物描写されいて、途中で削除せずに最後まで見てよかったと思いました。最後におばちゃんのことを「お母さん」と呼ぶくだりは、みえみえでそうなることが分かってしまいましたけど。
一点だけ突っ込みを入れさせていただくなら、湿っ地屋敷がたまたま頼子さんの親戚夫婦の家の近くだったというのは、ちょっと出来すぎに思えます。[地上波(邦画)] 6点(2015-10-10 18:47:32)《改行有》
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