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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ALWAYS 三丁目の夕日 《ネタバレ》 いや~実に良かったです~♪ よく作りこんであって、分かりやすいストーリーで、安心してお話しに浸れる。 こういう娯楽作品を日本映画で観られるのは、嬉しいことです。 前からCGは話題でしたが、それ以上にセットや小物や玩具に至るまでリアリティを追求した姿勢に好感が持てました。 当時を再現しようと頑張ってくださったスタッフに感謝です。 オープニングのオート三輪からレトロな匂いが散りばめられ、すぐにこの作品に入り込めました。 皆さんのレビューに私も同感です。 そして付け足せば、この作品で私のお気に入りは少年たちのリアルさと衣装の汚さ(笑) いきなりアッカンベーで逃げるとこなんぞ、実に悪ガキ! 我が家もこのぐらいの少年がガヤガヤ来る家なので、少年の世界、例えばいたずら好きでわんぱくなところとか、友情に厚いとか、きたなくても平気なところとか。 昭和のお話しなのでけれど、ウチにくる子供たちのお話のように思えて、感情移入して見入ってしまいました。 それから衣装ですが最近の映画、貧乏だとかいう設定でも新品の服を着ていてがっかり・・のものが多かったです。 この作品はセーターの毛玉が実に良い。 主人公茶川さんのうっとおしい髪型と毛玉だらけのセーターで、今までの衣装サンへの不満が解消しました。 子供のランニングの汚れぐあいも良かった。 原作がお好きな方はどうか分かりませんが、「リターナー」が気に入って観た私には実に満足する作品でした。 前向きで目がキラキラしていて、それでいて我慢のあるお話しは大好きです。 パンフレットについて一言。 小松崎茂さんのイラスト(CGよりこっちが良いわぁ)も載ってますし、東京タワーの出来た当時?の説明書も楽しい。 特撮の作り方の解説も興味ある分野なので、為になるパンフレットでありました。 「冒険少年ブック」欲しいです。 おまけ付きだし・・・[映画館(字幕)] 10点(2005-11-18 22:12:18)(良:1票) 《改行有》 2. オペレッタ狸御殿 お友達から「いいよ~。」と聞き、期待していたこの作品。 期待以上の楽しさで、ニコニコしながら観てしまいました。 あ~楽しかった♪ オープニングからもうワクワク! 画面の完成度がもうちょっと・・と思える部分もあるのですが、とにかく監督の構想や世界観が大きく、そして楽しい。 だからどんどん乗せられて、ゆる~い世界にどっぷり浸り、幸せ。 描きたいものが何故か?こちらにひしひしと迫ってくるのであります。 監督の脳裏では、どのような絵を描いているのかしらん?とこちらもあれこれ考えながら、清順ワールドを堪能してきました。 終わったときに拍手してた人がいました。 私も拍手すればよかった! ブラボー!! 時間があったらもう一度劇場で浸りたい。 [映画館(字幕)] 10点(2005-09-27 21:59:01)(良:1票) 《改行有》 3. 男たちの大和 YAMATO 男の子の母親としてはもう、涙無しにはいられません。 乗組員はもちろん、女優さんたちも素晴らしかった。 邦画でこれだけの迫力が出せるようになったのも嬉しかった。 反町さんと中村さんの組み合わせも、いつもの邦画と違い新鮮でした。[映画館(字幕)] 9点(2006-01-23 17:28:51)(良:2票) 《改行有》 4. 黄金を抱いて翔べ 《ネタバレ》 俳優さんたちが役に入り込んで丹念に演技していました。 渋い。 男達の生き様に目が離せませんでした。 まず浅野忠信さんのトラック運転手が凄い。 ズボンのはき方や猫背でがに股で歩くとことか、しゃべると大声でうるさいなど。 あ~こんな運転手さんいるいる!と私にはツボでした。 妻夫木聡さんもさすがの演技。 静かだけど実行力はピカいちの役どころにぴったりでした。 桐谷健太さんのビビる演技には大笑い。 あのシーンもこの場面も面白かったなぁ。 西田敏行さんのお陰で、作品がびしっと締まりました。 そして東方神起のチャンミンさんの可愛いこと。 オバサンの私はすっかりとりこに(笑) 北朝鮮の事とか敵のヤクザの事とか、実は良く分からなかったことも多いのですが。 それでも充分楽しめました。 秀作。 [映画館(邦画)] 8点(2012-11-06 21:42:23)(良:1票) 《改行有》 5. おくりびと 昨年母が亡くなり納棺師に清め整えてもらい、厳かな気持ちで送ることが出来た。 その事を思い出しつつ、観始める・・ 本木さんをはじめ、山崎さん余さんら名優の抑えた演技、味わいがあった。 それぞれのシーンの古い建物がお話しに合っており、山形の美しさもあいまって、じわじわとしみてくる。 ただ、妻役の広末さんが雰囲気に合わず残念だった。 観たいと気になっていた本作をじっくり鑑賞。 落ち着いた心で合掌が出来た。[インターネット(邦画)] 7点(2022-06-04 15:38:36)《改行有》 6. オスカー・ワイルド なんで?中年のオジサマ(失礼!)が美少年にモテモテ?? 最初は解せないなと思いつつ、観ていました。 芸術家の愛の苦悩は多くの作品で語られていますが、本作では 不思議な4角?関係を美しく描けていたと思いました。 オスカー・ワイルドの才能と心情を描き、静かな語り口ながらじわっと来ました。 愛とは切ないですね。 この作品の魅力、オーランド君も可愛かったですが、何と言ってもジュード・ロウさんの輝きです。 傲慢な小悪魔それも魅力たっぷりの演技は、観て良かったと思わせられました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-24 14:56:21)《改行有》
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