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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ハチ公物語(1987) 《ネタバレ》 あらすじは一見すると美談だけど、ハチを飼っていた家族と引き受けた預け先の人々がなんとも身勝手だなぁ。石野真子扮する娘も「ハチを見ると父親を思い出すから」ってそんな…。あなたにとって父親は忘れたい存在なのですか。あの物悲しいハチの最期を見ると、"こんなに健気な犬でした"ってことより人間の身勝手さだけが際立って…。TVでここ最近安易に犬を捨てる飼い主が増えているって趣旨のドキュメントをたまに見るけど今に始まったことじゃないんだね。主題歌はGood。[地上波(邦画)] 6点(2010-01-11 14:02:16) 2. パローレ 《ネタバレ》 予想以上にわけわからん映画でした。有田がヘンな格好してワケわからん歌を歌っただけで終わり。ヤマなし、オチなし、意味なしってこれヤオイですか。とにかくむちゃくちゃカネかかってない映画。酒の瓶を空中に浮かせるシーンがあるのだけど、(姿の見えない幽霊がお酒をついでいるように見せかける) 見えないが明らかに糸で釣っているようなぎこちない瓶の動きw そこは無理せずCGにしとけ、と…(笑) あと、女と有田が踊るのもどこにでもありそうな普通の林の中だったし。出演者の演技もほとんど大根レベル。有田と上田は終始おちゃらけなしだったけど、ほんとに最後までよーわからん映画だった。テレビだからこんな糞映画でも笑っていられるのだけどこれで劇場までお金出して見に行ったら怒りしかこみあげないだろうなあ。……といろいろ綴ってみたけど、これはあくまでも鑑賞当時の日記からまとめてみたもので、今となってはどういう内容だったかも本当によく思い出せない。10年後には鑑賞したことすら忘れていることだろう。[地上波(邦画)] 4点(2009-12-03 21:07:05) 3. 8月のクリスマス(2005) この日本版鑑賞のあと、数週間後に本家韓国版のほうを見ました。両作品を比べてどうのこうのというのは特にないですけど。自分、一応まさよしファンなんだけど、こういう映画でまさよしの姿を見ても別にそれほど嬉しくないっていうか、なんというか・・・。(ちなみに月キャベはとてもよかったです) 「別にこの作品にまさよしをもってこなくてもいいんじゃない?」とすら思いました。(ひいきのアーティストが出演していても、映画としてはどうしてもシビアな目で見てしまうので) なので、録画していたこの8クリも見終わってすぐにサクッと消しちゃいました。こういう淡々とした恋愛物って、いま恋愛中とか、失恋したばかりとか、身近な人の死を経験して悲しみに暮れている人とか、そういう人らが観たらググっときそうな感じかもしれないけど・・・。いまの乾いたわたしの心にはこういう物語は響いてこない。リアルの心境と見るタイミングがなあ・・・。合う、合わないという次元で言えば自分には合わなかったですね。駄作というわけではないです。セックスもキスシーンさえもない、淡い大人の恋物語。現在の邦画ではなかなかないんじゃないでしょうか。ちょっと点数をつけるのに悩みましたが、気持ち的には4に近いがこの点数で・・・。[地上波(邦画)] 5点(2008-01-26 19:55:25) 4. バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 こういうのは見る人の年代にもよるんでしょうか。90年頃にああいうファッションのお姉さんであふれていたという記憶はあるけれども、当時の日本経済についての知識があまりないので(バブルがはじける直前という程度しか・・・)楽しめなかったです。楽しそうな映画かなーと期待していたけどシナリオもいまひとつ。個人的には微妙でしたね~。あとビンゴでいきなり200万円がもらえちゃう場面だとか、財務省役人の秘書やマスコミのリポーターがみんな揃ってミニスカートというのは少し誇張しすぎるのでは、と思いました。あの夜の六本木(いわゆるギロッポン)の道端でお札をかざしてタクシーを呼び止めるシーン、あんなの実際にあったんですか?すごい時代ですね。あれ見て思わず社会科の教科書に載っていた、「どうだ明るくなったろう」と玄関先で得意気にお札を燃やしていた大正時代の造船成金を思い出しました。[地上波(邦画)] 4点(2008-01-26 18:41:27)(良:1票) 5. パコダテ人 《ネタバレ》 面白いかと問われれば微妙なんだが、上映時間が81分と尺も短いので「まあ、いっか」と思える作品です。函館の景色がちょこちょこ見れたのはよかった。あと、物語後半で、政府から派遣された調査団にあの自宅が取り囲まれた時は真っ暗(夜)だったのに、その後「ひかるがいない!」と家の中で家族が慌てふためくシーンでは昼間のように明るい(外からライトで照らされたような明るさではない)という、「死霊の盆踊り」的なポカをやらかしてしまっています。[地上波(邦画)] 5点(2008-01-23 23:19:59) 6. 晴れたらポップなボクの生活 ピーターの池畑慎之介名義での演技をこの作品で初めて見たのですが、演技でもこんな「男らしい」一面があるのだと意外でした。青木雄二の短編作品『淀川河川敷』を原案にしたということで、エピソードやキャラ設定にもある程度色づけがされていることと思います。この映画が初監督作品となった白岩久弥氏には、多額の所得税と法人税を脱税したとして、02年にテレビ局退社、その翌年には映像製作会社を懲戒解雇されたという経歴があるそうです。「オレも過去にいろいろあったけど、人間はいつだってやり直せるんだよ」という自らの思いを池畑慎之介演じるユウや、主役の尚樹に込めたのかもわかりません。あと劇中の、マンションのベランダを蜂の巣箱に見立てた矢部がつぶやいた「働いてまた巣箱に戻って・・・・」のセリフのあとの「こうやって蜜を貯めていくんや」というやりとりは心に残りました。他人がどんな生活を営んでいようとも、それが幸せかどうかなんて結局のところは本人にしかわからないのですよね。スタッフの名とともに携帯の画像を添えて、余韻にひたれるエンドロールもよかったです。これからも忘れられないであろう、印象的なあのセリフにプラス1点。[地上波(邦画)] 6点(2008-01-10 01:11:23) 7. ばかのハコ船 《ネタバレ》 アレ・・・?ちゃんと見たよこれ、最後まで。なのにラストが思い出せない。これはどうしたことか・・・と思っていたら、ちゃんとレビューにコトの顛末を記してくださった方がいました。ありがとうございます。そうでしたね、パンストかぶってましたね。ほんとにもう、どうしようもないラストでしたね。泣けますね。あのふたりにはあれ以外にも選択枝なかったんでしょうかね。どうして、そうなっちゃうのよ?という、あのマヌケなラストに対してやるせない思いで、6点[地上波(邦画)] 6点(2007-08-04 06:40:55) 8. ハウルの動く城 全体的な画は緻密でよかったけど、なんかちょっと微妙なストーリーだった・・・・[地上波(邦画)] 4点(2007-07-31 05:52:31) 9. ハッシュ! 映画の中で、夢を見る。ゲイのふたり。長年精神科通いの藤倉朝子。それぞれが社会の枠からはみでたマイノリティな存在でありながらも、彼女達だからこそ抱くことのできる夢を持つ。世間の偏った「常識」という枠にとらわれない彼女たちが紡ぐ夢。これを見たゲイの人もそうでない人も、きっとこの映画の中で、ちょっとおかしな、だけど面白い夢を見ることができたのではないかと思う。明るく、楽しく、ハッピーな映画。ラストはなかなかよかった。「傷つくことを恐れず、新たな一歩を踏み出すために」これがこの映画に込めた監督の思いなのだそうです。[地上波(邦画)] 8点(2007-07-31 05:17:29)
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