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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 犯人に告ぐ 主要人物がTVに出演して犯人を煽り、犯人が追いつめられていくというメインのストーリーは『身代金(1996年/メル・ギブソン主演)』に酷似しています。 っていうかほとんど着想のほとんどはそこから出てると言っても良いほどだと思います。 サイドストーリーはともかくメインの部分でそういうパクリはまずいでしょう。 これで大きく減点。 サイドストーリーも近年の捜査もので良くあるシーンを繋げただけでお粗末。 ただし、テンポは悪くなく、すんなり見ることはできるのと、豊川悦司の存在感は評価できます。[地上波(邦画)] 4点(2008-11-16 23:57:47)《改行有》 2. 遥かなる山の呼び声 高倉健といえば『北海道』・『後ろ暗い男』というイメージですが、この映画でもそのまんまでした。 山田洋次流の別の高倉健を見せて欲しかったです。 ラストで民子が田島に渡したハンカチが黄色かったのは、やはりアレなんでしょうか (笑)[DVD(邦画)] 6点(2008-11-11 15:43:44)《改行有》 3. ハウルの動く城 《ネタバレ》 『ラピュタ』と『千と千尋』を足して2で割ったような印象がぬぐえませんでした。 お城は動く必要があったんでしょうか? ソフィーはお婆さんになる必要があったんでしょうか? 宮崎アニメ全般に動くもの・飛ぶものへのフェティシズムを強く感じますが、この作品はそれだけが妙に誇張され、その分ストーリー性が希薄になっているように思えます。 カルシファーに水をぶっかけてお城が壊れるまでは、まあついて行けましたが、それ以降は難解というか混乱しています。 『愛のチカラでハウルが魔王になっていくのを食い止めた』・・・とうのがストーリーなのかな??と思いましたが、正直言ってよく分かりません。 まず、ソフィーがハウルに愛を感じるようになったキッカケが今ひとつ描き切れてないのがそもそもの混乱では? イケメンだから・・・の訳ないんでしょうが、それ以外に感情移入できるような様子が描かれていないために、物語に入っていけませんでした。[DVD(字幕)] 5点(2008-09-23 22:37:44)《改行有》 4. 八月の狂詩曲 いやあ黒澤映画のなかでもかなりコケた映画のひとつ。 無意味なプロットが多く何かの伏線かと思いきや何も意味なかったり。 錫次郎さんがホントにお兄さんなのかどうか悩むシーンは全く意味をなさないと思うし、河童の悪ふざけや、雷に打たれた夫婦杉のそばでついムラムラして襲い掛かる縦男逃げるみな子。 何の意味が? 肉付けとして必要なシーンなら大いに結構だが、テーマは原爆でしょ、カンケイないじゃん。 黒澤映画ってあらゆるカットに対して隅々まで計算して無駄が無いって思ってたもんだから唖然。どうしちゃったんでしょうか? 子供たちも妙に生意気に語ってたりして背筋がむず痒くなります。クラークさんは何のために来たんだろう?あっという間に帰っちゃうし。お婆ちゃんが突然ボケて雨の中を走るところで唐突に「野ばら」が流れるのも、あまりの不自然さに呆然。DVDが故障したのかと思いました。で、後で気付いたんですがこの唐突な音楽はキューブリックの『博士の異常な愛情』のラストと似てるんですが。本来深刻な場面で明るい音楽を充てて異様な印象をもたらすっていう効果。テーマも両者原爆だし。 それにしても吉岡某ってのはダイコン役者だね。『半落ち』の裁判官役も酷かったけどこの作品でもヒドい。あちこち出演してますが何が評価されているのでしょうか? あまりにも頭にくるのでちょっと強い口調になってしまいました。ごめんなさい。 [DVD(字幕)] 3点(2005-05-30 21:13:51)(笑:1票) 《改行有》 5. 半落ち 梶被告がなぜ頑なに2日間の空白を隠そうとしてたのか、どうにも理解できないまま終わってしまった。そりゃもちろん映画の中で説明らしきものはありましたよ。骨髄移植で助けられた少年をマスコミから守るって。確かにベラベラしゃべるこっちゃないけど「あなたには守りたい人がいますか」っていう台詞に見合うハナシじゃないしテーマとしちゃあ希薄すぎるんではないか。 現職警察官による嘱託殺人と警察内部の苦悩、報道のあり方、介護問題、人が人を裁くことの限界などなど盛りだくさんでしたが消化不良のまま垂れ流した感が強い。[DVD(字幕)] 6点(2005-04-23 00:13:23)《改行有》
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