みんなのシネマレビュー
ひろみつさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 356
性別

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  馬鹿まるだし 寅さんの原型となる山田喜劇の誕生とも言うべき重要な佳作。完成試写を見て、喜劇を作れと会社に言われたのに、ひどく糞真面目で、ちっとも可笑しくなく、しかも全くつながってないバラバラの映画が出来た、俺はもう駄目だ、クビだと、完膚なきまでに山田監督は落ち込んだそうだ。ところが映画館で上映すると客がみんな笑ってるという知らせを受けて、劇場に駆けつけた監督は上映後、柱の陰から出てくる客に泣きながら頭を下げたという。こういうエピソードを知ると、喜劇って真面目な話なんだなと痛感する。そして、大衆がこの監督を支え育てたという事実は本当に素敵なことだと思う。8点(2004-05-09 00:37:52)(良:1票)

2.  花のお江戸の釣りバカ日誌 馬鹿馬鹿しくていいんだけどな。決して嫌いなタイプの映画ではない。ナンセンス喜劇って難しいんだよな。これ見てるとよくわかる。最初から最後まで客が笑ってるような映画を作りたいと山田洋次監督がコメントしてたことがあるが、俺も見たい。いまの日本映画に一番欠けてるのはそういう映画。家族で見て、ゲラゲラ笑って、見たあと、心に残るわけじゃないんだけど「ああ、面白かった」と心底言える様な・・・・そういうのって大事だと思うよ。残念賞ってとこですな。6点(2004-03-16 02:58:23)

3.  半落ち 辛い点がついてるけど、大好きです。俳優の演技は素晴らしい。カメラも、俳優達の演技を邪魔しないように一見平凡に見えるが「的確」な映像であるのは押さえておきたい。原作を読んだらまた違う印象を持つかもしれないが上出来ではないだろうか。冒頭は何故か黒澤の「野良犬」のそれを連想させたし、ポラックの「いのちの紐」を連想させる部分もある。欠点としては鶴田真由の演技が自己主張が露骨で目障りだった。上昇志向の強い女性の新聞記者だからということもあるが、それにしても警察官に挨拶もしないでタメ口きいたりするような、そんな女性記者いないだろう。あれじゃ、ただの無礼な女だ。田嶋陽子じゃないんだから。8点(2004-01-13 21:44:57)

4.  馬鹿が戦車(タンク)でやって来る シュールで、暖かくて、でもちょっと凶暴で、どこかギラギラしてて、寓話のようなところもある。犬塚弘のキャラクターは、「ギルバートグレイプ」のディカプリオ扮する知的障害者の少年に受け継がれてるように思います。「ギルバート」の監督、これ見たのかな?8点(2003-12-27 11:53:44)

5.  破線のマリス 黒木瞳扮する主人公が、とにかく不愉快。スタンドプレー、独善の塊みたいな、こんなのが現代的で自立した女なの?活き活きとした、活発な女なわけ?勝手にビデオは編集するし、他人の住居に不法侵入はするし・・・・・嫌な女。陣内はいいけどね。 「テレビは万引きの自由なコンビニみたいなものだ」というセリフにすごい実感あったので、それで3点。3点(2003-12-05 02:21:33)《改行有》

6.  幕末太陽傳 可笑しくって、ニヒルで、どこか寂しげで、そんな感情を、笑い飛ばす心意気。フランキー堺の羽織を投げ上げて、スッと腕を通す動きの見事さ。お互い様、どうせ死ぬんだ。動かなくなるまでは動きやしょう。10点(2003-11-17 22:21:05)

7.  花いちもんめ 千秋実さんの演技のすごいこと。凄すぎて固まってしまう。怖いけど、痛いけど、辛いけど、逃げないで、捻くれないで、キチンと見た方がいい映画だね。こういう映画大事にしたいです。十朱さん、西郷さん、みんな出てる人がいい。10点(2003-11-17 13:40:16)(良:1票)

8.  ハウス/HOUSE(1977) この作品そのものが「映画」へオマージュを贈る、絢爛たるCMだと思うと、スンナリ見られる。ハチャメチャだけど、その底に、大林監督らしい「映画」への礼節と尊敬が感じられて好感が持てます。好きです。8点(2003-11-03 02:32:32)(良:1票)

9.  同胞 この映画で描かれる若者達は、当時の視点で見てもダサかったと思います。それくらい垢抜けない、ひなびた映画。どこまでもカッコ悪くて、不器用で、段取り悪くて、ストーリーだけ聞けば、面白くも可笑しくもない話。地味で地味で、よく映画に出来たなと思うくらい。なのに、この眩しさは何だろう。頼りない青年団の議長の寺尾聡が、もしも劇団の公演が赤字になったら、どう責任を取るのかと詰め寄られて「そんときゃ、ベコ売って弁償する!」と言う、その一言で、停滞気味の話し合いが、動き出し「やろう!」と決まる場面は感動的。好きです、この芋くささが。こいつらと友達になりたいなと思いました。8点(2003-11-03 01:28:07)

10.  八月の狂詩曲 やっぱり、黒澤監督って「姿三四郎」の時から、日本では苛められてるなと実感。お婆ちゃんとリチャードギアが「サンキュウベリマッチ」と握手を交わすところはジ~ンと来る。ラストは言わずもがなの素晴らしさ。そしてリチャードギアの使い方の贅沢なこと!それほどのスターのアップがワンカットもないし、寿司ひとつつまむ場面もない。何と言う贅沢さ。「これじゃ僕はただの背景だ」と怒って帰ったギアが、出来上がったものを見て「こんなに素敵に僕を撮ってくれていたのか。黒澤はやっぱりすごい」と感嘆したのも当然。[映画館(邦画)] 8点(2003-05-17 23:37:10)

11.  遥かなる山の呼び声 ラストの素晴らしさ!それに尽きます。 暖かい涙。人間の涙。決して流して恥かしくない涙。亡き荻昌弘さんが「山田映画の涙は、けなげに生きる人を励ます涙。決して流して恥かしくない涙だ」と言われていたのを思い出します。人間として、絶対に無くしてはいけない涙なんですよ。男の孤独、女の孤独、少年の孤独、三つの孤独が握手を交し、懸命に支えあい、人間として立ち直ろうとする。オッチョコチョイだが必死で助太刀するハナ肇の男気。まさに優しさの、それもカッコ悪い人間達の必死の優しさがスパークを起こしてるような清冽さがこの映画にはある。「黄色いハンカチ」もそう。山田映画にはヒロイズムが皆無なのも素敵だ。俺が私がと自己主張することもないが、黙々と地道に額に汗して働く人達、彼らこそ世間の主役なのだという真実を知り抜いてる人でないと、こういう映画は作れないだろうな。10点(2003-03-01 16:52:43)(良:1票)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS