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1. 博奕打ち 総長賭博
任侠映画である。任侠映画、ヤクザ映画に詳しい訳ではないが、
これは任侠映画であってそれ以上でもそれ以下でもないでしょう。
男の意地の張り合い。兄弟分や親分子分との思惑のすれ違いにより
多くのヤクザが死んでいく。
だがあくまで任侠映画のフォーマットの中で送る出来事であり、
そこには取り立てて哀しさや悲壮感はない。
鶴田浩二がウルトラマンのように電車から飛んだのは驚いたが、
それ以外は退屈を感じるほど想定内の物語でした。
この映画の神話化に疑問を感じつつこの得点です。
[DVD(邦画)] 5点(2009-12-05 23:29:51)(良:1票) 《改行有》
2. 幕末残酷物語
《ネタバレ》 20年以上前にテレビで見て強烈な印象を受けた映画。
DVDで見直しました。加藤泰という監督さんもよく知らないし、
この映画の知名度も高くありませんがやはり傑作です。
最初から最後まで中だるみ無し。
江波とさととのラブシーンは名シーンだと思います。
正直大川橋蔵はあまりインパクトはないが、
河原崎長一郎の沖田総司、
西村晃の土方歳三ははまっている。
なにより藤純子が可憐!!
ラストシーンの悲哀は鮮烈です。
ぜひ多くの人に見て欲しい作品です。
[ビデオ(邦画)] 10点(2008-05-18 16:15:09)《改行有》
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