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プロフィール |
コメント数 |
496 |
性別 |
男性 |
年齢 |
42歳 |
自己紹介 |
皆様のレビュー、いつも参考にさせていただいております。私のレビューも参考になれば幸いです。
2012年以降忙しくなったので、レビューを一言にしています(上半期分は6月末にまとめて投稿)。参考にしにくいかもしれませんが、あしからずご了承ください。採点基準は以前と同様です。
私の連絡先はこちら⇒えむいーあーる75jp[あっとまーく]yahoo.co.jp |
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1. 晩春
まだ、結婚もしていないのに号泣してしまった。自分の娘が生まれてから観たら、どうなっちゃうのか今から心配です。ラストシーン。あれは反則でしょう。[DVD(邦画)] 10点(2007-08-15 22:40:03)
2. 花とアリス〈劇場版〉
以前、「リリイ・シュシュのすべて」を劇場で観ました。二度と岩井俊二監督の映画は観るまいと思いました。私にはなぜこんな話が作られねばならないのかが理解できなかったからです。それほどつらいし、悲劇的過ぎて、リアリティに欠けると感じたからでした。「そこまでやるか?」と言うのが正直な感想でした。完全に閉じられた世界、完結した世界がそこにはありました。しかし、今回、同様に完全に閉じられた世界の物語であるこの映画を観て、少し印象が変わったような気がします。少し、観方が分かってきたと言うことかもしれません。外界の騒音には耳を閉ざし、この映画の中に入り込んでみると、そこには魅力的かつリアルな世界が広がっていました。ただただひたすら美しいですね。カメラワークがとても素敵です。主役の二人の魅力を余すことなく100%伝えてくれていると思います。
しかし、同時にそのように映画を観ることは、私には非常に困難であることもわかりました。たとえば、最後のバレエシーン。確かに美しいですが、私にとっての「映画」からしてみると全く不必要な場面です。ですが、この映画を「内側」から観れば、紛れも無くこの映画の画龍点睛となる場面、パズルの最後の1ピースとなるべき場面です。そういう観方を心がけ、次は「リリイ・シュシュのすべて」に再挑戦です。[DVD(邦画)] 8点(2008-01-20 19:51:55)《改行有》
3. 破戒(1962)
《ネタバレ》 原作は大好きで、読むと必ず泣いてしまう感動的な話ではあるが、この作品については、それほどぐっとくるものはなかった。市川雷蔵の顔が、すこし優男に過ぎるのが気になったし、ベースが暗くて内省的なストーリーだけに少し長く感じた。もっと生徒との交流を多く描いても良かったのではと思う。告白のシーンはすごい迫力で、思わず涙したが、やはり原作のほうが数倍優れているので、原作を読んだ上でこの映画をあえて見る必要は無いだろう。[DVD(邦画)] 6点(2010-08-25 00:58:47)
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