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1. 秒速5センチメートル アニメながら実写的な特異のクオリティはもちろんだがディティールの拘りがすごい。特に主人公たちと同世代で同じ時代に青春を過ごした人間にとっては恐悦至極のノスタルジー感。ファーストキスの場面で明里が着ている服とか、「あぁぁぁぁぁ!!」ってうなりたくなるほど、まさしくあの頃かわいい女の子が着ていたアレ。いいね。たまらんね。青春だったね。実写的なら別にアニメじゃなくて実写でもいいじゃんって言いたくなるところだが、実写だったらベタベタで臭すぎて耐えれなかっただろうしアニメにしたのは正解か。まあアニメでも十分臭いけどねw[DVD(邦画)] 8点(2013-06-25 22:39:06) 2. 光の雨 あさま山荘事件はよく取り上げられるが、なぜか取り上げられない連合赤軍による同志連続虐殺事件の映画化。若者にありがちな歪んだ正義感、「子供」を離脱したいという思いが起こした子供の戦争ごっこを、今更彼らが何か崇高な目的を持って行動していたかのように印象付けしなおそうという誘導映画。しかも監督が悩みの末失踪してしまうという裏ストーリーまで作ってあえて客に考えさせようと誘導、あわよくば客観化までしようとしている。ただし思想操作は随所に見られるが事件を追っている部分は史実であり、興味があった事件をよくぞ映像化してくれたということで評価は高くつけておく。実名役ではないが、本人達の写真などを見たことのある人にはすぐどれが誰なのかわかるほどイメージ通りだった。[ビデオ(邦画)] 7点(2005-08-14 06:16:26) 3. HERO(2007) TVドラマの映画化なんて批判されがちだけど、それでもある程度の点数を保って「まあ楽しめる」程度の評価が多くなってるのはこの手の作品としては及第点以上ということ。要はリアリティじゃなくてエンターテイメントなんですよ。例えば証拠を探しに韓国へ行ったりなんてシーンも、現実は鑑識がちゃんと仕事してれば一切不要なことであって(車の塗料や破片なんかで特定できる)、誰でもそれなりに楽しめるというのは無駄でも盛り込んで楽しく見せようという努力のたまもの。実際ドラマ版は一切見てない自分もいろいろケチつけながらも結局最後まで見てしまいましたしね。ヒットもやむなし[地上波(邦画)] 6点(2009-01-10 23:50:21) 4. 響 HIBIKI 原作の漫画を読んだことが無いのでストーリーの一部をかいつまんだだけなのか、これが全てなのかはわからないが、ストーリーからキャラの立ちかたまでいかにも中途半端に終わってしまった印象。北川景子の役のキャラの夢は達成されるの、小栗旬のキャラは何のために出てたの。漫画原作ならではの暴力的な描写も下手くそで不快感を感じる。のだめカンタービレのドラマのようにギャグで消化できなかったのかな。面白いといえば面白いし、原作に続きがあり、続編で複線回収されるなら評価は変わってくるのかもしれないが、単発としてはこの評価[インターネット(邦画)] 5点(2020-06-13 13:40:27) 5. 人のセックスを笑うな いかにも小説的なシニカルなラブストーリー。はっきり言って展開が面白いとは言えない。癖のある俳優達と舞台が芸術学校だけに所どころエンターテイメントというより芸術性を目指したカットを連続で投入するなど割り切ってコンセプトを一貫している点は評価できるか。見るべき人だけ見ればいいカルト映画的な作品。蒼井優は良かったなあ…[DVD(邦画)] 5点(2009-05-30 18:46:02)
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