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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ヒメアノ~ル 原作同様見てて不快で胃が痛くなる鬱展開ですがそれでも引き込まれてしまう作品にきちんと仕上がっていました。俳優陣が全員良かったですね。昔ドラマで見てた月下の棋士の時から思ってましたが森田剛は演技上手いです。もっといろんな作品でみてもよさそうな気がします。[CS・衛星(邦画)] 8点(2017-03-20 17:23:06) 2. ヒミズ 《ネタバレ》 原作は当事かなりハマりましたが今になってこんなに素晴らしい出来の映画に生まれ変わるとは夢にも思いませんでしたね。この監督の作品も主役二人も初めて見ましたが全てにおいて熱量が半端なく見ていて圧倒されました。父親を中学生が殺す描写は説得力が十分にあるために見ていてスカッとさせられます。どうにもならない人生をどうにもならないとわかっていながらもがく主人公の姿に共感できるかどうかは観ている側の経験してきた人生によってハッキリ分かれそう。全体を通して良かったですが、あの通り魔を通り魔のような主人公が襲う場面だけはあまりのシュールさに笑ってしまいました。[DVD(邦画)] 9点(2013-02-28 00:09:38) 3. 秒速5センチメートル(2007) 《ネタバレ》 先日のオームの平田容疑者が出頭する直前にレンタルしてたということでワイドショーで取り上げられていたのを観てなんとなく興味を持ち見てみました。この監督さんは心の距離を描くのがテーマなんでしょうかね?以前見た他の二作品もこの作品と同じように男女が離れ離れになってしまう作品だったので。全編に渡って詩的な情景などこの監督の繊細な描き方はすごく好きなのですが、主人公があまりにも活力がなさすぎなうえに自己陶酔しすぎていてちょっと共感が出来なかったですね。SFだったらこんなキャラでも問題なく受け入れられましたが、現実の世界ではちょっと浮世離れしすぎているようで気持ち悪く感じてしまいました。逆に1話めの電車が動かなくなった時に相手のことを考えたりして不安で押し潰されそうになるところはすごい共感できました。終盤の秒速5センチメートルのタイトルが出て山崎まさよしの「One more time one more chance」が流れるプロモーションビデオのような部分だけなら10点満点です。ハッキリ言って他の部分は蛇足のように感じました。[DVD(邦画)] 7点(2012-06-22 23:32:13) 4. 百万円と苦虫女 《ネタバレ》 ハッピーエンドを期待してましたが、なぜか重い展開と重い展開のサンドイッチみたいな構成になってて見終わった後すっきりさせてくれないですね。序盤と終盤以外のロードムービー?的な感じの部分に関しては文句なく面白いのになんでこんな捻くれた感じにしたんでしょうか?まあタイトルがすでに捻くれた感じではあるんですけど。中島が100万円貯めさせないためにあのような行動をしたのは予想していたのですが、見せ方ヘタクソか!とツッコミを入れたくなるぐらいお金をたかる駄目男でしかなくなっているのが残念。終盤だけで-4点。[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-04-15 00:26:55)(良:1票)
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