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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  ひめゆりの塔(1953) 第二次大戦で唯一日本でアメリカ軍との戦闘があったのが沖縄。戦争末期で日本の敗戦が色濃かったのにも関わらず、沖縄では住民も巻き込んで悲惨な戦闘が繰り広げられた。まだ10代の学生たちも動員され、特にこの女学生のひめゆり部隊の悲劇は有名な話である。昭和27年にようやく独立国家として認められ、こうした戦争映画も作れるようになった。この作品はそうした中の1本。軍人ではなく野戦病院での働きだから、戦闘ではなくただただ爆撃に襲われて逃げるシーンなのだが、その爆撃の映像がすさまじい迫力がある。演じる者の至近で爆弾が破裂し、大地が揺れるほどの衝撃がある。いったいどうやって撮ったのかと思うほどだ。そんな地獄のような日々の中でも少女たちはけなげに力を尽くし、つかの間の平和な時には太陽を喜び、キャベツをボールにしてバレーをしたりする。そんな彼女たちを守り、支えたのは日本軍ではなく教師たちだった。この師弟愛にも心を打たれる。どんなときにも最後まで生きよう、生徒を守ろうとするが、次々と死んでいく。敗戦の2ヶ月ほど前のことである。本土決戦が免れたのもこの沖縄での時間稼ぎがあったからと思えば、沖縄が払った犠牲の大きさにもっと心を寄せ、死んでいった多くの沖縄の人たちを忘れてはいけないと思う。監督の思いもまたそうであったのだろう。当時の今井監督の名声は、俳優たちにノーギャラでもいいから出して欲しいと殺到したことでも分かる。脚本の水木洋子や監督、そしてこういった俳優たちの強い思いが画面からひしひしと伝わってくる。唯一残念に思うのは、学生たちも一般の沖縄人も沖縄言葉で話してないことで、分かりやすくしたとは思うが沖縄の言葉であったなら、これが沖縄の悲劇なのだともっと実感できたことだろう。9点(2004-01-13 15:00:50)(良:2票)

2.  ビルマの竪琴(1956) 皆さんが言われてるようにリメイクのカラー版よりいいのは役者だと思います。戦争を直接体験している俳優さんたちですからまず顔つきが違います。手直しされた部分で言えばリメイクのほうが良くなってるところもあると思います。最も感動的な水島が無言で戦友に別れを告げに来て竪琴を弾く場面はこちらのほうがぐっときました。 こういうジャンルには弱くて大抵ボロ泣きするんですがこれが意外に泣けない。 どうしてかと考えたら話自体にちょっと作り物臭さを感じてしまうから、かと、、現実にビルマのジャングルで悲惨な最期を遂げた大勢の兵士たちを思えば、合唱する部隊が元気に生き延びている、また船上のナレーションの兵士の「水島の家族はこれを聞いてどう思うだろうか?」というのには同感で、野ざらしの戦死者を見捨てられずに、、というのもあまりにも美談仕立てに見えてしまう。いっそ↓のオオカミさんの言われてるように「童話」として見れば良かったのかもしれません。7点(2004-05-31 18:53:20)《改行有》

3.  彼岸花 適齢期の娘がいる父親(佐分利信)はよその娘には物分りがいいが、突然娘(有馬稲子)を欲しいと婚約者(佐田啓二)が現れると怒りと戸惑いで断固反対する。結婚して欲しいと思っていたのに、いざ現実に相手が現れると寂しくもあり戸惑ってしまうという父親心理をユーモア交えて描く。娘の友人で京都の旅館の親子(浪速千栄子・山本富士子)がチャキチャキしていて面白い。この二人が頑固な父親に対して軽やかで楽しい。母親の田中絹代は控えめでありながらしっかり者という、日本の母親の理想のようなキャラクター。他にも豪華メンバーが楽しめる。 7点(2003-11-26 14:10:47)

4.  ヒポクラテスたち 《ネタバレ》 優等生のランちゃんが自殺してしまったのはショックだった。そして現実に古尾谷さんが・・再びショック!7点(2003-05-21 21:43:35)

5.  ビルマの竪琴(1985) 56年版よりこちらを先に見ましたが脚本は多少の手直しがある程度でほとんど同じですから悪くはないです。 水島が三角山で負傷し僧になったいきさつなどむしろこちらのほうが順を追って分かり易くなったりしてます。 違うのはカラーであることと北林谷栄以外の出演者くらい。 あと歌う唱歌の曲目変更とか数も増えてたでしょうか、、、 監督まで同じでリメイクというのは珍しいですがよほどビルマの赤い大地にこだわりがあったんでしょう。戦死者の魂の象徴の赤いルビーの色も鮮やかです。 北林さんはようやく年相応の役ですが話しっぷりは変わらず、年季が入った分堂に入ってます。 出演者で言えば優しい石坂隊長はともかく、他の兵隊達の印象は今ひとつ薄い気がしました。 56年版でも同様ですが船上で水島の長い手紙を読み上げるシーンで、海と聞き入っている兵士達ばかり延々と見せられるのが気になります。6点(2004-05-31 19:12:38)《改行有》

6.  一人息子 昭和18年だから無理もないけど、音声や映像の状態が悪くてセリフが聞き取りにくい。半分くらいしかわからなかったので点数ははばかられるんだけど・・・信州の田舎の母親が一人息子を東京へ勉学に出し、久方ぶりに上京してみると息子は結婚し子供までいる。出世を励みに仕送りし、貧乏にも耐えていたのに夜学の教師と聞いて内心がっかりする。でもこの息子は借金してまで母親を毎日もてなし、妻も協力する。隣近所との人情味ある交流など、今見ればすっかり失ってしまったような美しい心が描かれている。さすがに時代を感じるし古いなぁと思うが、貧しいからこそこんな人間関係があったのだと思う。今のイランや中国の映画を見るとこれと同じような雰囲気があり、懐かしい気がする。飯田蝶子や笠さんが若い!みんないい顔をしています。6点(2003-10-28 14:08:50)

7.  氷点 原作では人の憎しみと許し、罪と償いなど人間の心を問うような重いテーマで、登場人物それぞれの苦悩を巧みに描いているが、この作品からはどうもそういうものが心に響いてこなかった。4点(2003-08-17 22:58:40)

8.  秘密(1999) 東野圭吾の原作は奇想天外だがおもしろかった。この入れ替わりの一人二役は難しいと思ったがやはり広末では力不足。娘役はいいとして娘の姿の妻(中年)が全く感じられない。ここが一番のポイントなのでこれだけで面白くなくなってしまう。北村薫で同じような入れ替わりの話があって、こちらは反対に娘が母になってしまう。これをTVで松坂慶子がやってかわいくおもしろかった。年代の違う別人格を一人で演じて納得させるのには、相当の演技力を要すると思う。 4点(2003-05-21 22:35:02)

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