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41. ブラウン・バニー センスの良さを見せようとしているが、決して良くはない。 退屈かつ下賎な映画。[DVD(字幕)] 3点(2007-10-11 09:01:56)《改行有》 42. 藤原義江のふるさと 東京は中央区京橋(きょうばし)にある「東京国立近代美術館フィルムセンター」にて開催中の、溝口健二特集上映会にて鑑賞。 この特集上映においては、フィルムセンター所蔵の溝口作品を、なんと34作品も上映する。 溝口特集としては、まさに究極の数と質である。 今回は、その上映ラインナップの中でも特に貴重な作品の一つであろう『藤原義江のふるさと』を鑑賞した。 本作は、サイレントとトーキーが混ざったものであった。 トーキーだと思ったら、突然サイレントになったり、またトーキーに戻ったりする。 日活初のトーキー作品である本作は、そんな実験段階にあった作品なのであろう。 藤原義江という著名なオペラ歌手の、いわば伝記的作品である。 オペラ自体に造詣がないので、その辺からして入り込めず、しかも上に書いたような独特のセリフ回しや、“パート・トーキー”作品であることも手伝って、あまり楽しむことができなかった。 しかしながら、その後の溝口作品の基礎となるべくシーンやカメラワークも各所に見受けられ、特に、ダイナミックで溝口独特のカメラワークは、本作においても楽しむことができた。 それと当時の洋館の造りとかインテリアとか、映像的にも楽しめる箇所がいくつかあった。 フィルムセンターの上映環境は非常に素晴らしく、特にこういった古い日本映画の上映については、まさに最適の映画館だと思われる。 古典的な日本映画に常についてまわる“セリフの聴き取りにくさ”が極力緩和されており、恵比寿ガーデンシネマとは雲泥の差であった。 [映画館(邦画)] 3点(2007-09-19 04:22:55)《改行有》 43. ふきげんな過去 《ネタバレ》 これは久しぶりにつまらない日本映画を見てしまった。 前半で嫌な予感がし、いやいや後半に盛り上がるのでは?と薄い期待をするも、つまらないままエンド。 なんというか、題名が現すように二階堂ふみが不機嫌過ぎて、見ていて嫌になる。 最後は笑顔で終わるが、それだけでは回復できず。[インターネット(邦画)] 2点(2020-11-17 14:11:21)《改行有》 44. ふたり(1991) 《ネタバレ》 石田ひかり第一回主演作品、らしい。 石田ひかりは最近ほとんど見かけなくなったが、これは嬉しいことだ。 なぜなら、石田ひかりに女優としても女性としても全く魅力を感じないからだ。 若い頃の本作の石田ひかりはどうだろうか? やはり魅力を感じない。 それどころかウザイ。 本作に関して、全体的にキャスティングが好みに合わない。 大林宣彦監督と、とことん生理的に合わないようだ。 エンドロールでテーマソングを歌ってる男は、まさか大林宣彦監督じゃないよねぇ?! だとしたら、最高にウザイ。 ウザイ事てんこ盛りの作品。[ビデオ(邦画)] 1点(2013-07-12 09:27:20)《改行有》
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