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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 二人で歩いた幾春秋 これは木下監督が道路工夫の河野氏の歌集に感銘を受けて書き下ろしたもの。ということで作中には彼の素朴で生活感あふれる歌がいくつも引用され、そのままエピソードとなっている。戦後の貧しい夫婦が一生懸命働いて一人息子を大学に入れて、、という苦労話の年代記もの。主演も「喜びも悲しみも幾年月」と同じ佐田・高峰コンビというので二番煎じのような感じもする。話も淡々と流れメリハリがなく印象は薄い。 [ビデオ(字幕)] 5点(2004-11-06 18:27:39)《改行有》 2. ぷりてぃ・ウーマン 実話の映画化だから、こんな元気で前向きなおばあちゃんたちが本当にいるというのを広く世に知らしめただけでも、多くの老人世代に勇気を与えたことだろう。事実、劇場は老人・中年パワーで大盛況だった。本物の俳優がシロウトらしく・演技する・というのも難しかろうと思うが、草村さんなどは実にオドオドした感じでやっていた。(笑)なにか手作りのような雰囲気もある、素朴な作品になっている。老年(熟年?)ベテラン女優(淡路恵子は貫禄たっぷり)に混じって、西田尚美が好演している。 7点(2003-11-26 19:03:48) 3. ブラック・レイン 皆さんがおっしゃるように松田優作の狂気じみた演技は鬼気迫るものがある。健さんもマイケルもやや霞む気がする。あと若山富三郎やアンディ・ガルシアも良かった。まぁあんまり好みのジャンルでないので、バイオレンスにはちょっと引いてしまうものがあります。6点(2003-08-19 18:14:35) 4. ファンシイダンス 着眼点がいいですよね。お寺の厳しい修行も、普通の青年なら本音はこんなものだろうと思わせる。感動モノではイランや中国、迫力・スケールではハリウッド、演技力・格調ではイギリス、おしゃれではフランス・・とそれぞれかなわない。日本はこういう軽いコメディタッチでうまく見せるのが一番かもしれない。7点(2003-06-07 21:18:10) 5. 梟の城 私もこれは期待はずれ。CG多用で時代劇本来のおもしろさに欠ける。中井、川上と役者がいいのに残念。脚本と演出のまずさでしょうかね。4点(2003-04-29 15:00:58)
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