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1. ブルークリスマス
UFO信者で有名な倉本聰脚本の、いわゆる最低映画。本作の1年前に公開された「未知との遭遇」のヒットに便乗して製作されました。しかし本作は、信者が正気を失って書いた脚本であったため(迫害されるUFO信者がテーマ)、一般の方が観るのはかなり辛い作品となってしまいました。1点(2004-06-21 14:28:40)
2. BROTHER
米国人たちに日本のヤクザの強さを紹介しようとして、失敗してしまった本作。ストーリーラインは、「スカーフェイス」を日本人に置き換えただけのもの。脚本、コンテを完璧に仕上げ、スケジュール通りに撮影するハリウッド流が、北野にあうはずもない。脚本、コンテは北野の最大の弱点なのだから。Hana-bi以降の北野は、玄人の映画監督として確立しようと、限られた時間と努力の中で、あがきはじめているのだろうと思える。本作は、「その男、凶暴につき」を下回るレベルの脚本、北野の年代特有の海外コンプレックス、人間関係だけで採用されてしまったスタッフの自分本位の仕事ばかりが目立つ作品となってしまった。今後の北野作品に、大きな不安を抱いている。2点(2004-06-19 03:56:02)
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