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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ブラック・レイン 《ネタバレ》 劇場で見ましたが、館内は異様な熱気に包まれていました。タイトルが縦書き描かれ、いきなりしびれました。高倉健、松田優作の名が出ると、場内に嵐のような拍手が起こりました。リドリー・スコットがメガフォンを取ってくれたことや、マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシアの出演もうれしいものでした。描き方に変なところもあるのだけれど、日本を舞台にしっかり娯楽作品を作ってくれたアメリカ映画界に感謝したいです。松田優作が若くして亡くなったのは本当に惜しまれます。日本人俳優がハリウッドに進出できる夢を与えてくれた傑作ですね。思い入れを込めて10点献上。[映画館(字幕)] 10点(2007-01-07 14:23:51) 2. フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ 怖かったです。ダークです。ガイラが出過ぎです。ちびりました。[映画館(邦画)] 6点(2011-02-05 10:22:13) 3. 復讐するは我にあり 今村昌平、緒方拳のネームバリューと、秀逸なタイトルに期待をかけ、予備知識なく試写会の招待状を手に会場へ向かったものでした。激しい銃撃戦、息詰まるようなクライムサスペンス、を勝手にイメージしていましたが、全くの勘違いでした。じっくり、ねっとりと緒方拳演じる連続殺人犯を描いています。脇を固める役者達も良いです。観賞後のカタルシスに欠け、傑作か、と言われるとそうでもない部分もあるのですが、心に残る映像が多々あります。 実話ベースであることが何よりも重いですね。[試写会(邦画)] 6点(2007-01-07 09:51:21) 4. BROTHER 《ネタバレ》 北野作品の特徴は独特の乾いたタッチと絶妙な「間」にあると思う。予想外の展開で意表をつくかと思えば、きっちりと予定調和に落としこんだりするバランスがすばらしい。しかし、本作は寺島が憤死した後、パワーダウンしてしまった感が否めない。あの人数で、外国で、彼らはどうやって「しのぎ」をかけていたのだろう。また、敵の存在が希薄で、戦いにリアリティが感じられなかった。そこら辺をあえて描かなかったのだろうが、本作では表現方法として成功していないように思う。横文字タイトルにして、外国との合作にした訳だが、北野武は期待したほどの達成感を得られたのだろうか?[地上波(邦画)] 5点(2008-09-23 00:44:45) 5. 震える舌 《ネタバレ》 破傷風を題材にし、大変真面目に作られた映画です。娯楽性など皆無といってよいでしょう。外で遊ぶとき、錆びた釘には注意しなさいと、さんざん親に言われたものでした。 わくわくと面白い映画ではありませんが、見る価値はあります。この映画は公開当時オカルト映画のように宣伝されたのですが、映画の本質を理解していない映画会社は野村芳太郎に土下座すべきと思います。[ビデオ(邦画)] 5点(2007-04-12 21:46:14) 6. プラトニック・セックス しっかりまじめに作りあげており、好感を持って鑑賞しました。「仮面ライダークウガ」後のオダギリジョーがどう飛躍するかと応援する気持ちだったので、彼の好演がうれしかったです。彼にとって重要な位置を占める作品だと思います。ラストの主人公の一言で作品がうまく締まりました。しかし、映画作品としては拙く感じられる部分が多少あり、5点献上です。[DVD(邦画)] 5点(2007-01-14 22:18:48)
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