みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 火垂るの墓(1988) 最高!みんなを泣かすためにあるような映画。こんなもん好きです。8点(2004-09-16 11:00:15) 2. 北陸代理戦争 北陸の帝王と呼ばれた河内弘をモデルとした実録路線映画ですね。本来「新・仁義なき戦い」シリーズの第4弾として企画されたものだったらしいです。実話に沿った話ではあるものの「仁義~」ほどのパワフルさが伝わってこないのはやくざ映画に限界を感じていた深作監督の心境を表しているようにも思います(僕は)。深作さんの仕事は完全に雇われ監督にも思えちゃいます。そしてこれが深作最後のやくざ映画となりました。 ですが、僕としてこの映画はスキャンダル的に興味のある作品です。映画の公開直後に主人公(松方扮:河田)のモデルとなった河内組長が殺されてしまったのです。各登場人物の実在モデルと映画でのキャラクターを比較して事件の真相を探るのもいいかもしれません。山口組の二次団体・三次団体という複雑な組織構成の勉強にもなります(←そんなこと勉強しても意味ないか)。 ちなみにジャケット(DVDなど)に載っている渡瀬恒彦さんは映画に出てきませんので(撮影途中にケガをして降板)渡瀬恒彦さんのファンはDVDをジャケ買いしないように注意してください。 [DVD(字幕)] 7点(2005-03-30 16:52:57)《改行有》 3. 螢(1989) チンピラ映画。80年代「竜次」以降の流れにある「現代やくざ/ネオヤクザ」系の個人主体ドラマ。中学校の時にテレビで観たのを憶えている。後々改めて観るとシナリオは「仁義の墓場」からインスパイアされているように思える(ギバちゃんと南果歩のラブストーリーなんかはそっくりだ)。でも作品自体の出来は悪くないので(「新・仁義の墓場」なんかに比べればよっぽどいい)ネオヤクザ系映画の中では好きなほうです。6点(2004-09-21 13:36:25) 4. 暴動島根刑務所 《ネタバレ》 「脱獄・広島死刑囚」に続く囚人モノ第2弾。確かこの映画は、一度刑務所から脱獄した松方がある日川に溺れた少年を助けた事によってポリ公から表彰を受ける破目になり、もう一度刑務所に戻される。そこで北大路等を交えて大暴動を繰り広げるといった内容だ。もう5,6年ほど前に借りて観た映画なので暴動シーンの記憶は薄いが松方の「メーシよこせっ!メーシよこせっ!」と騒ぎ立てるところは印象に残っている。6点(2004-08-05 15:39:20)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS