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プロフィール |
コメント数 |
142 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
最近のレビューは適当気味? あまり好きじゃない作品は力抜いて書くことにします。
最近はめったに映画館に足を運ばなくなりましたが、 地上波で深夜に放映されている映画をよく見ています。 アメリカ物はチト苦手かも。話題作よりも単館・ミニシアター系が好きです。 個人的には中国映画が結構アツいです。 自分が本当に好きな作品は、思い入れが強くなるばかりで いいレビューが書けませんね・・・・。 映画は「画」よりもストーリー重視派です。 なので、素直にストーリーを楽しめた作品は点数高めになっとりますです。
あと、金曜深夜のハマムラのネタバレだけは、 ほんとどうにかしてほしいものです・・・ と常々思っていましたが、MBSのあの映画枠が消滅とのことで 寂しく思います。 |
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1. ぼくらの七日間戦争(1988)
《ネタバレ》 今回のテレビ放送が初見だったんですが、ずいぶんハチャメチャな群像劇でした。特に後半部分。あんな、美術スタッフさんが完成までに何週間もかかるような大掛かりな仕掛けやワナを、劇中の中学生たちがわずか数日で作り上げ使用していくという現実離れした設定を見ていると「うーん。まだ、コマンドーのほうがマシ・・・」と感じてしまった私なのでした。(なぜか、最後まで見た後にコマンドーが頭にチラついてしまったのです) TM NETWORKのエンディングテーマにも時代を感じました。宮沢りえの演技もいまひとつでした。(好きな女優さんなんですが) 彼女が出ていても個人的にはこの点数ですね・・・↓[地上波(邦画)] 4点(2007-10-26 03:16:26)
2. 火垂るの墓(1988)
《ネタバレ》 あの映画で描かれているほど、原作者の野坂昭如氏は妹思いで温かいお兄さんではなかったらしいです。本だかテレビだかは忘れましたが何かのメディアで、「妹が死んだときは、正直ホッとした」という野坂氏の言葉を聞きました。今作に限らず、テレビ番組や書物でドイツのホロコーストや沖縄戦、原爆などあの大戦のさまざまな史実に触れた上で感じたことですが、それだけあの戦争は多くの人間を狂わせ、またこの幼い兄弟達も心が押しつぶされていったのだと捉えました。もちろん、妹の死にホッとしたなどという言葉は非情なものではあるけれども、少なくともあの戦争を体験していない世代の人々が彼のこの発言を責めることはできないと思います。客観的に見れば、清太達は遠縁の小母さんのお荷物となり、また清太の下の妹が兄のお荷物となってしまう悲哀。反戦映画というよりは、あの終戦直後の時代を生きる人間の物語だと思いました。節子役の白石綾乃ちゃん(当時5歳)の演技は素晴らしかったです。[ビデオ(邦画)] 9点(2007-09-26 21:46:26)(良:2票)
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