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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  まともじゃないのは君も一緒 《ネタバレ》 好きなシーンがふたつあります。秋本さん、君島さん、柳くんで突然恋愛話を繰り広げるシーン。もうひとつは宮本にひどい扱いを受けたのに無理矢理自分を納得させようとする秋元を本気で叱る大野さんのシーン。見てるこっちがなんだかあったかい気持ちになったり、なんだか泣きそうになったりしました。 「あんた誰?」と君島さんに言われ続けながらも人が人を好きになるメカニズムについて探り続ける秋本さんと、2人で思い出話にふける君島さんと柳くん。あんなに堂々と赤裸々に自分がその相手をどう好きになったのか語ることなんてこれからあるだろうか。語りたいなぁ。なんだか爽やかだし羨ましいとも感じた。 大野さんが秋本さんを叱るシーンも凄かった。それまではいかにも数学の人って感じの無機質な回答しかしてこなかった大野さんが「普通」というTHE・文系の概念に対して疑問を呈す。 「君の言ってる普通は何かを諦めるための口実なのか?」 「『普通はこうだから』とか『普通はそうじゃないから』とか、なんで自分で考えないんだよ!?」 効いたなぁ、、、このセリフ。 数学でも他の何かでもいいんですけど、何か一つにのめり込んだ人ってとにかくピュアで、その対象が何か他のことに及んでもそうやって育ってきた性質は変わらなくて、だからやっぱりピュアで。そういう人が何かについて意見を述べるときのパワーはすごいものがある。 だが、現実にはそんな人、、、いないんだよな。 昔大学時代に一人だけそんな人がいたけど、彼はどうしてるんだろう。なんかそんなことを思い出した映画でした。めっちゃ良い映画です。おすすめです。[インターネット(邦画)] 9点(2022-07-10 18:12:28)《改行有》

2.  マチネの終わりに 《ネタバレ》 かなり前に書籍の方を読み、映像化されているのを見て鑑賞することに。小説で読んだときはタイトルさながら、アーティスティックでおしゃれな話という印象ばかりが残っていましたが、映像の方を見るとおしゃれな感じは残しつつもとても人間的で、リアルな恋愛劇だと感じました。 自分はあまり音楽には詳しくありませんが、ギターのコンサートとはこんな感じなのでしょうか。TVで聴いているとは思えない、とても落ち着く、心地よい音色でした。そんな優しいギターの音が終始バックグラウンドで流れているんですが、そこで起こっているドラマは何とも人間的で、40代同士の男女とは思えないくらい我を失いお互いを求めている姿は、上述のようにとてもリアルで良かったです。 ふとした出会いから始まる道ならぬ恋を何とか成就させようと奔走する二人と、それを見事に妨害し薪野を取り戻したマネージャー。←この一文だけ見たらどこかでよく見るドラマのようなのですが、彼らの世界観と音楽がそれを上質なものにしてくれているように感じます。ですがやはり、あそこまで求めていた二人が引き裂かれてしまうシーンは胸が張り裂けそうになりました。ラストシーンで、ようやくお互いに誤解も解けて再び会えた二人はどうなるのか、どうにか幸せになってほしいと強く思いました。 個人的にたくさん考えさせられるシーンもありました。洋子の相棒カメラマン・ジャリーラが興奮して何を言っても激昂するばかりだったのを落ち着かせたギターの音に、音楽って言語を超えるんだなと思ったり。「未来が過去を変える」この言葉も、確かに実際にそういうことが起こるよな、と考えさせられました。その他にも、 「孤独とは影響力を失うこと」 「寄り添って、分かってくれた」 など印象に残りました。 決して冷静に格好よく振舞うだけが大人の恋愛ではないと思います。『マチネの終わりに』は作風こそスタイリッシュですがそこで描かれる恋愛模様はほんとに泥臭く、だからこそ共感できました。40代近くにもなってまさか今更自分がそんなことになるなんて、と劇中の二人も思ったことでしょう。でもなってしまったことは仕方ない。冒頭で「走ったら幸せが逃げてしまうわ」と言っていた洋子がラスト、全力で走って蒔野のコンサートに向かう様は、見ていて気持ちよかったです。[インターネット(邦画)] 9点(2020-12-10 00:37:41)(良:1票) 《改行有》

3.  曲がれ!スプーン 《ネタバレ》 とても心温まる作品だったと感じました。 出てくる人物は超能力を使える人も使えない人もとにかく変な人だらけ。でも見ていて不快になるような人はおらずキャスト的に違和感を感じるような人もいなかったので、こちらも平和な気持ちで鑑賞することができました。 現代の科学技術が進んでいる情報化社会では、UFO・ネッシー・超能力などいわゆるマユツバ的な事象はほとんど否定されてきました。ひどいものではサンタなどは「それはお父さんだ」とか「そんなものいない」とテレビで堂々と言われてしまうような時代です。そういう意味では、自分の担当する番組の中で自分の信じていたものをこきおろされるのを目の当たりにする米の気持ちは、見ていてとても胸が苦しくなりました。 さすがにラストシーンのUFOの描写はやりすぎ感が否めませんでしたが、別にあのシーンで「超常現象を信じろ」といったメッセージを送っているのではなく、そういったものを神秘的なものとして「思いを巡らせてみて欲しい」というメッセージがあったように個人的には思いました。 前半の導入部分は少し間延びしましたが、カフェ・ド・念力内のキャラたちのやり取りは大変テンポが良く、ゆる~く楽しむことが出来ました。 別に超常現象に限らず、自分が信じるものをそう簡単に否定しないで欲しい。こんな世の中だからこそのメッセージを強く感じる作品でした。[DVD(邦画)] 8点(2010-12-09 16:56:56)《改行有》

4.  MOTHER マザー(2020) 《ネタバレ》 あらすじを見て、あんな母親と共に育った周平が大きくなって自分の家族を持って…みたいな話と思ってたら違った。最後まで救いようのない話でした。スカイツリーも見えたので舞台は東京のようですが、あのようにほとんど誰の介入も受けずに路上生活できるもんなんでしょうか。そこそこの年齢いった男性ならまだわかるが、女性で、しかも子連れ。一応一度だけ行政介入が入りますが、少し放置されすぎでは。描かなかっただけかな。 見てるこちらの心が揺さぶられた。それは、大きくなってフリースクールに通い始めた周平が夜逃げの準備をする母親たちに「学校行きたい」というシーンであったり、また本を持ってきたのに母親に追い返された亜矢を周平が追いかけようとするシーンだった。いずれもついにこの親と離れられる、という期待をしてしまい、だがその期待は、母親の介入があったとはいえ、他の誰でもない周平自身の決断によって裏切られることになる。それが、痛い。そしてそこで道を修正できなかったことが結局最後の祖父母殺害に繋がったと感じた。 「共依存」が行き着く先を見せられた映画でした。普通ならとっくに距離を置くか引き離されるべき親子が、何故か離れない。絡みついて解けない糸のように。引き離すべき手順を踏もうとしても、肝心の子ども側に母親と離れる意志がない。日本の行政の限界も改めて感じた。 小さな妹の冬華に暴力など直接的な虐待などがなかったことだけは救いか。だがやはり、声を出せない環境、出せない教育を施された子どもたちに抱く感情は何とも堪え難いものがありました。[インターネット(邦画)] 7点(2022-12-01 14:16:01)《改行有》

5.  街の上で 《ネタバレ》 起伏の少ない映画。とりあえずそれが第一印象です。主役の荒川青くんを中心にゆるりと流れる、でもその流れはそれほど綺麗ではない。どっちかというとどよっとした汚れた小川を眺めている気分だった。 主役の荒川青くんは一見おしゃれで良い意味でだるっとした雰囲気を持つ若者。他者とはそれほど関わらず、それゆえにいざ接近戦になるとすぐボロが出る性格。そんな荒川くんが彼女に別れを切り出されるところからはじまる。 このタイミングでモテ期到来というか、突然女の子との出会いが増える荒川くん。田辺さん、女監督さん、イハさんなど。荒川くんは田辺さんや女監督さんにはモーションをかけるというか、積極的に関わっていくように動きますが、なぜかイハさんにだけは一歩置いた友人対応。先の二人にあんなふうに接するような男だったらイハさんにもいきそうなもんだけど、それは起こりませんでした。何が違いなのか。一見したところではわからない。 ただ、広いようで意外と狭い「街」の上で起こっていく出来事は良くも悪くもいちいち人間臭い。そして人間臭いゆえに、上述したようにどよっとした小川の雰囲気で流れていく。 雪との別れ、古書店での田辺さんとのやり取り、バーでのマスターと五叉路さんとのやり取り、映画への出演、間宮との出会い、イハとの出会い、その他諸々の出来事がちくちく刺さる。素晴らしく良いというわけではないですが、じっくりと眺めて味が出る映画だという印象でした。[インターネット(邦画)] 7点(2022-09-15 19:41:10)《改行有》

6.  マスカレード・ホテル 《ネタバレ》 豪華なキャストが代わる代わる出演する、そんな話題作りの映画かと思ってましたが、中身のほうも充分に楽しめました。思ったよりここでの評価が低くて意外でした。他の方が指摘されてるような「一流ホテルはこうあるべし!」みたいなのがそんなところに泊まったことがない自分にはわからなかったからそれがよかったのかな。普通に面白い映画でした。 物語の本筋は連続殺人犯の追跡なんですが、それに絡んだり絡まなかったりする枝葉の話もひとつひとつが緊張感があってよかった。おそらく豪華キャストを出すための流れだったんでしょうが、そういった製作側の都合がうまく見る側の楽しみにつながってマッチしていたとも思いました。月曜から夜ふかし準レギュラー?の青山めぐちゃんが高嶋政宏さんと出ていたことにびっくりしました。あそこで新田(=木村拓哉さん)が刑事ならではの観察眼でトラブルを未然に防ぎ、山岸(=長澤まさみさん)との距離が縮まって二人の奇妙なコンビが出来上がりましたね。 ストーリーは基本的にホテルを訪れる面倒な客たちを、刑事は連続殺人犯と疑いながら、ホテルマンたちは大事なお客様として扱いながら処理していくお話。中でも生瀬さんの演じる客は一等面倒くさい人でしたね。実際一流ホテルならあそこまで対応するんでしょうかね。PCの消えた(と客が勝手に言っている)データなんか知ったこっちゃないけどな。映画だから最後は本人が悔い改めましたが、現実にはあんなクレームはあり得てもあんな風に自分の行いを悔いる人なんていない。と言うか、あんなことができる人はそもそも自分が悪いと思っていないから。[インターネット(邦画)] 7点(2021-08-08 05:47:16)《改行有》

7.  マスカレード・ナイト 《ネタバレ》 「ホテルに来るお客様はみな仮面を被っている」か。そうなるとこんな高級ホテルでさえラブホテルと変わらないななんて思ってしまう。むしろそういう目的であるとわかってる分まだラブホテルのほうが仮面は少ないかもしれない。今作は本当に仮面を被るマスカレード=仮面舞踏会さながらのイベントが木村拓哉さんと長澤まさみさん演じるホテルを舞台として行われる。こうなってくると逆に、前作はどのへんが「マスカレード」だったのか、少し考えてしまう。今作も、様々な客がホテルに無理難題をふっかけてきて…という設定は同じ。それぞれのストーリーを追いかけてちょっとごちゃごちゃするのも同じ。そういう意味ではあまり代わり映えはなかったかも。やたらと有名俳優のゴリ押し感は少し減ったかな。その分と言っては何だが、ホテル側vs警察側という構図が際立った本作であったように感じた。ホテルの主義はこう、警察の主義はこう、というのが終盤までずっと続きます。それも前回で既視感ではありますが、主役の二人がお互いの役割に歩み寄りを見せているような雰囲気が今作の見どころというか、変化の片鱗が見えました。  まあでも、別にこのホテルでなくても人間はみな仮面被りながら生活してますんでね。何を今さらと言った感はあります。職場だろうが学校だろうが、それぞれの場所でそれぞれの仮面をかぶってみんな暮らしている。仮面の種類も様々で、状況・相手によって使い分けて。そういった相手の画面を覗き観察しながらそれらを暴くことなくスマートに寛いでもらう、それがホテルマンの仕事なのか。よく分からないが。ただ、この映画観てホテルで働きたいと思う人は少ないだろうな。。。仮に月給50万超えてもやだわ。精神と私生活蝕まれそう。好きでないとやってらんない仕事だな。[インターネット(邦画)] 5点(2022-11-01 01:18:28)《改行有》

8.  マイ・バック・ページ 《ネタバレ》 当時の学生運動について無知なせいもあると思いますが、心情的に理解できないシーンが多すぎた。まず、騙されたかられ利用された澤田(=妻夫木さん)がそれでも梅山(=松山ケンイチさん)と共に行動しようとするのかがさっぱりわからない。澤田は単に梅山のことを信じたかったからと言われればそれまでなのですが、個人的感情に振り回されすぎるジャーナリストに辟易。あんなブレやすい人に記事を書いてほしくない。「事実だけ書いてればいいんだよ!」という出版社のえらいさんの言葉はある意味正しい。彼は出版社辞めて正解だ。 一方梅山の方も理解に苦しむ。あそこまで汚く生きられる人間をむしろ理解しろって方が無理がある。自分の周りの人間を道具としか見ていない。己の目的のために簡単に人を利用し裏切る彼の不遜な態度にはもうがっかり。思想犯でもなんでもない。ただの私利私欲の塊にしか見えなかった。中途半端に頭が良いことが余計に彼を傲慢に見せている。 以上のようにメインキャストの二人に魅力が感じられなかったために評価はちょっと・・・。妻夫木さんは童顔過ぎて、何しても幼稚な行動・考えをしてるように見えるのはもったいないですね。[DVD(邦画)] 4点(2012-02-08 16:19:03)(良:1票) 《改行有》

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