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1. みんなのいえ
《ネタバレ》 「トイレが三つも四つもある家」のくだりは大いに笑わせてもらった。しかし、その後は、邦衛と唐沢の和解に重点を置きすぎ、「一体どんな家が建つのか?」という最もスリリングな部分が欠けてしまった。話の本筋は、あくまで「若夫婦の家を建てる」ということで通してほしかった。焦点がボヤけてしまい、いまいち消化不良の終わり方。ところで、「豪華ゲスト」という点では、『有頂天ホテル』をも越えるキャスティングが実現している。お見逃しなく。[DVD(邦画)] 6点(2008-06-17 21:17:08)
2. 耳をすませば(1995)
この映画は自分には眩しすぎる。15歳で人生決めちゃうなよ。まだまだ人生は長いんだから…などと思ってしまう自分はすっかりおじさん。でも、この映画をリアルタイムで
観た当時はまだ高校生で、決して絵空事とは思えない、確かな感触があった。今でもこの映画を観ると、当時の自分を思い出したりして、面映くなってしまう。ジブリの青春映画では、『海がきこえる』と『魔女の宅急便』がベストだが、この作品も捨てがたい魅力がある。[映画館(邦画)] 8点(2007-08-26 19:55:06)《改行有》
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