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1. 麦子さんと
《ネタバレ》 色んな人と接点を持って、ざっくばらんに話をしながら、相手の嫌なところを発見してしまって、それを通じて自分の嫌な部分と向き合ったりして、っていう流れが自然。音楽の使い方とかは泣かせに走っている感はあるしベタベタな話ではあるが、一人二役の堀北真希の魅力でこの映画の価値が一段上がっている。[DVD(邦画)] 7点(2015-04-12 16:31:20)
2. 息子(1991)
《ネタバレ》 永瀬パートは、程よい苦悩と青春と、チョーさんや田中邦衛のコミカルさで見やすかったんですが、彼が不在のパートでは、リアルにお爺ちゃんと家族の憂鬱を見せられるシーンばかりでちょっとしんどい。どこにも悪意が存在しないのにこんなにしんどいなんて、何とこの世は世知辛いんだ。
それだけに結婚報告のシーンは素晴らしく、涙がちょちょ切れそうになりました。僕も早く一人暮らしのオヤジにめんこい嫁っ子を紹介できたらいいなぁ、と思うのでした。[DVD(邦画)] 7点(2009-12-11 15:10:01)《改行有》
3. 無能の人
原作未読です。無能というより芸術家気質な社会不適合な男と、その家族の静かな物語。退屈といえば、退屈なんですが、なんとなくこのグデっとした感じに巻き込まれて、心地よいゴンチチのBGMとともにボケーっと観てしまいました。案外暖かな映画でした。
竹中直人は、やはりこのぐらい抑えが効いてた方が良い味が出ます。近年のコメディ映画に出まくり、やたら前に出てくる演技に辟易気味だったのですが、ホントはこういう役がやりたいのかな、と思いました。あまり自分を安売りしないでほしいものです。[DVD(邦画)] 6点(2009-07-01 11:38:49)《改行有》
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