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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 夢(1990) とても美しい映像の見る絵本。メルヘンチックで美しい映像美はとても印象的。最初の「狐の嫁入り」は子供の見た夢、話が進んでくると戦争の亡霊や原爆の恐怖、地獄絵図風など監督のメッセージ性もあって、この辺りはややおどろおどろしている。しかし最終話が水車のある美しい村の葬列がお祭りのように楽しげで美しいシーンになっているのは通してみれば日本の歴史のあれこれや、人の一生を描いて明るい希望になっているようでもある。かつての巨匠の力技ではないけれど、映像やいいたいことへのこだわりは十分感じられる。6点(2004-07-01 18:12:29) 2. 誘拐(1997) 町中であれだけのシーンをロケで撮ったのは大変なことだったと思うし、身代金を持って走り回らせるシーンに緊迫感もあった。後半のオチも意外だった。なかなかがんばった作品だったと思うが、なぜか時間が経つにつれ記憶から薄れるのも早かった。6点(2003-12-27 18:34:21)
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