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1. ユニコ/魔法の島へ
《ネタバレ》 ユニコの旅とは言え、話は行き当たりばったりで起承転結が無く、コレと言ってキャラ以外に印象が薄い作品。前作は良くとも、これで続編を乗り切るのもやや単調な気もする。確か、ユニコが途中で立派なユニコーンに大変身していたっけ(?)。ユニコから共和を求められ、ククルックの気持ちに変化が…と言うのもユニコらしいと言えばユニコらしい解決方法。表面上、それが偽善に見えると単に子供騙しに見えるが…。4点(2004-03-15 01:34:09)
2. 誘拐(1997)
高倉健演じる津波浩が、前半に現金の運び役として街を縦横するシーンは面白かった。周りの報道陣は、各ワイドショーやニュースの本物の報道陣が実際に撮影にあたり、のちに芸能ニュースで撮影時に回していたVTRを放送していた。エキストラ無料+宣伝費を抑えた所は…なるほどね。邦画では珍しい演出に、ドキドキハラハラした前半に比べて、その後のストーリーの衰えには観る気も失せる程。中盤からバレバレのあのラストもなんだか納得行かず…(苦)。 3点(2003-12-07 02:39:30)
3. ユニコ
手塚作品ならば、ブリンクよりもユニコの方が可愛くて好きだ。登場人物を見れば、神・悪魔・妖精など…、ユニコーンを模した作品だけにファンタジー要素が強い上、宗教的な構成が要所要所で見られます。「手塚治虫の旧約聖書物語」と言うマンガ本を執筆された手塚先生だから…と思えば構成意図が分かる気がする。お伽話にも似たストーリーはどちらかと言えば幼児・女の子向きな作品ですが、色々と興味深い手塚作品。…ちなみに、西風役に倍賞千恵子さんの配役とは…当時知らずに観賞していたので最近知ってビックリ。 6点(2003-11-20 21:25:38)
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