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1. ゆきゆきて、神軍
戦時下のショッキングな事件を執拗に追求する奥崎さん.すごい執念.すごいエネルギー.すごい人です.でも,間近にはいて欲しくない人ですね.猛獣みたいなもの.彼我を隔てる檻が必要.まあ,実際,檻に入っておられたわけですが.そう言えば,奥崎さん以外にも強烈な人物が登場してましたね.錯乱しながら「兄は!」「兄は!」って叫んでいるおばさんとか,奥崎さん以上に怖かったです.9点(2003-09-20 23:41:06)
2. EUREKA ユリイカ
《ネタバレ》 「心の傷を癒していく過程を淡々と描けば良いのに,なんで連続通り魔事件なんて入れるかな.パニック映画じゃあるまいし,主人公の周りで物騒な事件が起きすぎだよ.」というのが前半の印象です.犯人があの少年だったということで,一応,「あぁ,そうか!」と納得しました・・・が,それもつかの間,すぐに新たな違和感を覚えました.「バスジャック事件の被害者たちが身内の殺人鬼を出頭させたのに,なんで当て所ないバス旅行を続けられるかな.落とし物の届け出じゃあるまいし,警察もマスコミも大騒動になっているはずだよ.」という疑問とともに.あれこれ考えて首をひねっているうちに時間が過ぎ去ってしまいましたので,217分という時間を長く感じることはありませんでした.[ビデオ(邦画)] 7点(2007-08-17 16:21:55)
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