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プロフィール |
コメント数 |
558 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
馬鹿の一つ覚えのように「映像ガー」「音楽ガー」「テンポガー」と言っております。お許しください! 目指すはレビュー数1000 社会人になってなかなかレビューを書けなかったのですが、また書いていきたいと思います。この数年間も変わらず映画が大好きだったので。 |
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1. ゆきゆきて、神軍
《ネタバレ》 奥崎謙三という強烈な怪物をうまくカメラに収め、一本の刺激的かつ価値観に刺激を与えるドキュメンタリーにした手腕が見事。インパクトのあるイントロや、最後、急展開であっけなく(奥崎謙三氏をバックに)エンドロール、という展開も痺れた。
彼は自分自身の思う「正義」や「神」の名の下に行動を起こす。「警察は呼ばれる前に自ら呼ぶ」というスタンス、時には罵り、時には殴り、時には謝罪し、時には思いやり涙する。そして妻や知り合いに遺族の代役をしてもらってまで殴りこむ。
しかし彼の「正義」や「神」というのはただの屁理屈で、単に腹が立つから罵り、殴るだけである。「戦争が生んだ怪物」の様に描かれてはいるが、実際はただの暴漢だ。戦争がなくたって彼は腹が立った相手を殴り殺すような人物になっただろう。
奥崎謙三の行動は0点だが、一本のドキュメンタリー映画としては9点。[DVD(邦画)] 9点(2011-12-11 16:23:02)《改行有》
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