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プロフィール
コメント数 1726
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  ゆれる 《ネタバレ》 対照的な性格の兄弟間で交わる感情が、一つの事件を通して見事に描かれている。 深層心理にまで関わる心理劇のようで、複雑な人間の心の深淵を覗き見る思い。 兄弟ともに、抑圧された心理がチラっと顔をのぞかせる瞬間が見逃せない。 それが事件の真相への手がかりとなるサスペンスとなっている。 「智恵ちゃん、結構しつこいだろ……酒飲みだすと」 関係を持ったことがバレたかと思った弟は、酒のことかとホッとする。 兄に鎌を掛けられたと知ったのは、後の裁判中でのこと。 兄と弟の心の揺れを浮かびあがらせるような描き方がうまい。 兄弟役の演技も共に良かったが、特に香川照之が素晴らしい。 本作では、何が真実なのか明確には描かれていない。 『羅生門』のように人の主観によって真実が複数存在するようにも見える。 人間の心理を完全に解き明かすのは難しい。 一定のものではないし、本人でさえ気づかない要素もある。 証言に影響を与えた弟の深層心理も、本人は気づいていなかったのだろう。 ラスト、兄は弟の呼びかけに応じてバスに乗らなかったのか、それとも乗って去っていったのか。 これは、兄の心理を解き明かす上で、180度変わってくるところだ。 その解釈は観客に委ねられているが、これは作り手としてズルイと思う。 個人的な見解をいえば、兄はバスに乗って去ると思った。 後で原作も読んだが、小説のラストも明確な描写はないものの、その印象を強くした。 バスに乗らなければ、予定調和的なラストになって作品自体の評価が下がりそう。 あの状況で弟を受け入れるなんて、そんな簡単なものじゃないし、弟に都合がよすぎる。 でも、その結末が描かれていないと、評価のしようがない。 結末を描いてしまえば、バスに乗ってほしい観客とそうでない観客のどちらかが失望する。 都合のいいように受け取ってくださいというのは、ある意味無責任で、都合よく逃げているとも言える。 面白い映画だっただけに、その点が残念でマイナスポイント。[映画館(邦画)] 7点(2012-12-28 23:54:08)(良:1票) 《改行有》

2.  湯を沸かすほどの熱い愛 《ネタバレ》 宮沢りえが幸薄くも愛の深い女性を好演。捨てられて捜し求めた母に、やっと会えると思ったのに拒絶される。 でも、自分は周りの人たちに愛を与え続ける。いじめで不登校になった安澄を厳しく叱りながらもそれに立ち向かう強さを教える。 真実を隠して安澄を自分の子として育てながら、耳の不自由な実母と会話ができるようにと手話を習わせておく。 浮気性の夫も、引き取った血の繋がらない子供たちも、仕事の依頼で関わった探偵も、双葉の慈愛に動かされている。 末期ガンと診断されてからの物語となると、ありきたりな感動押し売りになりがちで醒めてしまうことがよくある。 でも、この作品はそういう押し付けがましさは感じず、素直に入り込めた。エピソードの中には出来すぎだと思うものもあるけれど。 イジメに対抗して教室で制服を脱いだとしても、現実ならそれでイジメが止むどころか更にネタにされるだけのような気はする。[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-07-19 19:56:21)《改行有》

3.  夢売るふたり 《ネタバレ》 西川美和監督の「ゆれる」がおもしろかったので期待したが、見終わった時すっきりしなかった。 自分にとって感情移入しにくい設定だったのもあって、いまいち乗れなかった。 最初は特別イケメンでもない男が都合よく結婚詐欺をポンポンと成功させるところから、シンプルなコメディかと思わせる。 ところが、どんどんブラックテイストでシリアスな展開に。 人間の心の深淵をえぐり出すのがこの監督は得意なようだ。 複雑な妻の心情が女性監督らしい細やかな描写で表される。 これがセリフ以外の描写で訴える部分が多く、あえてそうした作りにしているのだろうけど不親切なところが散見される。 説明しすぎでくどいのも嫌だが、不親切すぎるのも曖昧でモヤモヤが残る。 冒頭火事になったシーンで、夫が唯一店から持ち出したほど大事な包丁。 その包丁が夫婦の崩壊を象徴するアイテムとして効果的に終盤で登場。 子持ち女の家に持ち込まれた包丁に、妻の心がかき乱される様がセリフなしに語られる。 ラストの妻の表情は、観る人にいろいろ想像してくださいと放り投げたもの。 この映画は観る者の想像を広げるためにあえて描写を省略させているところが幾つもある。 例えば、夫婦に子どものいなかったのが気になったが、それに関する夫婦のセリフや直接的な描写はほとんどない。 全般的に細かい示唆は散りばめられているが、受け止め方によって違った解釈が可能なところも。 意図的にあれこれ省略して不親切になっているのはわかるのだが、少なくともラストを曖昧なまま終わらせてほしくない。 「ゆれる」のラストもそうだったけど、都合のいいように受け取ってくださいと逃げているようにも感じられ、このやり方は好きじゃない。[DVD(邦画)] 5点(2014-02-05 23:46:12)《改行有》

4.  誘拐(1997) 《ネタバレ》 犯行動機や犯人像がなかなかわからず、公害訴訟という手がかりを得たのが1時間経ったくらい。 それまで身代金を持って走っているシーンが長すぎてだれる。 アイデアは面白く、真相には『オリエント急行殺人事件』を彷彿させる部分もある。 捕まる覚悟であの主犯のキャラなら、被害者仲間を共犯にしないために最初から単独で実行すると思うが、そこが少し矛盾しているようにも思えた。 復讐される側はされて当たり前という説得力をもって描かれているので、作り手の思惑通りに犯人を応援してしまう。 渡哲也というキャスティングが最大のカモフラージュ。[ビデオ(邦画)] 5点(2013-06-10 00:23:36)《改行有》

5.  ユリ子のアロマ 《ネタバレ》 汗を吸った剣道の防具の臭いは独特。 その臭いでウットリするユリ子は十分変態チックな匂いフェチ。 やりたい盛りの年下童貞男が、エロくて風変わりな女に翻弄される。 『月とチェリー』でもそうだったが、こういう役どころに江口のりこはピッタリ。 『戦争と一人の女』では役柄と合ってなくて酷い大根に感じたが、ここでは自然体。 ただ、ストーリーにはいろいろアラが見えて乗り切れない。 同級生のみほ(木嶋のりこ)を簡単に捨てたのもピンとこない。 ユリ子が徹也と最後までいかないというのも、ユリ子のディテールが描かれていないので伝わらない。 ユリ子にアロマを教えてもらう女性客は、いったい何のために登場したのか。 原紗央莉のヌードを見せたかっただけなのか、ストーリーには最後までまったく絡んでこなかった。 こういうストーリーとまったく関係ないAV出身嬢のお色気シーンを、無理やり入れるのはやめてほしい。 女優やアイドルの裸ならともかく、AV女優の裸が見たければAVを見ればいいんだから。 童貞高校生と匂いフェチのアラサー女のラブストーリーというアイデアから作られたのだろうが、ほとんど出オチの感があって、その後にハッとするような展開が一つもない。 物語の広がりや深みがないので途中から退屈してしまう。[DVD(邦画)] 3点(2014-10-17 01:06:20)《改行有》

6.  友情 Friendship 元は感動的な実話だけれど、映画はちょっと退屈で感動もできなかった。[ビデオ(邦画)] 3点(2013-01-12 22:56:41)

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