|
プロフィール |
コメント数 |
580 |
性別 |
男性 |
年齢 |
50歳 |
自己紹介 |
|
|
1. 容疑者Xの献身
《ネタバレ》 原作を読んだのは電車の中。余韻あるラストに公衆の面前で声を上げて泣きそうになったのを憶えています。話自体が優れているので普通に作れば面白いものが出来るはずですが、多少不満が残る出来でした。まずテンポが最高に悪い。ドラマ版の様に軽い感じの話ではないので難しかったとは思いますが、それにしても悪すぎます。無駄なシーンも多数。TVドラマと映画の差別化を計ったんでしょうが、途中いらいらしてしまいました。成功した点は福山色を薄くした事でしょうか。福山と堤は乗り物で言えば竹馬と新幹線ぐらいの差があるわけで。いくら福山がハマり役と言ってもまともには戦える相手ではない。軽くてスタイリッシュだが熱演が苦手な福山をあまり出さなかった事は良かったですね。一方の堤はラストのためにずっと抑え気味でしたが、その中でも素晴らしい演技を見せてくれました。堤と数学と言えば『やまとなでしこ』の欧介さんとかぶりますが、全く違った人間をしっかり見せるあたりはさすが。肝心のラストは原作の100分の1の出来。雪などはあざといし、柴崎コウの歌も全く合っていない。総合すると5点だが、孤軍奮闘の堤真一に1点プラスして6点。
[DVD(邦画)] 6点(2009-06-04 08:21:09)《改行有》
2. 陽気なギャングが地球を回す
伊坂幸太郎作品は映像化には不向きだと思ってきました。軽い感じの物もありますが、あのこねくり回した言い回しやスタイリッシュな雰囲気、独特のノリみたいなものが日本人向きではないと思ったからです。この映画も殆ど期待せずに見に行きましたが、感想は結構頑張ったな~というものでした。もちろんこれはお金払って映画館で見たのも大きいですが、流れや映像、編集などで結構出来るんだなーと感心しました。本が売れない時代ですが優れたものは他にもたくさんあります。日本映画界も頑張って欲しいですね。[映画館(邦画)] 6点(2009-02-16 18:52:30)
3. 妖星ゴラス
ケチをつけたくない程の真面目な作りと、職人魂を見せてもらった。[DVD(邦画)] 7点(2008-10-20 19:48:38)
|