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1. 夜のピクニック
《ネタバレ》 先にここでの悪評を先に読んでると、いつもそうなのだけど、結果的に、意外とよかった。レビューサイトってそういうものかも。原作読んでいたけど、違和感もなかった。最後の展開はやっぱりよかった。もちろん、本音を言えば、アニメは要らないと思うし、原作にないギャグもあまりセンスはない。でも、青春映画の傑作と呼ばれる作品の中のギャグって、実は、結構貧弱だったりする。そのレベル。プラトーン、この年頃の子供にやられても、どうかって思う。ディープ・パープルの話に乗ってくる女子高生って(特にああいう軽い子には)いないんじゃないかなあ。リアリティないかな。と、文句は言ったけど、素直に感動したんだよ、おっさんは。[DVD(邦画)] 8点(2007-09-13 22:57:37)
2. 夜の河
《ネタバレ》 山本富士子の魅力ぜんっかい。でもちょっと露出の多いショットで二の腕が意外と太かったのが気になってしまいました…(ごめんなさい!)
吉村監督も、女心を描写するのに長けた監督として知られてますが、私の知る限りでは、この作品のように、女心の「純」な部分を前面に押し出しているのがむしろ珍しいように思います。『夜の蝶』っていう、同じ山本富士子主演でよく似たタイトルの作品がありますが、山本vs京マチ子の火花のちらしあい、ってのも、それはそれで見事でした。って、ほかの映画の話をここで書いてどうする!(いや、まだ『夜の蝶』がこのサイトでアップされてないもので。
ほかの方も書いておられますが、色彩が見事です。山本富士子にはこういう純日本風の風景がよく似合う。三隅研次監督の『白子屋駒子』を見たときにもそう思いました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-09-10 21:41:11)《改行有》
3. 楊貴妃
《ネタバレ》 溝口監督でなければもう一点高かったと思います。溝口監督にしては、演技が大袈裟で、荒いなという印象。人物描写もやや深みを欠きます。肝心の話は、始めと終わりがあって、中間部が抜けている感じ。お忍びで祭りにもぐり込む場面は、やはりいい演出だな、と唸りました。[CS・衛星(邦画)] 6点(2007-02-07 23:15:49)(良:1票)
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