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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 雷桜 《ネタバレ》 一応、デートムービーなんでしょうね。 でもね、申し訳ないけど、この映画に価値がほとんど見出せなかったんですよ。 やってる事が非常に中途半端なんですよ。喋りは完璧に現代口調だし、馬に筵を敷いてるクセにむしろの前後がしっかり盛り上がっているし、そもそもタイトルになっている雷桜にしたって、20年でイチョウの巨木の割れた間に付いて、あそこまで大きくなる山桜なんてねぇよ!とかね。 いや、突っ込み所が満載で、いちいち挙げるのも辟易するくらいですけどね。 特にラスト、少人数とは言え、一応は大名行列の中に馬で突っ込んで行けば、普通は有無もいわさず切り捨て御免でしょ。生麦事件を知らないなんて言わせないですよ。それが出来なければ、同行していた者は全員斬罪でもおかしく無い様な状況なのに、簡単に素通り出来るってどういう事?あたしは良くここまで席を立たなかったと久々に自分を褒めましたよ。 そもそもこれ、時代劇にする必要が何処にあるの?原作が時代小説だから?それだけでの理由で時代劇にしたのだとすると、監督もプロデューサーも舐め腐ってるな、としかあたしには思えません。 テレビの広告収入が減少しているから、恋愛をネタにし、人気俳優やちょっと格好の良い俳優を主役に打ち出して、安易な金儲けを考えるというのはいい加減止めて欲しいものですね。 蒼井優は健闘していたと思うけど、内容が内容だけに、感情移入する様な状態にまで持って行けなかったです。 唯一良かったかなと思うのは池畑慎之介の怪演と柄本明の切腹時の迫力かな。それ以外に評価出来る部分を残念ながら見出せませんでした。 [映画館(邦画)] 2点(2010-11-11 03:18:39)《改行有》 2. ラブ・ストーリーを君に あら、意外と評価が低いんだ。あたしはこれそんなに悪いとは思わなかったんだよね。やっぱり原作を読んでいると、どうしても原作と比較してしまうのかな?あたしも元々は原作至上主義なので、結構斜に構えてみていたクチではあった筈なんだけど、セカチューに比べたら、アイドル映画っぽくなっているけど、こっちの方がまだマシかな、って気がします。[映画館(邦画)] 6点(2010-10-31 23:38:11) 3. ラーゼフォン 多元変奏曲 これって、「勇者ライディーン」のオマージュ作品なのかな、と見て取りました。 (知ってる人すくねぇよなぁ) TV版を全く見てないので変な勘繰りもせず見る事が出来たので、その点は良かったかな、と。 でも話の展開的にはテレビの構成からのよりぬきのせいなんだろうけど、次の展開が読みやすくて、初めて見るのに先が読めちゃうってのはちょっと辛い所があります。 ネタ的にエヴァンゲリオンにかぶる事がかなりレヴュアーには引っ掛っているみたいですけど、それを言ったらエヴァ以降のロボットアニメは引っかかるものが多すぎるから、この際考えないようにした方が見ていて楽しいんじゃないかと思いますね。[DVD(邦画)] 7点(2007-07-20 12:34:21)《改行有》 4. ラブ&ポップ エヴァの影響でみたとしたら多分、損しただろうね。売れっ子かもしれないけど、村上龍のネタは映画にしてもあまり面白みが無いと思っているあたしにとって、せっかくの日本映画だけど評点を下げさせて頂きます。庵野さんは元々ああいう人なのでエヴァにはしがみついてないけどそうは思えない作風になっちまうんだなぁ。3点(2001-08-18 00:27:14) 5. ラヂオの時間 良かったです。これだけ徹底したシチュエーション・コメディというのは中々日本で作りたがる人がいないから。キャラクターも個性が強いしのに決してその個性が強調されないのは舞台コメディをそのまま映画に持ち込んだからなんでしょうね。これ見てたら、メル・ブルックスとウッディ・アレンの凄さがわかった気がします。9点(2001-07-19 18:44:10)
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