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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ラヂオの時間 《ネタバレ》 ラジオドラマというのは深夜にまったりと聴くものだが、その舞台裏ではこんな大変なことに…という、『ダイ・ハード』も真っ青の作品。なぜ『ダイ・ハード』を引き合いに出すかというと、伏線の張り方が半端じゃなく、そのスリリングさはコメディを越えてアクション映画の粋。有名女優のワガママに始まり、音声さんの妙なこだわり(「マシンガンならシカゴ!」)を経て、脚本はすっかり崩壊、事態を打開するのは警備員のおヒョイさん、というのが何とも可笑しい。ところどころで挿入される渡辺謙のトラック運転手も笑える。邦画コメディの最高傑作。[DVD(邦画)] 9点(2008-01-12 09:42:15)(良:1票) 2. Love Letter(1995) 《ネタバレ》 ここ最近女優復帰しているミポリンでありますが、やはりこの頃が一番輝いているな~、と。一人二役というのも、若く美しいミポリンを堪能するのに充分な配慮で、この少女漫画的世界を見事映像化してみせた岩井俊二の力量は凄い。中学時代のシーンが特に鮮やかで切ない。素敵なラブストーリーなのに、やたら落ち着かないカメラワークと、滑舌の悪いトヨエツに減点。[ブルーレイ(邦画)] 9点(2007-08-26 19:52:01) 3. ラスト サムライ 舞台は日本といいながら撮影はオーストラリア(ニュージーランドだっけ?)なので、風景が妙に異国的だったり、トムクルが「サケ!サケ!」を連発するシーンなどは失笑ものだが、そんな重箱の隅をつつくようなアラ探しはやめて、素直にこの映画を讃えたい。渡辺謙や真田広之がハリウッドで充分通用する俳優だと分かっただけで満足。この映画が日本人俳優の海外進出の足掛かりになったことは間違いない。[映画館(字幕)] 8点(2007-10-27 21:17:54) 4. 乱暴と待機 《ネタバレ》 始まって10分もしないうちに失禁と嘔吐って…すごい映画を引き当てたものだ。暇つぶしに観るつもりだったのが、途端に目が離せなくなってしまった。最近良い仕事をしている小池栄子とメガネがお似合いの美波が素晴らしい。それに比べ、男共はホント馬鹿だな。「そこんところは積極的に麻痺していこう」って、すげえ台詞!![DVD(邦画)] 7点(2011-09-15 18:55:26) 5. らせん 《ネタバレ》 『リング』のテンションで観たら痛い目に遭うが、「呪いのビデオ」解決篇としては悪くない出来。前作では「呪い」の一言で片付けられていた現象を科学的に解明しようとする試みは面白く、「ウィルスによる人類の進化」というテーマも意外性があって良かった。前作は死ぬこと自体が恐怖だったが、今回は生き残ってしまった者たちの苦悩が描かれる。佐藤浩市の演技に助けられている部分は大いにあるが、「Jホラー」ブームの今だからこそ、再評価されるべき作品。[DVD(邦画)] 5点(2008-06-17 21:55:42)
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