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1. るろうに剣心 伝説の最期編
《ネタバレ》 前編より話がタイトで良かった ちょっと長過ぎるけど すぐグルグルするカメラワークも丁寧でいい 剣心のキャラが最初から陰々滅々でちょっと気がめいる ヒロインの武井咲の見せ場がほとんど無いのが不満だが、その他のメインキャストは一人ずつ丁寧に見せ場を作ってあって好感が持てる 江口洋介の斉藤一はメチャカッコいい 藤原竜也も顔は全然判らないが怪演 各自の強さが良くわかる殺陣も前回よりも特徴があって良かった気がする しかしあまりにもチャカチャカしすぎてフェンシングの試合のようで日本刀の切り合いのような重厚な感じがまったくしない むしろ冒頭の福山雅治との指南の方が良かった気がする 短いカットで早いシーンが連続すると慣れて来てつまらなくなってくる ソードアクションはチャカチャカがインフレだと飽きるな ラストの志々雄大暴れは強過ぎ さすがラスボス メインキャスト全員でかかっても切り崩される志々雄の爆発する切っ先は凄い 原作はこの手の派手な剣法なので、原作に忠実な派手なエフェクトの剣法がもっとあってもよかったんじゃなかろうかと思わせた しかし全員で強い志々雄に斬り掛かるのはどうだろう 戦隊ヒーローが悪怪人一人に全員攻撃を思わせて、悪人には皆で立ち向かってやっつけても卑怯とは言わないのだろうか 卑怯と言えば伊藤博文のクズぶりは特筆物 最後は全員があきれて唖然としていた様にも見えた[ブルーレイ(邦画)] 7点(2015-07-05 13:42:03)
2. るろうに剣心 京都大火編
《ネタバレ》 事前に同じエピソードを描いたアニメ版の「るろうに剣心 新京都編 前編 焔の獄」と「るろうに剣心 新京都編 後編 光の囀」を見てざっくりおさらいをした アニメ版は完全にダイジェストな作りなのでむしろストーリーや登場人物の関係がわかりやすい アニメとしては全くダメだが アニメ版のダメな所を映画が補完した作りになっている 前作ほどヒロインの出番が少ないのがちょっと不満だが「るろうに~」の世界観は前作より遥かに作り込まれている カメラワークも昔の時代劇の様に王道な感じ 斬新さはないが安定していて見やすい 走りながら相手を倒す剣心独特の殺陣も良く出来てるが、前作程のインパクトは無かった やはり殺陣そのもので魅せる映画では韓国やインドネシアにはかなわないなとおもわせる まぁ悪くはないと言った程度か 剣心を含めてメインキャラクターは非常にたっているのでこれ以上漫画的だと違和感があるだろうな その漫画的なキャラをリアルにしている衣装は素晴らしい この漫画的デザインの衣装をリアルに造形した所が今回は一番新しいと思った[ブルーレイ(邦画)] 7点(2015-02-05 02:20:41)
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