みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ROBO☆ROCK 主演の塩谷瞬と主題歌のクロマニヨンズに惹かれて観たのだけれど、、う~ん、薄い、薄ら寒い、、。たぶんB級テイストでかつオシャレな映画を狙ったのだと思うけれど、な。ラストで流れる「東京ジョニーギター」がカッコ良さと映画の出来の落差が悲しかった。[DVD(邦画)] 3点(2008-08-24 16:54:19) 2. ロスト・イン・トランスレーション うーん。最初のスカーレット・ヨハンソンのお尻は良かったんだけどなあ。何か、短編映画でも良かったものを日本のエキゾチックな映像(外国人にとっての)とホテルでウダウダする二人のシーンをダラダラ入れて無理に普通の映画の長さにしたという感じ。それにソフィア・コッポラの経験が相当反映されているらしい登場人物二人も、要は家族もいて本来なら幸せな筈なのに何だか不安で自分の居場所がない感じって事でしょ?そんなん、寂しいモン同士で傷を舐め合ったって解決しないぞ。ちゃんと自分の中の「孤独」と向かい合わなきゃ、と画面に向かって説教したくなってしまった。あと、映画に登場する日本人の描写に関しては別に文句はないけどさ、そこで切り取られた日本の風景がいかにも「大都市TOKYO」なトコといかにも「エキゾチック・ジャパーン」な京都ってのがなー。どうせならあんなお洒落ぶったストリップバー(?)とかカラオケボックスとかじゃなくて、浅草ロック座とか新宿ゴールデン街とかに行けば良かったのに。確か上野の方には外国人バックパッカー用の安い民宿とかもあるし、そういうところの方がよっぽど刺激的でスリリングだと思うぞ。ま、良いけどさ。あ、そうそう、意地悪なアメリカ人に「どうして日本人はLとRの区別ができないの?」と言われたら「言語にはそれぞれ発音の体系というものがあって、それから外れた発音の仕方はなかなか体得できないものなのですよ」と丁寧に教えてあげるか、それがメンド臭かったら「アメリカ人だって“カラオケ”って発音しないで“キャリオーキィ”って言うじゃん。あんまし自分たち中心で物事考えてると、知らない内に嫌われるぞ」と言ってあげると良いと思います。6点(2005-02-11 17:38:28)(良:1票) 3. ロボコン 「ロボコン」というユニークな題材に寄りかかりすぎかなあ、という気がしなくもなかったけど、青春モノとしてはなかなか良かったんじゃないかな。はじめは「ウォーターボーイズ」パターンかな、とも思ったけど、ある意味「オズの魔法使い」、つまり登場人物が冒険(この場合は大会だけど)を通じて自分の欠点を克服していく、というお話なんだな、と解釈しました。大会前日のラーメン食べるシーンが良いですね。ただ、主人公の女の子は可愛いのに宣伝用の写真(怒ったような顔でにらんでるやつ)の写りが悪くて、ちょっともったいないな。7点(2004-10-25 20:28:28) 4. 浪人街(1990) この作品は、何の予備知識もなくたまたまビデオ屋で手に取ったんですが、脚本があの笠原和夫(←なーんて書くといかにも映画通みたいですが、サラダパックさんに教えていただくまで全然知らなかったんですよね)!ということで早速観てみました。うーん期待を裏切らない作品!単なる勧善懲悪というのではなく、浪人達がそれぞれ弱さや情けなさをもっているのが笠原さんの良さなんでしょうね。ウヒャヒャ笑いが印象的な原田芳雄(最後の最後でおいしいところもってくのが、ニクい)、勝新太郎の凄みの中にあるある種の愛嬌(この人のラストはイマイチ納得がいかなかったけど)、田中邦衛の情けなーい感じ(決戦に臨む時のなんとも言えない彼の姿は必見!)、石橋蓮司の切なさと悲壮さ(個人的に一番好きなキャラ)、どれも魅力的でした。決戦のシーンはそれ程チャンバラが好きでない僕が見てもドキドキしました。この映画って、昔の同名映画のリメイクらしいですね。そっちも観てみたいなあ。 8点(2003-12-03 21:14:18)(良:2票) 5. ロックンロールミシン 《ネタバレ》 うむ、傑作!行定監督が本当に撮りたかった作品を撮った、っていうかんじですね。主役四人の演技は言うに及ばず、室内の光の感触とかもかなり良かったし、スタジオとして使っているマンション(アパート?)に行く途中の坂道や、束の間の開放感を象徴するような屋上のショットが印象的でした。ラスト、夢破れ、また退屈な日常に戻ったかに思えながらも、かすかな希望を感じさせる「Tシャツ」のエピソード、オフィス街をふわりと飛んでいく風船、そして一心不乱にミシンがけをするリョウイチの姿に心動かされます。9点(2003-08-20 19:18:09)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS