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性別 女性

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  私は貝になりたい(1959) 名脚本家、橋本忍が書いたセリフの数々にとても深い意味と真実を感じて共感させられる。 事件の責任者である矢野司令官が解体された日本軍に替わって警察予備隊(自衛隊の前身)が創設されるというので言う言葉、「民主的な軍隊なんてどこにもありはしない」「新しい憲法で一番いいのはもう戦争をしないということだ」 これが自ら戦争を体験し、死刑を前に責任者として罪を認めている人物のいう言葉だからこそ実感がこもる。 演じた藤田進はとても存在感があって印象的。 末端の豊松と同様死刑になった同房者が、「嫌な時代に生まれ、嫌な仕事をした」という言葉だって不幸な時代に生まれ合わせた不条理の真実を突いている。諦めで達観した彼は賛美歌を歌いながら刑に赴く。反対に最後まで無罪釈放を信じていた豊松に突然下された死刑執行の驚愕と絶望はもはや人間に生まれ変わることさえ拒否する。 刑の執行に赴くシーンにかぶる豊松の悲痛極まる遺書はフランキー堺の語りが胸に迫って強烈なインパクトがある。 戦争や軍隊といった非人間的なものがもたらす不条理や悲劇を見事に表現している本作は、この映画が作られた時代より現在さらに存在感は大きい。9点(2004-07-05 19:47:24)(良:1票) 《改行有》

2.  悪い奴ほどよく眠る 昔一連の黒澤作品リバイバルで見た時にはこれにも感激した記憶がある。最近また見たがテーマ、であるとはいえ正義が殺されて悪いやつが残るというので気分的にはすっきりしない。しかしそのやるせなさも題名どおりの説得力があるし黒澤独得の話に引き込まれる緊張感とスリルがある。三船の存在感や語り口が素晴らしい。8点(2003-05-24 17:32:45)

3.  わが青春に悔なし この話にはモデルがあって、京大教授八木原は法学部教授・滝川幸辰、野毛は尾崎秀実だという。時代背景は昭和8年から20年の敗戦まで。京大教授の娘のお嬢様が時代に流されることなく、信念を持った男を選び、苦難の末に自分の選んだ道に悔いはないという、強い女性の生き方を描いている。黒澤は男くさい作品が多いのでこれと戦時協賛映画の「一番美しく」などは珍しい女性映画。この映画とは180度転換、戦後価値観のひっくり返ってまだ1年という時に、反戦、民主主義をたたえるようなこの作品ができたのは、アメリカ占領下で検閲があり内容に制約があったことがある。原節子がこんなに泥まみれの強い女性を演じたのも他にない。知性と強い意志を感じさせる大きな目に説得力がある。女は平和で安定した生活を選ぶのが常なので、こういう生き方のできる女性は少ないだろうと思うけど・・ 7点(2003-05-24 15:22:46)

4.  笑う蛙 ちょっと独特の雰囲気のある作品。これは主演の大塚寧寧の持ち味がそのまま反映されてるのかも知れない。逃げて隠れてる長塚、新しい恋人の國村隼もおもしろい。母が雪村いづみでその恋人がミッキー・カーチス、これも粋な配役。アンニュイでどこまでも冷静な主人公がユニークで、男達があたふたするのが面白く描かれている。6点(2003-06-01 12:45:55)

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