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プロフィール
コメント数 450
性別 男性
自己紹介 大阪府出身、岡山県在住、阪神・下柳と同年月日生

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  我が家は楽し(1951) 島津保次郎門下の中村登作品。この監督は公約数的にまとめにくい作品群が並んでいますが、この作品はズバリ松竹大船調のホームドラマです。ストーリィに起伏があるのが小津作品とは違うところでしょうか。夫と妻、4人の子供。絵に描いたように理想的なそれはそれは暖かい家族。貧しい中に仲睦まじく子供たちに精一杯の愛情をそそぐ夫婦、両親の愛を受け止める子供たち・・・。非現実的に流れそうなところを役者陣の名演がぐっと引き止めています。夫婦役は笠智衆と山田五十鈴という非常に珍しい組合せですが、この二人の食堂でののろけぐあいにはまいった・・・本当の夫婦だ、こりゃあ。しかし山田五十鈴の演技の達者なこと、素晴らしいとしかいいようがないです。カメラは、静的な中にズームやパン、アップを使用し起伏のあるストーリィとうまく調和しています。構図よりも役者の素材を活かそうとしている感じでしょうか。高峰秀子さんがただじっと前を見つめるだけのショットの数々、植木鉢のショットで見せる病院から家へのカットつなぎ、隣家の物言わぬ老人(高堂国典)のショット、これらが実に多弁に展開していきます。ラスト、岸恵子さん(デビュー作だそうです)が歌うホームスイートホーム、家族がみんなで歌い出し、そのまま障子越しのシルエットになり隣家へと流れていくカメラ・・・反則や~と思いながらも、な、泣ける。ランナーが帰ってくるベースは、やっぱりホームベースなんですね~。10点(2004-12-08 00:28:13)(良:2票)

2.  私の兄さん 田中絹代と林長二郎(長谷川一夫)の共演、いや~お二人ともお若い・・・。田中絹代さんはこの作品では、純情っぽくもあり、ちょっと強がりでもありという令嬢、須磨子を演じておりますが、台詞やしぐさがほんと可憐で当時の男性が魅了されたのもよくわかります。林長二郎さんはやはり長谷川一夫さんで、所作がハセガワカズオしておりますね~。でこの二人が兄妹かといえば、そうではなくて、林さん演じる文雄の腹違いの兄、重太が〝私の兄さん〟になります。この重太を演じているのが河村黎吉さんで、タイトルにふさわしく名演なんです。継母である文雄の実母との関係、弟の文雄との関係、やや距離をおきながらも暖かい眼差しで二人を見守る役柄を見事に演じております。そしてこの作品は、ロードムービー的なところがありまして、といっても郊外をタクシーでいくだけなんですが、運転手の文雄と客の須磨子のロマンスが生まれていくさまが見ものなのです。また飯屋で須磨子が椅子に息を吹きかけたり、割り箸をねだったり、彼女の育ちのよさをさらっと描いているところなんかも楽しいです。ラスト、夕日にかぶせられる二人の会話・・・♪ほろり・ほろり ふたりぼっち~ ってとこでしょうかね~。もらい泣きまではしませんでしたが。8点(2004-11-18 23:13:13)《改行有》

3.  わらびのこう 蕨野行 日本の原風景。四季。母娘の心の交流。いかにも「邦画でございます」的雰囲気が見る者を遠ざけているように感じますが、なしてなして。風景や母娘の描写はほどよく抑えられていて、蕨衆(わらびしゅう=蕨野で暮らす老人たち)の生死をも含みこんだ主体的な生き方が前に出ます。この作品ではそこに重さや暗さがないのです。川で水を浴びる女たちのしぐさ、言葉など実にかわいい。しかし土地柄、60歳になると蕨野に移り住んで自ら糧を得なければならないという慣習、知恵はなんとも暗示的ですねー。このまま地球の人口が増え続ければ近い将来、国際的に蕨野行法なんかができんとも限らんね、実際。8点(2004-04-20 13:35:09)

4.  わたしのグランパ 「囹圄(れいぎょ)」という言葉がこの映画を支配しており、ラストに平田満がその意味を石原さとみに語ることで、菅原文太の生き様を振り返るという仕掛けになっております。語りによって意味付けられるところにはもう一工夫欲しい気もしますね~。ところであの空中浮遊シーンはいったい何を表現しているのだ?いくら考えても感じようとしてもサッパリわかりません。前後の脈絡と一切関わりを持たないこの石原さとみの浮遊・・・その通りまったくこの映画で浮いてしまっています。でも好きなシーンもあって、グランマが格子戸を抜けて出て行った後に菅原文太が牢獄から出て行くところの共時性や、グランマがガラ~ンとなった部屋を眺めるシーン、そしてラストの石原さとみが自転車の後ろに乗っている時の表情・・・など。まあ石原さとみのかわいらしさにあふれた映画ですね。6点(2004-12-10 23:53:27)

5.  嗤う伊右衛門 《ネタバレ》 原作読んでないからか、わかりにくいとこおおすぎ。はあ?はあ? 映像が暗いしグロいし。ラストシーンで嗤ってるのは伊右衛門だけじゃなく岩も嗤っとるし、「嗤う伊右衛門と岩」になっとるじゃないか。 2点(2004-02-21 01:18:28)《改行有》

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