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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 若おかみは小学生! 《ネタバレ》 「ハァァ?高坂希太郎の劇場版アニメが、小学生の若女将モノ?」と、最大限の訝しみを以って今作に挑んでみたわけですよ私。 とりあえずテレビ版での予習をしてみた所「萌えみ満載な少女がマジカルなナニでキャハウフフするアニメ」ではないようで、一安心。 というか令丈ヒロ子原作の児童小説をアニメ化との事。見当違いな杞憂も甚だしいわ私よ!失礼。で、劇場版を改めて鑑賞。 …なんだろうなぁ。単なる「かわいい!」や「かなしい!」「たのしい!」でもなく、端的に「ハートフル」と言ってしまうのも、なんか違うような気がする。そうさのう…健気で静かなエネルギッシュ、とでも言えばいいのかな。そこに純朴でありながら美しい作画や美術、練られた脚本、演者の熱意なんかも合わさって、とんでもなく卓越されたなエンタメに仕上がったというか。 ラストシーンで神楽を舞うオッコ、真月、ウリ坊、美陽、それらを見守る観客の慈愛あふれる視線が、圧倒的な感動を呼んだように思う。 鑑賞者に彼女らのその後に思いを馳せさせるようなサッパリとしたエンディングも、見事だった。[DVD(邦画)] 8点(2019-04-15 01:13:10)(良:1票) 《改行有》 2. 藁の楯 ビー・バップ・ハイスクールの作者でもある原作者・きうちかずひろが「実写作品として制作したくとも、映画監督としての実績もコネもカネもない。漫画として描き上げようにも、自分はそこまでスキルのある漫画家じゃないし。(涙)」と、原作のあとがきで語っていたのを思い出します。映像化、おめでとうございます。 元々「現実的か否かで言うと、ギリギリ・アウト」な原作なのですが、その好奇的かつシンプルな筋立ちを、(若干の差異はあるものの)余計な手心を加えず実写化した点に、先ず好感。 クズ男役に藤原竜也というキャスティングは、なんというか良くも悪くも方程式と化してきましたね。[DVD(邦画)] 6点(2013-09-23 02:56:45)《改行有》 3. ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜 動画も脚本も演出も、水準以上。元ネタの原作に[if]の要素を加えて、ここまでの高クオリティとは恐れ入った。 常に手を抜く事しか考えていない(ように思える)近年の東映動画作品だが、一皮剥けたのか?もしくは監修の尾田栄一郎の手腕か?[DVD(邦画)] 7点(2011-11-05 02:20:44)《改行有》 4. 私の優しくない先輩 「またもや日日日原作の実写映画化、しかもアニメ作家が実写映画に挑戦てアホですか…」と呆れ果て、1ミクロンの期待もせずに観たのが幸いしたのか(災いしたのか)、非常に面白かった。 「らき☆すた」や「涼宮ハルヒの憂鬱」など、個人的にゃあまり得意ではないアニメを作る監督なだけに、意外な一面に驚きを隠せぬ私です。 チープながらも嫌味のない軽妙な脚本や、安易に泣かさない演出、エンディングの一発長回し撮りもお見事でしたが、川島海荷のヘソがやはり一番神懸かり的だったなぁ。(だいなし)[DVD(邦画)] 8点(2011-04-25 14:23:29)《改行有》 5. 笑う警官 社会派サスペンスかと思いきや、イヤハヤ、何てこたぁない社会派の皮を被った安いトンデモ・ポリティカルアクションでしたね。 そこはかとなく原作の良さが垣間見えるが、浮薄なジャズミュージックと泥臭く鈍重な脚本と演出でことごとく劣化していった感じ。 ただ、主役に大森南朋という起用。その一点だけは素晴らしいと思いました。[DVD(邦画)] 3点(2011-04-25 09:54:11)《改行有》 6. 惑星大怪獣ネガドン 《ネタバレ》 国内のフルCGアニメーション作品の世界では、すっごい高レベルな作品のではないかと思った。 短い作品時間も、脚本や演出の上手さで巧みに切り抜けていて、実にスッキリとしていた。 次回作は、是非長編で観てみたい。[DVD(邦画)] 7点(2011-03-19 15:25:41)《改行有》 7. ワイルド・ゼロ ゾンビとロックをB級にまとめた「ギターウルフ」の長編プロモーション・ムービー。 しかし、キチンとB級エンタテイメントとして成立している点が、見事。[ビデオ(邦画)] 6点(2009-06-10 06:01:20)《改行有》 8. ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち 《ネタバレ》 「ワンピースの劇場版に名作なし」というジンクスも、この作品で払拭されるか?という淡い期待に胸躍らせ鑑賞してしまった。不覚。全編新フィルムという大業をやってのけたワリに、どうしてここまでチープなのやら。東映アニメは子供さえ騙せりゃイイとでも思っているに違いない。感動でなく悔恨で泣けるとは。とんだキッズナップムービーでした。[DVD(邦画)] 2点(2008-02-13 23:10:05) 9. 嗤う伊右衛門 キャストや色彩センスなんかは及第以上なんですが、音楽が劇的にダサい。副題も奇跡的にダサい。鬼ダサ。せっかくの小雪の「もう二度と見られないかもよ?」なお岩メイクと好演技も、勿体無い感じ。京極ファンが相手(全てではないにしても)という高い目のハードルを前に完成度の隙の多さが目立ったが、まぁ、面白かったとは、思う。何でか。まぁ、音楽と副題が奇跡的にダサい以外は…なんでエターナルラブ?エターナル?ラララ、ラブ?(しつこい)[DVD(字幕)] 7点(2006-05-30 12:56:37) 10. 悪い奴ほどよく眠る 物語中盤辺りから安易に痛快さやカタルシスを求めていまいました。不覚。これって社会派モノだったんですよね・・・。でも、勝手に、ではあるが、どんでん返しでハッピーエンドを飾る展開を期待してしまったせいで、ラストのオチはあんまり好きじゃない。この怒りは理不尽な社会悪に対して燃やせばいい情念なのかな?三船敏郎&加藤武の演技は、素晴らしいが・・・。とかいいながらも、この点数。決してヒイキなんかじゃなく、やっぱり面白いのよね。7点(2005-02-28 23:41:50) 11. WiLD ZERO ギターウルフファンにはかなりお勧めな「ロケンロ~~!!!」な一本。この映画をけなせる程、俺は、充実した人生送ってナイ。5点(2002-11-17 17:14:23)
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