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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  わたしは光をにぎっている 《ネタバレ》 ゆったり、ゆっっっ、、、たりと流れるストーリー。100分にも満たない、映画としては短めの時間ながらも、良い意味で時間の流れがゆっくりと感じられる映画。 小さな町の小さな銭湯、小さな映画館、小さなラーメン屋、小さなエチオピア料理店、それらのお店に少しずつ関わる澪という女の子を中心に話は回ります。とても内気でお世辞にも社交性があるとは言えない澪ちゃんですが、作中でコミュ障が治ってめっちゃ元気に!なんてことは起きません。基本的には初めのキャラクターから変わらず、しかし段々と「芯」が通ってきたような印象を与える、とても繊細な様子を描いていました。 できること、小さなことから始めた銭湯の仕事。思ったより自分に合っていて最終的には自分で別の銭湯を開くまでに。何が自分にとって「ハマる」のかなんて誰にも分かりません。だって自分でもわからないのに。だからこそ、立ち止まるのではなく、失敗してもいい、不器用でもいい、少しずつでも前進しようとする様の必要性・重要性をしっかりと教えられた気がしました。 そしてそういった全てをひっくるめて一つのドキュメンタリーとした上映会。私もあの観客の一人だったんだなと実感しました。実際に住んだこともない知らない町のドキュメンタリーであれなので、もし直接深く関わった町のそれであれば、もっと気持ちが入って何も言えなくなるだろうな。感動できました。心にスッと、しかししみじみと沁みる、良い映画でした。[インターネット(邦画)] 8点(2022-07-08 00:45:54)《改行有》

2.  私をくいとめて 《ネタバレ》 つい最近観た『勝手にふるえてろ』に何だか似てるなぁと思っていたら、やはり【タケノコ】さんがすでにおっしゃっていました。共通点は、彼氏がいない独身女子が仕事や人間関係などの日々の出来事に対して脳内で色々突っ込んだり妄想を展開してみたりするということ。『勝手にふるえてろ』のほうではあくまで主役の女子本人が脳内一人芝居を行うのに対し、本作『私をくいとめて』では、A、という自分の中のもう一人の自分との対話が中心になります。Aは自分の中にいるもう一人の自分として、主役の彼女に冷静に助言をします。Aの存在は彼女にとって当たり前にいてくれる存在でありすぎて、一度Aを失った時の喪失感を彼女はとても恐れています。現実には自分を好いてくれる男性がいて、自分も彼を大好きなのに、そうなるとAを失うことになるんではないかと怖がる彼女はなかなか現実の恋愛を前に進めることもできず、、、と、作品概要のようになってしまいました。 比較ばかりであれですが、『勝手にふるえてろ』より本作のほうが毒気は少ない印象です。周囲の誰かに対してではなく自分の中のもう一人の自分であるAとの対話が中心になっているからかもしれません。私自身も外に出すより心の中に葛藤やら何やらを溜め込むタイプなので、自分なりのAとの対話をしてるのかもしれません。勇気を出して飛行機に耐えて海外の友人宅を訪れたら、友人の旦那家族勢揃いのサプライズって。こう言うタイプの人間には辛すぎるなあ。セクハラを目の当たりにして心がざわざわする気持ちもわかるし、主役ののんさん演じる黒田さんに色々感情移入してしまう映画でした。 この映画も、女子だけでなく、色々人間が抱える心の声などを可視化して見ることのできる良い映画だと思いました。他の人もこういうふうに思うんだ、感じるんだということを見れるっていいですよね。[インターネット(邦画)] 8点(2021-11-04 16:12:09)《改行有》

3.  私の男(2013) 《ネタバレ》 眼鏡をかけたヒロインが自分の知ってる女性とよく似ていて、映画の雰囲気とも相まって、美しかった。 という完全に個人的な感想から始まる本作のレビューですが、物語で起こっている内容の割に、話自体はとても淡々と進んでいきます。淳悟(=浅野忠信さん)と花(=二階堂ふみさん)が話の中心であり、他のキャストはほんとちょい役程度だったのもその印象を手伝っています。ちょっと二人に深く関わろうもんなら殺されるという。娘として引き取ったつもりが、いつしか一人の女として花を見てしまう淳悟、引き取られてその後溌剌と育っていくも淳悟に対して異様な所有感を持つ花。二人の気持ちと行動が錯綜する映画でした。 お互いへの依存性というか、おそらく依存してるとさえ思っていないくらい「一緒であること」が当たり前の二人はなんだか羨ましくもあります。男女の関係性も垣間見える二人ですが、もしも子供ができたらこの二人の関係はどうなっていくのかな。ふと、そこまで奥を見てみたいとも思いました。これ以上ズブズブで暗い話にしかならないと思いますが。 決してスッキリできる類の映画ではないですが、個人的に思うところの多かった映画でした。『私の男』というか、同時に『俺の女』であり、『互いのもの』だったんだろうなあ。[インターネット(邦画)] 7点(2021-04-29 10:08:47)《改行有》

4.  藁の楯 《ネタバレ》 ディティールが粗い。これは鑑賞した人ほぼ全てが感じる事だろうと思います。そもそも冒頭で一番最初に清丸(=藤原竜也さん)を殺そうとした人からして、雑の一言にすぎる。なんでわざわざ凶器を本人に見せてから襲うのか。不意打ちでいいじゃんね。あの時点ではずいぶん信用されてたみたいだし、食い物に毒でも睡眠薬でも盛ればいい。本気で殺そうとしたんならもっと違うんじゃないかと、結局最後までそういうリアルさに弱い映画だという印象は変わりませんでしたね。 しかし内容は興味深いテーマを扱い、深く考えさせられました。 本当に人間の屑と言っていいような男に対して、そんな人間を守るべきなのか、守る価値はあるのか、殺してもいいんじゃないか、もし自分の家族が同じ目に遭ったら・・・など次々と思考が止まりません。そういう意味では『さまよう刃』と通ずるところがあるかもしれません。 ただやはり、銘苅さん(=大沢たかおさん)も言っていましたが、上記のような理屈は全て、次ぐ言葉にカネが絡んでしまうと途端に弱くなりますね。清丸の屑さは確かに筋金入りの酷いものですが、それが動機だから殺すんですっって言うならじゃあ懸賞金とかの話が出る前に実行しろよ、と。10億って言われてから動き出す人間に大義名分を掲げられても説得力はない。そういう意味では、 「チッ、懸賞金なんてなければここで撃ってやったのに」という白岩さん(=松島菜々子さん)のセリフはグッときますね。 本当に清丸が最低のキャラなので、良い映画ですが後味は最悪の映画の部類に入ります。個人的にこの映画を総評するなら、 『SWAT』+『さまよう刃』+『ファニーゲーム』ってところでしょうか。 あ、あと資産家の蜷川が作った「清丸サイト」の中身が、いいおっさんが何だか中二病みたいなサイトでメッセージ発信してるのが何だか嫌でした。[DVD(邦画)] 7点(2013-12-26 15:32:17)《改行有》

5.  嗤う伊右衛門 《ネタバレ》 「情けにしても恨みにしても受けるほうにその気がなきゃ成り立たねえ」 「想いっていうのはね、どんな想いでもそのまんま相手に伝わるなんて事はねえんでさ」 なぜか又市(=香川照之さん)のこの台詞が残りました。 良いか悪いかはともかく、とかく台詞の長い作品だったと感じます。ワンシーンの中にとても長い台詞が入れられており、またその台詞がとても熱がこもっていて良い!!それは時代を反映してなのか京極作品所以なのか、はたまた俳優陣の名演なのか。ともあれなんとも情緒的で粋な表現に京極作品を感じました。 京極夏彦さんの本は京極堂シリーズでいくつか拝読しましたが、この作品は未読。どんな話なのかと思いながら観ていましたが、かなり地味な展開の話という印象でした。もし仮にこの時代設定当時の感覚を持っていてその上でこの映画を観るならだいぶ違った印象になるのでしょうが、テクノロジーが発達しまくった現代人文化にどっぷりの私には、怪奇の一つでも起こってもらわないと少々物足りず。 というのも作中に起こる出来事は、まあ言ってみれば時代劇的ドロドロラブドラマ。痛々しいシーンやグロテスクなシーンもありますが「おおっ!」というシーンは皆無といって良いでしょう。上述のように俳優陣はとても怪演されているのでそれだけでも見る人には見応えがあると思います。私がドンパチやSFが好きな子供っぽい性格というだけで・・・。 しかし作品に合ってない演技の人もいました。椎名吉平さんと池内博之さんなんかはまさにその例。なんというか二人とも、時代劇の悪役って言うより現代のチンピラって感じの演技で、雰囲気出してる他の俳優と比べるとだいぶ浮いて感じる。成りきれていない感じ。そこがマイナスかな。 しかしそれ以外の俳優陣がとても見応えある作品だと思います。出演してる方に興味があれば是非。[地上波(邦画)] 5点(2012-12-08 02:59:38)(良:1票) 《改行有》

6.  ワイルド・スピード/MAX 《ネタバレ》 まさかミシェル・ロドリゲスさんを殺す設定になっているとは。まずそれに驚いた。このシリーズにおいて彼女の存在は大きいのに。てか、個人的に好きな女優の一人なのに。残念。 まあこういうシリーズにおいて登場人物たちのモラルとか気にしてても仕方ないんですが、やっぱり出てくる人たちの社会的レベルの低さに閉口してしまいます。自分達は平然と窃盗や器物破損をするくせに、いざ他人に同じことをされたらぶちきれるって・・・。マフィアか!!と言いたくなる。ゴッド・ファーザーみたいだ。ドミニクも冒頭トラックの運ちゃんの命なんか知ったこっちゃないような事をしてるくせに・・・。 これが車にだけは純粋で、普段は誠実に過ごしてるとかそういうのなら応援したくもなるんですが。3歳児並に自分勝手な理屈で動く連中にあまり魅力は感じませんでした。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-22 10:37:36)《改行有》

7.  笑う警官 《ネタバレ》 子どものころ、麦茶だと思って飲んだら泡の抜けたビールだったと言うことがありました。これはそんな映画。ある種世代間ギャップを感じるテイストとでも申しましょうか、自分がもう15年くらい年をとってれば良い味だと感じるのかもしれない。 原作はどうだったかは存じませんが、映画を観るかぎりではどのあたりが『笑う警官』だったのかさっぱりわからない。みんな苦笑しかしていない。本を映画にするのって最近はよく散見されますけども、それを高いレベルでやるっていうのは実はとても難しいことなんですね。小説もとの映画をたくさん観ましたが、そう思います。 キャストも好きな俳優がいたり、演技がすごい下手と感じた俳優もいたり、デコボコが目立ちます。個人的に一番ひどいと思ったのは町田警官役の野村祐人さん。ひどい。素人が聞いてもわかるくらい棒読みの台詞回し。あれでよくOK出たなと思う。新人警官役の新宮君(忍成修吾さん)もなんかくさい。勢いだけの新人と言う意味ではいいのかもしれないが、それっぽくしようというくささがある。これも素人が「演技」と割り切って見てしまうようなレベルでした。宮迫??ああ、それは・・・(無) ストーリーも脈絡が無さすぎて、テンポがついていけない。ジャズが流れてる時点でもっとゆったりした展開かと思いきや、婦人警官殺しの犯人が「そこで認めるの!?」ってタイミングであっさり自供。内部告発者誰だろうってこっちもゆっくり酒を飲みながら見ていると、「自分がチクリました」とこちらもあっさり自供。突如進行する脈絡の無い展開に困惑を覚えます。 他の豪華俳優人とか、雰囲気だけで持っていけそうな映画なのに、それでも押さえ込めなかった欠点と言うのはある意味貴重。色々欠点を書き連ねましたが、私はその雰囲気の部分や、最初に書いたように後々面白いと思える可能性もあると思い、5点。[DVD(邦画)] 5点(2011-01-28 14:18:17)《改行有》

8.  ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT 《ネタバレ》 まあ・・・このシリーズの映画にいまさらあほらしいと言うこと自体あほらしいですが、あほですねやっぱり。てゆーか日本を何だと思ってんだって。「ルールに従って生きるなんて・・・」みたいなことを言ってたけど、本当に自分のことしか考えないあほなやつらだと思いました。反対に、「ルールに従って生きることの大事さ」をとうとうと語ってやりたい。自分さえ楽しければ他の人にどれだけ迷惑かけてもおかまいなし的なこの種の人間に激しい苛立ちを覚えました。こんなん観て現実にこういうことする、又はしたいと思うやつ、することに憧れて将来的に実行するやつとかマジで増えるんだと思うと本当に嫌になる。 結局結果論なんだなこういうやつらは。スクランブル交差点をあんな風にドリフトで抜けて、うまくいったからいいようなものの、もしも誰か一人でも轢いたらものすごく後味の悪い映画。穿った見方ですが、どうしてもそういう「もしも」の側面が気になります。頼むから、そういう暴走行為とかはゲームの中だけで楽しんでくれ。作り物の話としては十分エンターテイメントなんだけど、なんかそういうところがどうしても受け入れられない自分でした。[DVD(字幕)] 4点(2006-12-26 22:56:28)《改行有》

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