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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. わが母の記 《ネタバレ》 もっとシリアスで暗い作品を想像していたが、意外と笑えるシーンもあり、いい意味で観やすい映画だった。とにかく樹木希林の演技を見るだけでも価値がある。ここまで役者の演技に引き込まれたのは久し振りだ(これで日本アカデミー賞を取れなかったら、もう授賞式を見るのやめる)。ところで、主人公一家が裕福な家庭であることに違和感を感じる観客もいるようだが、本作のテーマはそんなところにはないでしょ?それはただの設定であって、じゃあ登場人物が貧乏だったら「良い映画」になるのか?って話。彼らはお金持ちだったから、家族で認知症のおばあちゃんを看ていられたのかもしれない。でも子が親を看るのは当たり前の話で、これが理想の家族の姿だよね。母親は幼い子供の幻影を追い、息子はそんな母親を背におぶる。息子にとって、母親というのはやはり特別な存在なのだ。[映画館(邦画)] 8点(2012-05-21 07:29:08) 2. 私の優しくない先輩 このテンションで2時間続くのか…と、映画が始まって5分もしないうちに後悔したが、最初の30分を乗り切れば結構楽しめた。もう若くはないので、こういう青春ドラマは少しばかり面映いのだが、海荷ちゃんがとにかく可愛いので観て良かったと思う。特にヒロスエの名曲をカバーしたエンディングテーマが素晴らしすぎる。そこだけなら8点は献上したい。[DVD(邦画)] 6点(2011-02-27 01:35:24)(良:1票) 3. ワイルド・ゼロ 一応日本が舞台みたいなんだけど、実際には(予算の都合で)タイで撮影を敢行。その上、UFO、ゾンビ、ロックンロールと、好きなものを全部詰め込んだ無国籍感が魅力的。はっきり言ってしょーもないB級映画だが、日本のゾンビ映画の中では成功の部類に入るのではないか?ギターウルフが役者としていかに大根でも、ロックとゾンビは不滅です。[DVD(邦画)] 6点(2009-06-02 07:08:46) 4. ワンダー・ボーイズ 《ネタバレ》 ダメ男の映画に何故か惹かれる。マイケル・ダグラスの程よい枯れ具合が素晴らしい。原稿が全て風に飛ばされてしまうところ、切ないけれど、重荷が取れたみたいで、何となく清々しい。あれこれ悩んでもしょーがないか。人生なるようになる(努力は必要だけど)。[DVD(吹替)] 8点(2007-09-21 20:33:08)
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