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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  天空の城ラピュタ 今思うと、見た年頃が良かったんだと思う。ちょうどパズーやシータと同じくらいの歳だったので、自然に感情移入できた。「俺んとこにもシータが降ってきて、あんな冒険が始まらないかなぁ」とか、夜空を見上げながら馬鹿なこと考えたこともあったっけなぁ…(遠い目)。やはり、このテの冒険活劇は誰しも一度は憧れると思う。アクションあり、ロマンスあり、哀愁あり…というストーリーは、確かにベタベタかもしれないけれど、やっぱ未だに心踊ってしまう。あ、そう言えば、当時はパズーの独り暮らしを凄く羨ましく思ってたけれど、実際やってみるとすぐに慣れちゃったっけ。10点(2004-03-30 13:43:38)

2.  ガメラ2  レギオン襲来 《ネタバレ》 前作に引続き、素晴らしいクオリティだと思います。シミュレーションとしての描写が見事で、官房長官が「自衛権発動の三要件」を説明するシーンなど、他の怪獣ものでは見たことがありません。レギオンの生態をいとも簡単に主人公陣が解明してしまう所など、難解な表現に煙をまかれて強引に引っ張られている感じがする箇所もありますが、怪獣映画に興味のない大人でも十分に観賞に耐える作品に仕上がっていると思います。いままでのこの系の作品だと、ボカボカ爆発する戦車を見ても、中に乗っている人にまで思いを馳せることはあまりなかった(そこまで考えさせない演出だった)ですが、本作では出動する自衛官のエピソードもあり、ぐっと我々に近い目線から物語を見ることができます。しかし、これほどまで人間側が活躍する怪獣映画って、いままで見たことないですよねぇ。個人的に、ゴジラがつまらなくなった原因は、ゴジラが強過ぎること(だから訳のわからない武器や新兵器をぼんぼん投入するほかなくなり、現実との乖離が進んだ)だと思うので、ガメラシリーズの「ほどほど強いガメラと、ほどほど強い怪獣」という位置付けは、リアリティがあって非常に良いと思います。いろんな要素てんこ盛りの非常に良くできた娯楽作品だと思います。 10点(2003-11-21 16:08:36)(良:2票)

3.  ガメラ 大怪獣空中決戦 《ネタバレ》 公開当時、CMで東京タワーが爆発するシーンが繰り返し流されていたので、「東京タワーって…またありきたりなもの壊すなぁ…しかも今『ガメラ』?」(←根っからのガメラファンの皆さんごめんなさい)と思ったのですが、実際に見てみたら、良い方向に120%裏切られました!皆さん仰られていますが、「こういうのが見たかったんだよ!」というまさにその映画を撮ってくれたという感じです。どんどんお子様向け映画になっていく平成ゴジラに辟易していたので、この作品を境に、自分は平成ゴジラから脚を洗ったのでした(昔のゴジラは好きですが)。作品の流れ自体は、怪獣映画のまさに王道なんですが、テンポといい、ミニチュアといい、構図といい、とにかく衝撃を受けました。今見ると、特撮はちょっと前時代的かもしれませんが、作品への志の高さは少しも褪せていません。特に、二大怪獣の対戦に向けて徐々に盛り上がっていく前半は出色です。その後のシリーズで大分凄い画(え)を見せられたんで、最初は9点かなと思ったんですが、やっぱ見た当時の感想で10点つけます。10点(2003-11-21 13:28:34)

4.  ゴジラ(1954) 《ネタバレ》 まず、エニグマさんもおっしゃっているように、ゴジラと目が合うという恐怖。彼は確かに上から我々人間を認識し、見下ろしている。比べて申し訳ないけれど、最近のゴジラでは、ゴジラが街に現れても人間には目もくれず、ただノッシノッシと直線的に歩いて行くだけなので恐怖感がない。ゴジラの進行方向に対して直角に逃げればすぐ逃げ切れる雰囲気がある。しかし本作では「追われる/ 襲われる」という恐怖が痛いほどまでに表現されている。熱線でパトカーごと焼かれる警官や逃げ惑う人々、狭い路地に逃げ込んだが崩れてきた瓦礫の下敷になる人々など、白黒独特の画面とも相まって、トラウマになりそうなほどの恐怖を感じる。私は戦争を経験していないが、おそらくこれはまさに空襲の恐怖そのものではないかと思う。終戦間もない当時、戦時中を知るスタッフが手掛けたからこそ、空襲へのメタファであるこれらのシーンが、これほどまでの迫力を持ち得たんだと思う。また、「ゴジラが現れた! →(カット変わって)→逃げる人々」ではなく、人間とゴジラが同じ画面内に捉えられているのも、恐怖を増幅する一因だと思う。とにかく、本編・特撮、共に人間の目線から描くことに重点が置かれており、それがこの臨場感を生んでいるのだと思う。…と、ベタ誉めしてきたけれど、何の縛りもない、初作だったからこそのアドバンテージもあったはずで、そういう意味では、後の作品より完成度が高いのは当然かも知れない(もちろん、だからこそ逆に凄いのだけれど)。後のゴジラ人気で、人間よりゴジラを描くことにニーズが変わっていったことを考えると、後期の作品に人間の目線が足りないのも致し方ないかも知れない。けど、個人的にはもう一度、このスタンスでゴジラを描いた作品が見てみたいと思う。なんとかなりませんかね、東宝さん…?10点(2003-11-16 16:31:57)

5.  ゴジラVSビオランテ 《ネタバレ》 良い意味で「ゴジラ映画」の雰囲気がよく出ていて、大森・川北両監督のセンスが爆発したかのような傑作。この作品のゴジラは、平成シリーズ中最もいい顔をしていると思う。噴火する三原山から(あの有名なテーマに合わせて)ゴジラが現れるシーンは鳥肌が立った。全編通して特筆すべきは、音楽と映像が本当によくマッチしているという点。すぎやまこういちさんは実にいい仕事をしていて、ここぞという時にしっかり場面を盛り上げてくれる音楽ばかり。とにかく、バカカッコいい&鳥肌シーンの連続。前作のダイジェストから自然と繋がる導入部、ゴジラの予知夢の絵を子どもたちが一斉に掲げるシーン、伊勢湾周辺に展開する自衛隊、ありったけのミサイルでゴジラを誘導するSX2、二発目の抗核バクテリア弾を装填する権藤の背後に迫るゴジラ…などなど、挙げれば切りがない。特に、ゴジラ大阪上陸~権藤(峰岸徹)ら特殊部隊が抗核バクテリアを打ち込むまでの畳み掛けるテンポは出色で、見る者をグイグイ引き付けて離さない。ゴジラの恐怖・巨大感・破壊の理不尽さ・人間との攻防…など、全ての要素が盛り込まれており、平成シリーズ中唯一、「見せ場」が「見せ場」たり得ていると思う。また、個人的には現実に無い武器・兵器が登場すると興冷めしてしまうのだが、この作品のSX2は別。作品世界で、ちゃんとリアリティと主張を持って存在しており、これ以降のシリーズに登場する架空兵器のように浮いていない。オペレータ役の鈴木京香、豊原功輔両氏の抑えた演技も素晴らしかった。本作は、ちゃんと人間の視点からゴジラを捉えた数少ない作品の一つであり、ゴジラ+アクション映画として見事に成功している。 現実離れしていて、少々眉間にシワな設定も多いが(超能力少女・三枝未希の登場…etc)、個人的にはそれを補ってあまりある魅力があると思う。だからいいの(笑)。10点(2003-11-11 14:45:34)

6.  ラヂオの時間 《ネタバレ》 ドタバタ過程全てで笑わせてもらった。「もう、こりゃどうしようもないよ」という破綻ストーリーを、全員で力を合わせてまた一本に紡ぎ上げていく過程は感動的でもあり、最後は全てのピースが見事綺麗に納まって爽快感すらあった。細川さんが無理矢理「メアリージェーン!」て叫ばされる所なんて、笑いながらも何故か感動してしまったもの。時おり挿入される、渡辺謙演ずるトラック運転手もいい味を出していた。展開が滞ってチャンネルを変えようとすると、決まってドラマが再開される…なんてところはその度に笑ってしまったし、最後、花火が上がって物凄く嬉しそうな彼は最高だった!何度見ても笑える大娯楽作だと思う。是非一度、観客全員で笑いを共有できる舞台で見てみたい。9点(2004-04-01 13:05:10)(良:1票)

7.  となりのトトロ 《ネタバレ》 見たあと、すごく幸せな気分になれるので大好き。自分の小さかった頃と田舎を思い出してしまう。初見時は小学校中学年くらいだったと思うが、めいが迷子になって池でサンダルが見つかったとき、「この映画はめいが死んで終わるのか…」と勝手に勘違いし、すごく哀しくなったのを思い出す。あと、どうでもいいが、当時この話を隣の席だったチエちゃんに話した所、「子ども向け映画でそんなラストなわけないじゃん」と一蹴された。なんて冷静な子だったんだろう。彼女も今や母親だが、娘がチエ2号にならないか心配だ。9点(2004-03-30 13:23:40)

8.  紅の豚 文句無しの快作。主人公の外見はギャグだが、渋い…渋すぎる。痺れました。そこかしこに、粋なジョークと洒落が散りばめられていて、とってもクール!(俺の語彙はなんて貧弱なんだろう!)。こういう、一人も悪役が出てこない、全員気持ちのいい奴ばっかり!って映画も大好きです。見終わった後の気分は文句なし10点。加藤登紀子の歌も哀愁が漂っていてパーフェクト!森山さんもうまいが、大塚明夫氏は相変わらずいい仕事をしている。9点(2004-03-02 19:37:31)

9.  モスラ(1961) 《ネタバレ》 まさに東宝特撮の金字塔だと思う。やはり、この時代の東宝特撮ものは、作品世界がちゃんと構築できている。引き込まれるのもそれ故だろう。ザ・ピーナッツ演じる小美人はじめ、出てくるキャラクターはどれも存在感抜群だし、モスラが徐々に都心に迫ってくる緊張感も良い。後半の都心での攻防~東京タワー蹂躙に至っては(いまさら言うまでもないが)とにかく圧巻!各シーン、ミニチュアとは分かっていても見る者を引き付ける、もの凄い力を持っている。やはり、この手の作品が好きな人間は、幼少期「この風景のあそこに怪獣がいたら凄いな!」という思いを一度は抱くと思う。この映画はまさにそういう画を見せてくれる。とにかく全編に渡ってエンターテイメント性は抜群で、未だにそれは色褪せていないと思う。 当時の東京も楽しめて(109が無い!東急東横店古!…などなど)二度おいしい。先日、デパートでモスラ幼虫の人形を売っていて、本作のファンとしては勢いで思わず買いそうになったが、彼女の「気持ち悪い」の一言で挫折した。確かに、夜中に目がさめた時にクネクネ動いてたりしたら、一生立ち直れないだろう。9点(2003-11-17 15:50:32)(笑:1票) (良:1票)

10.  アポロ13 当時、アカデミー賞の常連であったトム・ハンクスが、ノンフィクション物の主人公を演じることについて、「リアリティが薄れる」という意見もあったが、今見ると不自然な感は全く無い。音楽ともうまく融合し、全体的によくまとまっていると思う。打ち上げや帰還のシークエンスは、音楽の抑揚ともよくあっていて引き込まれるし、家族のストレスから技術的な話までよく描けていて、退屈させない。司令船が無事帰還して、管制官がワッとなるところは思わず鳥肌がたった。また、ゲイリー・シニーズの控え目な、しかし力強いガッツポーズも心に残った。それにしても、あれだけの絶望的な局面から、結局事態を無事打開したNASAと宇宙飛行士は、素直に凄いと思う。やっぱアメリカは、そういうところはホント凄いよね。9点(2003-11-11 17:25:39)

11.  モスラ対ゴジラ 《ネタバレ》 ゴジラ黄金期の作品。この頃の作りはやっぱとにかくイイ!モスラはこの作品が、最も生物的に綺麗に撮れていると思う。毒鱗粉を撒き散らしつつゴジラの頭上に迫るシーンが(動きは少々ギコチないが)非常に印象に残る。で、ゴジラ映画ではお馴染みの電流作戦が本作にも登場するのだが、「電圧をあげろ!」「これ以上上がりません!」「上げるんだ!」「ウィーン…バリバリドカーン!」ていう、ありきたりな失敗の構図が笑える。あと、卵から生まれた双子の幼虫モスラが、すごいテカってて、当時、子ども心に「あ、パンみたいだ」と思った。まさにチョココロネそのもので、非常においしそうだった。全体的にファミリー向けの作りだが、山の稜線からヌッと顔を出すゴジラや、流れついたモスラの卵に地元の漁船が近寄っていくシーンなど、非常によくできたシーンもあった。また、ゴジラにネットをかぶせるヘリコプターなど、相変わらずミニチュアは凄い。成虫モスラに対して卵のサイズが大き過ぎるんじゃないか?どうやって産んだんだ?なんて野暮なことは言いっこなし。8点(2003-11-21 12:30:23)(笑:3票)

12.  キングコング対ゴジラ 《ネタバレ》 ストーリーは基本的にコメディタッチで、ありえない展開(日本にほいほいキングコング連れてきちゃったり)もままあるが、テンポも良く、素直に「面白い!」と言える。個人的には、次のVSモスラ当たりまでが、ゴジラ作品の黄金期だった気がします。この頃の作品は、ゴジラのみならず、当時の生活が恒間見ることができてとても楽しいですね。高島&佐原コンビが非常にいい味を出していました。また、クライマックス、国会議事堂で眠らせたコングを気球でつり上げるシーンのミニチュアは凄い!この時代のゴジラのミニチュアって、そりゃチャチイかもしれませんが、本当に芸が細かくて、作り手の愛と意気込みを感じませんか?「何がなんでも本物に見せてやる!」っていう。8点(2003-11-17 15:01:53)(良:1票)

13.  スパイ・ゲーム(2001) 《ネタバレ》 時系列がハイパージャンプしまくりなので、ついていくのにちょっと苦労する部分はあるし、テンポもお世辞にも良いとはいえないが、不思議とつまらなくはなかったし、最後まで見られた。冷徹かと思われたレッドフォードが、いろんな手を使ってブラピを助けようと奔走する部分はなかなかいい感じ。ただ、今年の正月に実家に帰った時、親父に頼まれて年賀状書きを手伝わされ、住所&名前の消しゴム版を作った経験からいえば、あの判子(長官の偽造印)を作るのは決して簡単ではない。それをサクサクっと作ってしまうとは…。さすがCIA。手先も器用なのね。7点(2004-04-01 18:31:07)

14.  誘拐(1997) 前半と後半のテンションの違いをどう取るかで、評価が分かれるんじゃないかと思います。個人的には成功の部類ではないかと。前半あれだけグイグイ引っ張られれば、後半は多少地味になっても、惰性で最後まで一気に見られますから。実際、役者陣は頑張っているし、よくできたストーリーだとも思うけれど(ありきたりかどうかは別として)、なぜか世間の印象が薄い。なぜだろう。後半、真犯人が分かっていく時、心の中で「やだやだやだ!その人が犯人じゃやだ!」とまるでだだっ子のように繰り返していましたが、やっぱり犯人でしたね。なんて切ない…。あと、個人的に酒井美紀は好きなんですが、この作品ではなんか浮いてた。それにしても、本作の冒頭を見ると「なんだ、日本も頑張ればできるじゃん!」と思ってしまいますね。東京の街を、ダイハード3のように縦横無尽に走り回るアクション映画、いつか出来ないでしょうかね。7点(2004-03-30 15:57:14)

15.  学校 好き嫌いの分かれる作品だとは思うけど、個人的には好き。中学当時、クラスでは田中邦衛のモノマネが全盛期だった。本作品の田中邦衛ももちろんカバーしていたある親友は、隣のクラスだった子と先日結婚した。そんな思い出ともあいまって、ちょっとセンチな気分になる。この映画を見て、一時、本気で教師を志したことも思い出す。7点(2004-03-23 20:01:19)

16.  大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス 《ネタバレ》 初めて見たガメラ映画です。この作品を初めてみた時の衝撃は物凄かった。もうギャオスが恐い恐い!超音波メスという斬新な武器と、人間を喰うという生態…。あな恐ろしや。当時小5だった自分は、一番最初に人(なんかの記者だっけ?)が食べられるシーンに引きまくり、また、調査に来たヘリコプターがスッパリ切られ、そこから人がバラバラと落ちるシーンにも、恐れおののきました(純粋だったなぁ)。同時期に製作されていたゴジラに比べ、恐いシーンが多かったなぁって印象です。なんか全体的におどろおどろしかった記憶があるんですが、今見たらどうなんでしょうか。あと、やっぱ平成ガメラで中央線が襲われるのは、本作で新幹線が襲われるくだりへのオマージュですよね?しかし、血の匂いと味をもつ液体でギャオスをおびき寄せ、その間に脚場ぐるぐる回して目を回そうって作戦は…。のどかだなぁ…。ギャオスの飛翔でガラスにヒビが入る演出は◎7点(2003-11-21 12:58:42)(良:1票)

17.  もっともあぶない刑事 《ネタバレ》 殺し屋役の刈谷さんがしぶとすぎて、劇中のセリフにもあるがほとんどギャグ(笑)。本作はアクションシーンはなかなか良く、特に、走るシーンがカッコ良く撮れていると思う。また、海辺でタバコを吸いながら相談するシーンが渋すぎる!「刑事が、犯人の時効成立の為に協力する」というストーリーのリアリティは極めて低いが、このシリーズにそんな野暮なことは言いっこなし。初めて見た小学生の頃は、クライマックスで二人が死んだと思い、号泣した。いつもはふざけているトオルちゃんとかが「センパーイ!」なんて真顔で叫ぶんだもの。ギャップで撃沈(←まだ青かった)。そして、壊れたビル内にカメラが入っていくところで、なぜかビデオ録画が終了していた。うわー!これどうなったんだー!と物凄く気になった記憶がある。まあ、結局生きていて、しかもほとんどギャグで肩透かしだったけれど。7点(2003-11-14 20:15:34)

18.  あぶない刑事 《ネタバレ》 【 - @】さんも御指摘の通り、やっぱ、あぶ刑事の魅力は、おちゃらけているときと渋い時のギャップだろう。踊る~のようなリアル指向の刑事ものが登場してからは、「よく考えるとありえない刑事だよな」とは思うけれど、いまでもこの二人のキャラは光っている。冒頭、逃げる兵頭を追っているときの、車内での掛け合いがたまらない!「俺の前を走る奴はみんな死んでったぜ」というユージのセリフは最高。 ヘリ使って二人だけで乗り込むなんて、本当ありえないけれど、あの頃の刑事物はそれが正しい姿だった。まあ、いいさ、カッコいいもの。思い切り開き直って、エンターテイメントに徹しているのがいい。7点(2003-11-14 20:05:33)

19.  地震列島 《ネタバレ》 「日本沈没」など、東宝スペクタクル系がノッてた頃の作品。地上のマンションで火災に苦しめられる永島敏行&多岐川裕美と、地下鉄銀座線で浸水に苦しめられる勝野洋&松尾嘉代は、わかりやすい対比でしょうか?まだCGの無かった時代なので、ミニチュアバリバリですが、それがまた懐かしい感じがして好きです(特技監督が中野さんなので、火薬量が多い多い…)。地下鉄の赤坂見附駅や電車が結構よくできていて、初めて見た小学生のころはビビりました。終わり方があっけなかったけど、東宝特撮にまだ脂がのってた頃の懐かしさ&頑張りに、甘めでこの点数。願わくは、こんな災害が映画の中だけであるように…。 ところで墨田川の水が入ってきた時、丸の内線の隣の駅は地上にある四谷駅なんだけど、誰もそこに逃げようって気付かなかったのかなぁ?7点(2003-11-13 19:21:22)《改行有》

20.  黄泉がえり 多くの方が仰っているように、確かにRUIのライブのシーンは流れ的に「?」と感じです。ただ、全編通して竹内結子は演技うまいなぁと思いました。自分、原作を読んで号泣してしまったクチで、本作品も好意的なスタンスで見たからって理由もあるでしょうが、素直に泣いてしまいました。竹内結子が切なすぎるね…。こうなってくると、もう多少の臭さとかも気にならず、「走れ!草ナギ!」って感じでした。すみません。自分単純なもんで…(笑)。ジモンさんが自然で良かったと思う。7点(2003-11-11 15:49:46)

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