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1.  STUDENTS & TEACHERS 《ネタバレ》 まず最初に映し出されるのは、オカメチックな女子高生。その後に主要人物数名の顔が映し出される。あとは誰が生徒で誰が教師なのかという興味に移る。だが、ここから登場してくる教師数名の数々はあまりに普通に一般人的であり、それなりの悩み抱えてんだな的な人たちであり、逆に生徒側のほうが男子も女子も年相応ながらすごく純粋で真面目な考えを基に突き進んでいる感があり、好印象。そしてその中で自分の事より他人の事優先的な精神でまさか皆を動かし、結果的には綺麗に4カップルを成立させてしまったオカメ女子の功績はあっぱれだ。そして知らずと本人まで報われてしまったというオチがとても心地良い。彼氏となるあの学生服男子がオカメ女子アサミに対する告白を迷っていた理由だってすごくよ〜く分かります。木村先輩が草川先生への関心を断ち切れなかった気持ちだってよ〜く分かります。離婚しながら半年も同居している教師夫婦の関係は不思議だけど、有り得ない話ではないですし、残ったお家のローンの支払いを巡るあれこれや、事が解決してゆく様はとても心地よいです。 アサミ・京介・タダさんの3人で始まった話し合いから集団移動し、3人から4人、そして4人から5人、さらに5人から6人と順々に一人増ししてゆくとこホントおもろい。 ただ、ラブホまで押し掛けてんのはほとんどコメディの世界となってるが、まあそれもよしとしよう、それが今泉アイデアであり今泉ワールドな訳なんだから。 ショート映画と言うなかれ、これは実に濃厚で面白さ溢れる41分だ。 #タダさん綺麗 #奈々子先生、なんかダメ女子そうなんだけども、お口がとても魅力的 #ダメそうな男に結婚を迫る草川先生も魅力的 #憧れだった奈々子先生とまさか付き合える事となってしまったラッキーボーイはうらまやしいけど、きっと残りの人生運をそこで使い果たしてしまってる。[CS・衛星(邦画)] 10点(2022-05-07 22:40:58)(良:1票) 《改行有》

2.  At the terrace テラスにて 《ネタバレ》 テラスでの初対面・出会い・飲酒・喫煙・歓談・女同士の嫉妬・忖度交えた社交辞令など それを偶然庭の植木に居合わせたムササビ君が全て見てる聞いてるコトの成り行き全てを知っている。 そして、本日のメインディッシュとなった白い腕だってちゃんとじっくり見ている、胸の谷間だってしっかり見つめてる。ついでに、お触りの瞬間・その場が凍りついた唐突なキス・見てはいけない男同士の接吻のシーンなど全て記録してます。見てる聞いてるムササビ君は声を押し殺して笑ってる。 そして一人の人間が死の世界ヘと旅立つ瞬間見届けて、ムササビ君はもういいやとばかりに争いゴトの無い静かな夜空へ向かって飛んでゆく。その後、修羅場を迎えちまったようだが、恐ろしくてもう見ちゃおれんので、あとは知らん、勝手にせえやとばかりにその場を後にする。 えっと、今さらですが、こんなに楽しい舞台だっのなら生で見てみたい。この舞台の再現、この同じ面子でまたやっていただけないかしら。そしてそれをソフト化していただけないかしらと願ってみたりする。 普段、映画の好き嫌いを女子の人数と質で決める事もある色メガネ的な自分なんですが、この舞台に関しては和美とはる子のお二人だけで十分で、白い腕が一本あれば面白いお話の出来上がり。いやあ面白いです 山内ケンジ監督また子のような形の新作撮ってください お願いいたします。 #ファンケル  #谷崎潤一郎 #田ノ浦イジメ #グラッパ #シャワー[DVD(邦画)] 10点(2021-12-12 18:21:16)《改行有》

3.  パンとバスと2度目のハツコイ プロポーズを受けながらOK出す気もないのに指輪をベタベタ触って自然と薬指に嵌めてる天然さ。まずはそこで掴みはオッケー。 だけど、基本彼女は天然ではないんですよね 素直にマジメ、生活習慣においてもきちんとマジメ、恋愛感においてもきちんとマジメ、家族愛に対しても優しくマジメ、友人間の付き合いにおいてもすごくマジメ、だけども、堅いワケでもなく、女子的にすごくやわらかく。 そんな、たかが一人の娘の日常生活と恋事情の111分。削れるところは大いに有る。だけど削らなくてよい。ほんわかほわほわ流れる時間が全編に渡ってすごく心地好い。素敵すぎるほどに心地好い。主演:深川麻衣のまったり感と脚本及び監督:今泉力哉さんの好相性。そして無駄に思えなかったカメラワークの111分。そして邪魔にならないBGMでピアノソロとかギターソロ。ラストシーン手前では楽器名分かりませんが(エレクトーン?もしくはアコーディオン?)決して歌声の入らないその音楽たちがその場その場で的確に嵌まっていました いろいろ素敵。 タイトルの語呂の悪さはあまり好きではないが、分かりやすく言わせてもらえば、パン屋に勤めるふみがバス運転手のたもつに2度目の初恋、久しぶりに出会って2度目の片想い。 結果、二人の恋の行方がどうなり幕を閉じようがそこにこだわる気持ちはないです。とにかくまったりと素敵な時間であった全編通じて大好きだ。 ただ、好きと言えど、別にふみとたもつの恋路に限った事ではない。逆に恋路については先にも述べたように私観的には二の次で。 その他のところで、ふみとニコの清い姉妹関係が見ていてかなり微笑ましい。寝入る姉貴に命の目薬をさしてあげる妹の姿がむつまじい。 孤独感を必要とするふみの独り芝居の空間が何かにつけ微笑ましい。見ていて飽きない 不思議な力だ 深川麻衣、容姿の地味さと普通っぽい女子さと声のトーンとこの作品のテンション ぴったりと合っていました。 とかまあ、ごちゃごちゃ言ってしまいましたが、とにかく全体的なものとしまして この作品自体に初見で一目惚れ。二見目の111分で二目惚れ。 三度目は少し間を空けて、でもきっといつの日にかまた目にしたくなるだろうなと確信しています。 (でも、これ言ってしまっちゃナンだけど、全然大したお話じゃないんだよね。別に普通なんですよね フツー。)[DVD(邦画)] 10点(2019-02-12 22:00:57)(良:2票) 《改行有》

4.  チチを撮りに 《ネタバレ》 どうせ乳ではなく父のくせして チチを撮りにという奇をてらい過ぎた感のあるタイトルが好きになれずに今までずっとスル~。 だが今回、先に何も関係もないところで見てしまった冨永昌敬監督のローリングという作品に出演されていまして そこでとてもセクシーな役柄演じてました柳英里紗という女優が気になってしまって彼女の出演作を遡ってみたいという思いからここに辿り着いてしまったという経緯。 だがしかし、それが功を奏した形となってしまい 嬉しく思えてしまった今に至り、。 さてとそんな、チチを撮りにという この作品の評価やいかに・・  良いお話であったとか感動してしまったとかいう言葉は使いたくない。 でも実際には、有るところでは有り得る話であり、実にリアルな話で泣けてくる。 でもそんなシュールなお話を娘二人が泣けるどころか笑いと真面目さに変えて見事にやりきってしまっていました。 そして陰ながらぶっとい骨格像となっていたお母さん然り、突然現れた姉二人の前では子供らしさと素直さと切なさをフルに醸し出しきってしまったかわいらしい弟:千尋君。 と つまりは当然、娘二人だけで成り立っていたお話ではもちろんないですが 一言で言わせてもらうなら やはり、 娘二人の素敵なロードムービーであったと言いたい 葉月と呼春。 そして お母さんを含めた がんばれ母子家庭、親子三人の強い絆をまざまざと見せつけられてしまった作品となっていました。 だけど血の繋がりは簡単には断ち切れない だから結局避けられない→ 葉月がやってしまった人生二度目の万引きは、母の為であり、そして父の為であり、もちろん自分の為であり、そんなお父さんの身体の一部、右腕のどっかをお母さんの手で川に成仏させてあげれたことに心地良さと清々しさを感じながら終えてしまった。よってマグロの登場で唐突に終わってしまったかのようなラストだって全然悪くはない。むしろ良かった とにかくこの73分に蛇足なシーンなど一つもなかった。そんな娘二人の素敵なロードムービー 何度だって見返せたし、まだまだ見れる。[CS・衛星(邦画)] 10点(2017-04-15 23:00:05)(良:2票) 《改行有》

5.  男はつらいよ 寅次郎紅の花 《ネタバレ》 残り二作の製作が予定されていた事が知られている事からも分かるように、これは最終回ではない。 しかしどうだ ここにはしっかりと奇跡が起きている。まさかこの様な形でまさに車寅次郎さんらしくラストを飾っていようとは。最後、神戸の被災地に再び立ち寄り 寅の戻りを待ちわびていた人たちから出迎えられ歓迎され大団円のような形で幕を閉じていたというその奇跡。その顔触れの中に芦屋雁之介の顔を見つけて涙。まるで寅のラストと聞いて急遽駆けつけて来た過去の共演者が〝長い間ご苦労様でした〟とばかりに花束でも渡す為に駆けつけてきていたかのように思えてしまった。そんな奇跡の終了。リリーで幕を閉じてしまった奇跡の終了。シリーズ後半の準主役:満男の純愛を不完全燃焼のままで終わらす事なく泉ちゃんをこのタイミングできっちり復帰させていたというその奇跡。そして御前様を除く柴又のほぼフルメンバーが無事に最後まで出演出来て終えれたという喜び。誰も欠けてはいない 年齢的に心配だったおじちゃん・おばちゃん・タコ社長まで最後まできっちりご出演。渥美清さん以上に高齢だったメンバーがきちんと最後まで一緒にいてくれたというその奇跡。そしてくどくなっても言いたい 寅が寅らしく賑やかに幕を閉じれていたというその奇跡。この上ない最終話になってたコトにジンときました。心晴れやか〝男はつらいよ・寅次郎旅の終わり終点篇。どうもご苦労様でした。 またいつぞか第一話からお会いいたしましょうぞな寅さんや。ちょっとその時までしばし、しばしの間 さようなら。 その後一週間でリリーと喧嘩してしまって奄美大島を即行で飛び出してしまってたというオチが素敵。心底素敵。[CS・衛星(邦画)] 10点(2014-09-24 23:41:04)(良:3票) 《改行有》

6.  男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎 《ネタバレ》 【結局のところあれなんです やはりというかあれなんですよね 煩悩の旅人が修行 だけど三日坊主篇。今回のマドンナ:竹下景子さん。】 このマドンナ逃すな 寅次郎。 もう歳が歳だろ寅次郎。 たぶんこれ以上のチャンスはないぞ寅次郎。 ぼっとしてたら はらたいらに獲られてしまうぞ寅次郎。 第32作目にして最強マドンナの登場。(だったのかもしれない) かわいらしすぎるぞ 竹下景子さん いいや、寅に愛を示しつつ、そして柴又でその愛を確かめたかった朋子さん。 ところがどうして、 とにかく柴又駅でのラストが悔しい。 悔しくて切なくて悲しくて。 おいよ、どうしてくれるんだよ 見てる人のこの感情を! ってさ、だけどさ、だけどなんです ここ一週間でこれ繰り返し繰り返しで すでに三度観ました。 そして見納め、今からもう一度観るんです。 風呂場の釜焚きのシーンをもう一度見るんです。 柴又駅で寅の袖口をギュっとつまむ朋子さんのシーンをもう一度見るんです。 そしてそんな寅に袖にされてしまい涙ぐむ朋子さんのお顔をもう一度じっくり見るんです。 そして寅の恋の終止符、そのお粗末さを悔しんだけども、悔しいんだけども、またまた見るんです。 いや、これでは きっとたぶん四度目で見納めにはならないな そんな自信が出てきた。もうこれはきっとずっと見飽きる事がない状態になってしまったんだと思います。きっと嵌りきってしまったんだね まだまだたくさん見ますよ口笛を吹く寅次郎。[CS・衛星(邦画)] 10点(2014-06-06 23:36:28)(良:3票) 《改行有》

7.  男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け 《ネタバレ》 【寅次郎の夢 ジョーズ篇。 まるで竜宮城だったね 龍野篇。今回のマドンナ:太地喜和子さん。】 いもがコロコロ あひゃらひゃら。 おだんご 二百万円です。いや、五百万円です。 おからをバカにしてはイケンよ あなたタツノタツノと結構毛だらけ五月蝿いよ。 そんな今回、いつもと少しパターンが違ってきていましたね いつもの前半戦後半戦という境目なくして ジジイもぼたんも一話通しで出演、ほぼフル稼働。結果、一つのドラマとして綺麗に繋がりましたね そして最後の締めには寅が一度は怒りをぶつけ、どやしつけてしまった相手に対して〝申し訳なかった〟という思いと、〝感謝いたします〟という思いを込めて間髪入れずに〝速攻で侘びと礼〟 遥か東京方面へ向って手を合わせたところで終わるという、この胸のすきよう。なんと心地の良い終わり方なのでしょう。 し、か、し、 さすがにそこはまともには終わらなかったですね  結局、東京はあっちだったこっちだったとあたふたしてるところで引きのカメラでフェイドアウトしていってしまうという 見てるこちら側をほくそ笑ましてくれながらお終いですよとわからせてくれる このセンス。さすがでしたね 素敵です。   でも今回、ひとつ解せなかったことがありまして、 第7作:奮闘篇で花子役だった榊原るみさんが、ほんのちょい役で使われ出ていたことです しかも、なぜだかクレジットさえされていませんでした これはなぜなんでしょうか 花子ファンだった自分としてはとても解せない 再び登場されるんだったら(出すんだったら )ちゃんと花子ちゃんとして出してくれ 仮にも歴代マドンナの称号与えられてたんですよ やい 責任者は一体誰なんだ? ちょっとその責任者を出してくれ。 ってことは、この際、胸にしまってしまおう 抜きにして。。  いやぁ、夕焼け小焼け 良かったです。 またいつしか見たくなってしまう日が訪れること間違いないです。今回繰り返しで二回見たんですが、まだ見れる。ほんと胸のすく思いのハッピーエンドやったです。[CS・衛星(邦画)] 10点(2014-02-12 21:15:47)(良:2票) 《改行有》

8.  男はつらいよ 私の寅さん 《ネタバレ》 【皆で九州旅行 置いてけぼりをくらってひがむ寅さん 留守番篇。今回のマドンナは岸恵子さん。】 寅が留守番、店にドロボー、町は火事、さらには東京大地震とえらいこっちゃとなりましてって話は置いといて。今回、私の寅さん 全体的にずっと楽しく見ていられた。話に関係のないところでは、岸恵子さんがセーター1枚の下に身につけているブラの形がくっきりと見えていたところにちょっとお得感を得たりなんかもいたしましたかな・・・ (なんて) そんな今回、ずっと楽しく見ていられたところに来て 終盤、お約束のシーンへと向かいます。面と向かってフラれたところにショパンの別れの曲が近隣から聞こえてくるという悲しい(?) 演出。そしてその曲名を知らずに「あれは何という曲なんだね」 と、りつ子さんに尋ねさせてしまうという悲しさの念の入れよう そしてその曲名をりつ子さんに〝言わせてしまうという〟その演出。(ヤぁね 鬼監督(^^;)・・・  そして最後、恒例となった旅立ちのシーンでは、とらやの暖簾をくぐった瞬間、うなる低音、すごく耳に残る風の音。さくらと交わす別れの会話の間もずっと鳴り止まなかったあの不気味な風の音。効果絶大だったあの風の音。 そして、楽しかった話が切なく終わってしまう虚しさたるや、寅次郎の気持ちと裏腹に とてもお気に入りの別れのシーンとなりました。 そんな今回、私の寅さん 私は好きです  最後まで(ずっと楽しませてくれる)という安心感いっぱいでいられた。もう素敵。[CS・衛星(邦画)] 10点(2014-01-08 23:38:55)(良:2票) 《改行有》

9.  男はつらいよ 奮闘篇 《ネタバレ》 【青森に始まり、青森に終わる 悲しき出会いと別れ篇。今回のマドンナ:榊原るみさん。 】 結末からすると、故郷から花子を迎えに来たのがご両親でなかったことが悲しく思う。 ただ、古里で福士先生の元、小学生たちに囲まれ 明るく楽しく過ごしているようにみえた花子の姿を確認させてもらえた事が嬉しく思う。それと同時に、ただ行き違えただけでは終わらせずに、その花子の後を追い、元気な姿を確認し、安心できた上で、そっと別れを告げてた寅さんの姿に今まで以上に愛おしさを感じてしまった。結果、涙を誘った悲しい終わり方ではありますが、その結末に反してすごく嬉しい終わり方だったと感じた。この第7作:胸キュン度の高さでいうと半端じゃなかった 大好きだ。 ただ、その内容からすると、今回とても異質で、脳タリンの息子だとか、脳が足りていない娘だとか、口に出すべき言葉じゃない台詞が多かったことも事実です。 でも、その役柄を承知の上で気丈に明るく振る舞う事を演じた榊原るみさんの笑顔と歌声に免じて許してもらえませんか 悪く捉えたくないんです この作品。 そして話は変わりますが、喜劇の面、 やはり今回も爆笑・小笑い含めてたくさん笑わせてもらったんですが、中でも忘れられないのが、お菊が待つ帝国ホテルにて⇒ お菊とさくらの会話をよそに、背広袖の裏生地を千切り取り、結果、それをお菊に投げつけバイバイ、その裏生地で涙を拭うお菊さん、このへんの小道具を使った一連の流れがとても可笑しくクスクス笑いと切なさを上手く交差させた素晴らしいシーンの一つであったと思います 忘れられないシーンの一つです。あと、東京駅前にて⇒ 駅前の交番で「駅は何処か 」と尋ねるとぼけ具合、カッコは悪いが、やはりこの人おかしいんです 笑えます。これも忘れられない 今後、東京駅を目にする度に、思い出し笑いに繋がってしまいそうな危険で可笑しなシーンの一つです。[CS・衛星(邦画)] 10点(2013-12-01 14:23:28)(良:2票) 《改行有》

10.  ばかもの 《ネタバレ》 内田有紀がとばすとばす。あんた一体どこまでやってくれちゃうんだってほどにとばしまくったあと急に姿をくらます。そして残された成宮クン。 その後、酒に溺れてゆく一方で 社会のつまはじき的人間へと落ちぶれ、変わり果ててしまってゆく成宮クン。 ~中略~~  時は流れて お互いいろんな事に躓き、いろんな人を失いながらも、そして再び出会った 結果、元さや。 別に良いお話でも何でもない   だが、しかし、話の筋より他に、自分は成宮クンの必死な成りきりように心奪われてしまった。まるで始まりと最後では顔つき違ってきてしまっているし、人格だって変わってきてしまってる。どうしてこうもリアルに演じれるんだ 凄いと思うこの役者。そして内田有紀、他に友人池内博之、白石美帆先生、母親浅田美代子に秀の家族たち、ついでに犬(ほしの)。 良いお話ではなかったが、良い面子によって ひじょうに良いものが出来上がってしまってたような気がする。 そして忘れられない ラストシーンの綺麗な光景。川と緑と光が射し込むあの光景 そこに秀と額。[DVD(邦画)] 10点(2011-07-03 23:47:51)(良:1票) 《改行有》

11.  遊び 《ネタバレ》 すごいものを見てしまった気がする。興奮冷めやらぬうちに投稿。嫁のほうもこの二人の成り行きが大いに気になった模様で「おフロ入ってくるから☆」 と言ってたくせに入らず、ずっと後ろでコソッと見ていた模様。大門正明の派手な台詞にいちいち一人ツッコミを入れてた自分を終始ずっと後方から観察していた模様。しかし、エンディング近しの舟乗りシーンでは とうとう笑いをこらえきれずにウヒャヒャ笑いを始めてしまった嫁が一名。鬼さん見っけ的状況。しかし、そんな自体にも驚きなんてそんなもんはナイ。一緒になってギャハハ笑いに変わってしまってましたね もう二人揃って腹を抱えて大爆笑。 しっかし、ホントすごいエンディングを見てしまった。いやあ ホント興奮冷めやらないです。すごいです‥‥。  ところで最初、この二人が16歳と18歳という設定だった事に「そりゃあんまりだろ オイ!」 と強引な年齢設定に笑い嚙み締めてたんですが、後で確認しましたところ この作品が1971年で 関根恵子が1955年生まれでっちゅうことは‥。うわ~ びっくりしました 一応、設定年齢通りの16歳だったってことなんですよね 関根恵子さん‥。 なんなんだよ 16歳のくせして。このムンムンしまくってる色気は。ホントにびっくりしましたさ。 で、関根恵子ってやっぱり高橋恵子さんだったのかって今ここで確認出来た次第。自分的にはスッキリ~!的状況。 そんなこんなで二人揃って全体的に大いに笑わせてもらったんですが、決してバカにしている訳ではないんです。愛情を込めた笑いと言ったら分かっていただけましょうか。だっていちいち台詞が大げさなんだもん大門正明が。だっていちいち前髪が右に寄ったり左に寄ったり うっとーしいんだもん 大門正明の髪の毛が。(^w^) ちなみに増村監督作品って、自分にとっては盲獣に続く二つ目の観賞作品だ。きっと相性よろしいんだろうな。また違う作品に出会ってみたいなと思える次第。 思う存分、昭和を感じさせていただきたいもんですな。なんて思っている次第。また一つも二つも楽しみが増えました。[CS・衛星(邦画)] 10点(2010-11-23 23:51:04)

12.  さんかく 《ネタバレ》 ある事情から、最ッ低ランクに位置付けしていた高岡蒼甫という役者、彼なんですが(ある事情というのは本線から反れた話となりますので別で【エピソード・小ネタ情報】のほうにて述べますが。)今回、吉田監督が彼を主役として起用していた事にすごく残念でならぬ思いを感じていた一人なんです自分。ただし、そんな思いをよそに さんかく、夢中になってしまえる。高岡のあの痛々しさって一体なんなんだ(リアル過ぎるぞオイ!) 田畑智子の痛々しさだって負けてはいない(その救いようのない溺愛ぶりに外野手として救いの手をって求めてしまったではないかよオイ!) そして主犯格の元アキバの子、、、もうなんつったらいいんやら、、、例えば、この子のファーストショット(電車内での居眠りシーン)を目にしてしまったなら もうきっと視聴者既に金縛りにしてしまってて 後の90分の視聴率確保は間違いないんじゃないかとさえ思えてしまえるようなそんなショットとその魅力。吉田監督の大物ロリコンGETぶりもまたしても半端ナイ というか、過去三作品のロリコン題材はせめて女子高生だったのに、ついには15歳にまでその悪の手が伸びてしまったかというような禁断ぶりにはもうメロメロ。ほんとノックダウンされてしまったさ。 そんな甘ったるさやら痛々しさで90分突っ走ってしまってたこの題材、ラストシーンだってかなりのインパクト残しちゃってくれちゃいましたな 好きだな~[DVD(邦画)] 10点(2010-11-13 17:30:17)(良:1票)

13.  純喫茶磯辺 《ネタバレ》 リアルにいそうなオヤジ宮迫&その娘。そこに麻生久美子が絡む。大好きなんですこれ。何度だって観れる。見飽きない。ただし、何処が何で何がそれほど好きなのかと伝えたくても上手く伝えきれないヘタレな自分が嫌い。だからという訳で、純喫茶磯辺の公式ブログに麻生久美子本人が投稿されていたコメントを引用させてもらう訳なんですが、麻生久美子いわく、『吉田監督はいい感じにヘンタイだということに気付きました(笑)。なのに、男らしくてカッコいい。演出法も“あんまハッキリ喋らないで” とか、役者がドモることが大好物だったり、なんかフニャッと、グニャッとして不思議な方なんですよね(笑)』 というコメントがありました。コレなんですよね、“あんまハッキリ喋らないで”とか麻生久美子のような大女優にわざとハッキリした台詞を喋らせなかったり、わざとドモらせたりして、それを好んで使う。実際に素子として麻生久美子が発してた言葉の中に「あ~~」とか「ええ~~~」とか間延びが目立つ台詞の他に、「あれだから」「あれでしょ」とか抽象的な台詞だってすごく多い。また登場シーンでは「えっ?」「‥えっ?」「‥‥えっ?‥‥?」という不思議な間を作り出した3連チャンな台詞があったり、または、「なんすか」「なんすか?」「なんすか??」とかという、なんだか観てるこっちが気恥ずかしくなってしまうほど身悶えする宮迫との掛け合い、、、、妙に心地良いんです その辺が。 吉田監督の作り出す不思議な間、というか自然な“間” 。いいですね・・・・。 ところで宮迫、『純喫茶磯辺』の初日舞台挨拶にはスケジュールの都合にて欠席のようだったのですが、普通であれば、主役の欠席にて行われる舞台挨拶って信じられない事なんでしょうが、やはり芸人稼業のほうを大事にしているんでしょうね。さすが宮迫と思えるか思えないかは別として まあ許せちゃいますよ。ちゃんと純喫茶磯辺の中では頑張ってたんだから。というか宮迫と里依紗ちゃんは今回、たぶん、地のまんまなんでしょうね とにかく全く面白い2人です。(^^; その反対で役作りに苦労したって言ってらっしゃったのが麻生久美子。そして長い台詞に苦労させられたっていうのがミッキー・カーチス談、これほんとなんです。どの台詞に苦労したのかその辺も楽しみの一部として見てくださいって言ってらっしゃいましたね。 あらま、まだ途中なのに文字制限が‥[DVD(邦画)] 10点(2010-05-15 17:53:02)(良:2票)

14.  博多っ子純情 字幕もしくは通訳が必要なんじゃないかと思われる映画です。ハイ。 常に博多弁満開ぶっ飛ばしの映画です。ハイ。 従って六平をはじめ誰一人として標準語を使っているものはおりませんので普通じゃないです。 あ、でも私らにとっては普通なんです。あれれ ^^; そして とにもかくにも小柳さんがかわいらしいのですvv 女子の博多弁ってとにかくかわいらしいのですvv  [ビデオ(邦画)] 10点(2004-11-19 22:34:37)(良:1票) 《改行有》

15.  アイドルを探せ(1987) 《ネタバレ》 《桃子、今夜は帰りません》 もう古い青春映画でしたが、当時、17歳だった自分は、この映画からいろんな恋愛事情がある事を教わりました そして知りました。お互いに好意有りで引かれ合っていながらも妥協しなきゃいけない恋愛ってあるんですねと教わりました 岩田君がかわいそうでした。 しかし、夜のバーでも真っ黒なサングラスをかけてご登場だった杉山清貴さん あなたって…、 ちゃんと顔を出しましょうよ。映画では。 【2021年8月30日:忘れられない青春映画よフォーエバー、改めて二度目のご投稿させていただきます。】  ↓ 菊池桃子さん演じる清楚な女子大生バージョンです。お友達である女性陣に武田久美子と伊藤かずえさん。知り合いとなる男性陣には硬派:竹本孝之と逆に軟派師の池田政典で、立派な青春恋愛映画であるのに、今現在で地上波・BS・CSでの放送は一切ナイ。当時、ビデオ販売及びレンタルまでありましたが、その後、一般人の視聴用にはDVD化されていない。だから、今となっては一般人の目に触れる事が一切ナイ。それはその著作権と販売方法にあります。なぜならこの作品、今となっては菊池桃子さんのプレミアム・コレクションというDVDボックスに入れられてしまい、彼女ファン必須のこのDVDボックスを手にしなければ鑑賞出来ないという事態になってしまっているからであるんです。その結果、うちら往年のファンからしたら、彼女のお宝ボックスなので当然手元に持っていますので、いつでも何時でも鑑賞可能なんですが、一般人の目になかなか触れてもらう事できず、他の方からの感想聞く事できず、この作品の素晴らしさを共感する事なかなか出来ない現状にもどかしさを感じたりしているんです。そんな次第です。1987年スクリーンムービーだったアイドルを探せ、どなたか是非とも見てもらいたいです。そして共感したい 他の方のご意見待ってます。 (どうせここは誰も来ない部屋。ちょっと横にならせてもらい待ってみます。)[ビデオ(邦画)] 10点(2004-03-10 00:41:42)《改行有》

16.  いつかギラギラする日 木村一八の逃亡! 対ショーケン!「なめんな若僧!」とばかりに、執拗に木村一八を追いたくりまくるショーケンのヘビのような執念が凄まじい。 イカれた女、荻野目姉の七変化的なキレ具合がまた凄まじいばかりか ショーケン、木村、その他大勢のむさ苦しい男たちの中に交じって華を添える。 とにかく好きだ。いつかギラギラする日。今でもギラギラしている日。 残念なのは、レンタル市場で見かけない事。いまだDVDが値崩れしてこない事。 [映画館(邦画)] 10点(2003-12-24 12:02:53)(良:1票) 《改行有》

17.  リング(1998) 結局、TV放送やってたならば、何度目であろうと いちいち観てしまう。なんだかんだ言っても 何度でも観たいと思える作品ってそうはないです。リングすごい。[映画館(邦画)] 10点(2003-12-22 17:13:06)(良:1票)

18.  南極物語(1983) 《ネタバレ》 もう2~3回と言わず、10回以上は目にしてます。その際、必ず覚悟の上で目にしています。その都度毎回涙しています。 ‥‥1頭、1頭消えて行くお犬たち。自然との闘いに敗れ亡くなって行くお犬たち。寒さの中に取り残されて息絶えていってしまったお犬たち。 助けてあげたくとも助けてあげれないもどかしさ。見殺しにして去ってしまわざるを得なかった南極隊員:越智と潮田の心の痛み。十分伝わってきたその痛み。子供心に観ていて悲しかった。そして今となっても引きずるその思い。いつ見ても毎回涙溢れてしまいます。 ならば、こんな悲しい映画を【作らないで】【撮らないで】でって言ってしまえば それまでの話なんですが、私たちが目にしているのは あくまで作られたものであってドキュメンタリーではないのです。それがせめてもの救いでしょうね。ムービーでよかったムービーで。 タロ、ジロ、ゴロ/ ベス、モク、デリー/ アカ、シロ、クロ/ ポチ、リキ、アンコ/ ジャック、紋別のクマ&風連のクマ/と、たぶん、ほとんど犬の名前覚えています。3頭刻みで覚えていました。あと、亡くなり方も覚えています。かなりマニアックな感じになってしまいましたが お許しを。(お犬様の名前読み上げ順については、順不同:敬称略)。 劇場公開当時のキャッチコピーは、『どうして見捨てたのですか なぜ犬たちを連れて帰ってくれなかったのですか 』 でした。 [映画館(邦画)] 10点(2003-12-22 17:05:56)(良:3票) 《改行有》

19.  息子(1991) 《ネタバレ》 東京でサラリーマン勤めの長男、そしてその嫁の本音が一言ズバッと刺さる「長男の嫁なんかなるんじゃなかった」 つまり、この一言により、父はお荷物扱いされてゆく事が確定する台詞。気の毒だ。 一方、山奥での独り住まいを心配される父ちゃんが放った台詞「俺は自分の始末は自分でつける(だから心配するな放っておけ)」 とても頼もしい言葉だ。この言葉を聞く限り、まだまだ2〜3年は自由に放っておいてもよいんじゃないかと思えるとこですが、 だが、そこは観てる側の自分が長男であるか否かで大きく見方が変わるはずです。 長男ってその思いは大変なんです ただその嫁には更に大変な思いをさせる事分かりきっているからこそ色んな決断鈍ってしまうし、尚更辛いのです。 そんな親子・長男・嫁・姑問題を嘘が無く現実的にしっかりと描いてしまったこの作品。結果、到底後味よいもんではなく終えてしまうんですが、そんな家族共々の思いがしっかりと描かれています。その嘘の無さが清々しい。 その結果、もしも、長男よりも父親思いだと思えた次男哲夫が後に父と一緒に暮らしてゆく気になってゆくなんて事がもしもあるならば、それはそれでよいのです。ただこのドラマでは答えを見せない。そこが憎いところです。 だけども、湿りっぱなしでは終わらせません そのラスト。父親照男は心配していた次男哲夫が東京で人並みに自立した生活を送っている姿を確認出来た、尚且つ、最高に嬉しい知らせまで受け、心踊らされながらの家路。景色は雪であれ、彼の心はきっと暖かいはず あとは長生きしようが、ぽっくりと自然死しようが彼の自由であることを感じさせられます。部屋に明かりがポッと点いたところでパッと終わってしまうラストショットは物足りなくは無いです。逆にそれがよかったのかなと思えます。[CS・衛星(邦画)] 9点(2022-09-25 22:48:00)(良:1票) 《改行有》

20.  望み 《ネタバレ》 「私たちは息子が事件に巻き込まれた被害者だと思っているのです。どうか息子の行方を探してください。そして息子の無事を祈ってください。」 群がるマスコミにはそう伝えればよいのです。 消息を絶った息子が加害者なのか、被害者なのか、どちらにしても地獄となる苦悩。ただ息子が優しき人間である事を信用するならば、やはり息子は命さえ危うい被害者なんだと思い込み、そしてその上で無事に生きて帰る事を祈ればよいのです。 もしも、それが逆転して、加害者であったと確定したならば、それはその時からして初めて犯罪者側の家族となった事を自覚し対処をしていけばよいのです。 まずは、ほぼ加害者側である事前提で進んでゆくこのストーリー、原作でもやはりそちら寄りの話の展開となっていたのでしょうか。気になるところです。 堤真一さん、素は好きになれない役者さんなんですが、今回素晴らしい演技であったと思います。[CS・衛星(邦画)] 9点(2022-08-21 05:41:36)《改行有》

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