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1. ハウルの動く城
見終わった今、やっぱり映画館まで足を運ぶだけの価値が十分にあったと思う。確かに細かい点での疑問や、1度観ただけで完全に理解できるストーリーではないが、ジブリ作品らしい「温かいもの」を感じた。とにかく万人の人に観て欲しい、万人の人にお勧めできる映画ですね。8点(2004-12-03 21:06:24)
2. THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
《ネタバレ》 完璧な芸術作品。庵野監督はこれを「衒学」と言っているけど、私にはそうだと思えません。孤独、絶望、葛藤・・・。人が生きる上で必ずしも背負わなければならない苦悩、そしてそれでも目の前に繰り広がる現実。立ち向かう事、逃げる事。その強さと弱さが上手く表現されています。シンジがアスカの首を絞め始める頃に流れ出す、「Komm,susser Tod」これがまた良い。自分でも分からないけれど涙が溢れ、号泣した作品です。全ては終わり、始まる。この一言に尽きますね。 10点(2004-06-05 18:17:57)(良:1票)
3. 青い春
負のパワーで満ち溢れていると言えばそうでも無い、それでも漠然とした絶望感が感じられる映画だった。というのは、学校の風紀こそ似てないが、同じ様な環境に置かれ、私が同じ様な年齢で在るからなのかも知れない。「何も無い訳では無い。だけど何も無い。」そんなある意味での孤独が浮き彫りにされ、とても痛みを覚えた映画だった。10年後にこの映画を観たとしても、「ああ、痛いなあ。」と思える大人で在りたいと願った。8点(2004-01-10 19:23:59)
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