みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ライアーゲーム-再生- 《ネタバレ》 うーん。そもそもゲーム終了後のプレイヤー間の金銭(チップ)の移動って可能でしたっけ?何億もの負債を負うという極限の心理戦の直後に、あんな高校のスクールバスみたいなノリでの一斉帰宅には思わず苦笑い。。あと、芦田愛菜をキャスティングしたスタッフにその真意を小一時間ほど問い詰めたい。[映画館(邦画)] 5点(2012-05-14 02:06:55)(笑:1票) 2. 逆境ナイン 《ネタバレ》 いやー、笑った笑った。もうね、112点差をひっくり返すあたりのありえなさとか本当に最高。コールドって概念ねえのかよ!って思わずテレビに向かって突っ込みたくなりましたよ。つまりそう…。全編アホなんだな。この映画は究極のお馬鹿映画なんだな。鑑賞中はなぜだか自分の人生のバイブルと呼んでも過言ではない漫画『すごいよマサルさん』を何度か思い出しました。とにかく登場人物がみんな変態で、誰ひとりとしてまともな人間がいないところも素敵。大事な試合すっぽかしてマネージャーと遊園地デートした帰りに他のナインとすれ違う時の玉鉄とか…もう最高に良い表情してますよ。むさ苦しいぐらい熱いノリの本編とエンドロールの岡村孝子さんの澄んだ歌声との対比も良い!まるで炎天下の試合後に飲む清涼飲料水のような清々しさで、鑑賞後の後味はかなり爽快でした。[DVD(字幕)] 8点(2007-01-02 10:39:35) 3. LIMIT OF LOVE 海猿 《ネタバレ》 まず、仙崎の“男らしさの中に覗かせる優しさ”にやられてしまった女性の方。少なくないのではないでしょうか。加藤あいも前作のような“ただそこにいる”マスコットみたいな扱いじゃなくて今回は随所に良い表情を見せてくれるし、時任三郎や石黒賢といった脇を固める俳優のスポ根ドラマのような熱い演技も悪くなかったと思う。佐藤隆太がゲージに閉じ込められた瞬間は『ローレライ』のワンシーンとあまりにも酷似していて思わず吹き出してしまったけど、その後に待ち構えていた怒涛の展開にはただただ圧倒されましたね。吉岡の手を握り「おれはお前のバディだ」と語りかけるあの仙崎の眼差し。沈没した船の中で再会した時に水中ゴーグルの奥に覗いていた、あの涙。どちらも本当に最高でした。そして何と言ってもこの映画最大の見せ場である還奈へのプロポーズ。不覚にもおれはあそこでボロ泣きでしたね。あぁ、どうせおれはこっ恥ずかしいベタな展開が大好きなミーハー野郎さ!そして最後に空を見上げながら夕闇の中へと消えてゆく時任三郎の背中のかっこいいこと。まー、確かに傾いているはずのファンネルスペースからの落下シーンを筆頭に突っ込み所を挙げはじめたらキリはないですけどね。でも、それと同時にそんな部分を補って余りあるほど印象的なシーンの多い映画だとも思いました。鑑賞後に共に映画館へ足を運んだ相手とああでもないこうでもないと語ることの出来る至福。痛さ全開のラストシーンといい、話題には事欠かない作品でしたね。これぞ究極のデートムービー。観るときは大切な人とぜひ![映画館(字幕)] 8点(2006-08-03 00:53:55) 4. パッチギ! 《ネタバレ》 『どんな理由があろうとな、歌ったらあかん歌なんかあるわけないんだ!』これを大友康平に言わせるところがニクイ。日本の音楽シーンに燦然と輝き、そのトップをひた走ってきた男の叫びだからこそ、心に響くものがあるんだろうなぁ。大好きなシーンです!最近になってテレビドラマで沢尻エリカちゃんがブレイクしましたが、基本的にこの作品は主演クラスや脇役を問わず一般的にはまだ名の知れていない俳優さんが数多く出演してますね。そんな彼らから“良い映画撮ったるで!”という熱い気持ちが画面を通じてビシバシ伝わって来たのも非常に良かったです。それがこの作品の時代背景というか勢いのようなものと繋がって、素晴らしい相乗効果を生んだのではないでしょうか。大傑作とまでは思わなかったけど、ギラギラ照りつける真夏の太陽のような熱い映画でした!≪追記≫ 今年韓国ドラマ&映画を見まくった自分としては沢尻エリカちゃんに“オッパァ~(語尾上げ)”の正しい発音を教えてあげたかったです。できることなら個人レッスンで…。[DVD(字幕)] 7点(2006-04-01 23:55:39) 5. 菊次郎の夏 後半で全部ぶち壊しじゃねーか!このやろう![DVD(邦画)] 6点(2006-03-18 00:04:30) 6. ローレライ 《ネタバレ》 どこからともなく現われ、歌声と共に消える魔女…設定だけなら100点満点なんだけど、のっけから綾波もどきの美少女登場でいきなり頭ぽかーんでした。ギバちゃんは無線片手に「青島確保だ」なんて叫び出しそうないつも通りのテンションだし、ドラマ部分は微妙にK-19のパクリで、妻夫木と綾波のロマンスなんて完全にとってつけたようなレベル。そして、とどめは敵陣ど真ん中に浮上した直後のB-29への一発勝負の大砲発射!!あほかー。おもいっきり展開がロボットアニメです。どうせなら撃沈させた後に「目標は完全に沈黙しました…」って伊吹マヤのアフレコでも入れておいてくれれけば最高だったのに。冒頭のテロップ表示からエヴァやレイバーっぽい雰囲気全開だと思ってたら、庵野&押井両氏が絡んでいて妙に納得。すげぇよ。CGアニメと実写を強引に融合させちゃったよこの人たち!しっかし、第二次世界大戦や潜水艦という題材をよくもここまでチープに、そしてアニメチックに演出してこの世に送り出しちゃったジャパニメーションの力って本当にすげーなー。こんなの絶対に日本でしか作られないです、ハイ。色んな意味で問題作。[DVD(字幕)] 3点(2006-02-13 23:21:56) 7. のど自慢 大友康平が良いです。このおっさんはこの作品以降おれの中でかなりツボな俳優さんのひとりになりました。竹中直人ほどクドくない、ほどよいむさ苦しさが最高。日本にもこんなコミカルな演技ができる俳優さんっているんですねー。ダメパパ役があまりにも板につきすぎていて、とても本業がロック歌手とは思えません。あの家の子供に生まれたら贅沢な生活はひょっとしたらできないかもしんないけど、毎日楽しく生きられそう!ハートフルなエピソードに心癒されました。佳作という感じだけど、テレビでやってたらまた観てしまいそうな作品です。[DVD(字幕)] 6点(2006-02-13 23:05:55) 8. 天国の本屋~恋火 《ネタバレ》 現世での竹内結子の言動がハチャメチャすぎ。ミスタールーキーの鶴田真由の人格ほど壊滅的ではないけど、彼女に負けず劣らずのパンチの効いた強烈キャラだった。香川照之との間で繰り広げられるバトルはある意味必見!アパートに勝手に上がり込んできた訳のわかんない女(しかも昔の恋人の姪っ子)に泥酔してるところを叩き起こされ、何十年も作っていない花火を作るようにさんざん怒鳴り散らされた挙句、思いっきり頬を引っ叩かれた日にゃおれもさすがに泣きますよ…。松任谷正隆の『永遠』と余韻の残る美しいラストシーンは良かったです。[DVD(字幕)] 6点(2006-01-15 21:59:25) 9. ピンチランナー 笑うな。駅伝って設定なんだからギャラリー相手に手を振るな。ファンに媚びるな。ほんの少しでも映画を撮る気があるなら、フィルムが回ってる間ぐらいはもっと真面目にやれ。[映画館(字幕)] 1点(2006-01-14 02:39:16)(良:2票) 10. あずみ2 Death or Love まずは一言…。何なんだこれは?前作以上に非現実化している戦闘シーンはもはやアニメの領域ですね(原作は漫画だったか)しかし、どれだけ過酷な環境に置かれてもまるでグロスを塗ったばかりのようなぷるぷる口唇をキープしてるあずみ様はご立派!常に身だしなみに気をつけているなんて、とてもオシャレな刺客さんですね。さすが花王のイメージキャラクターに起用されてるだけのことはあります。それにしても、フトモモ出血大サービスだった前作に比べ今作のサービスショットの少ないこと少ないこと。期待してただけにかなり不満でした。ひょっとしておれの知らないところで『フトモモ禁止令』でも敷かれてたのか?フトモモが大写しにならないあずみなんて、タコの入ってないたこ焼きみたいなものなのにな。ハァ…。[DVD(字幕)] 3点(2006-01-09 23:04:05)(笑:1票) (良:1票) 11. 交渉人 真下正義 《ネタバレ》 ハラハラさせられるポイントが爆弾処理班やSATが活躍するシーンばかりで、肝心のネゴシエーターの交渉シーンで同様のテンションを保つことができないのは致命的。こんなシケたことばっかやってるから、いつまでたっても交渉課は準備室止まりなんじゃないのか?天国の和久さんも泣いてるぞ!とりあえず、タイトルに『交渉人』なんて大そうな肩書きつけたからには、もっと胸のすくような心理戦を見せてください。これじゃ自動車ディーラーで営業マン相手に必死の値段交渉してるそこら辺のおっさん見てた方がよっぽど面白いぞ。真犯人?最後のオチが弱い?まぁ、そこはいつもの踊るシリーズですから…。[DVD(字幕)] 5点(2006-01-07 00:21:50) 12. NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE 香取でけーよ!あのガタイで“ハットリくん”はないだろ。忍者ハットリさんだな。服部さん。[地上波(字幕)] 3点(2006-01-04 21:01:03)(笑:1票) 13. キル・ビル Vol.1(日本版) “ヤッチマイナ!”というより、むしろ“ヤッチマッタ!”感の強い映画。いくらなんでも好き勝手やりすぎ。日本人が話す日本語がやたら聞きづらかったです。[映画館(字幕)] 5点(2005-12-03 00:28:52) 14. NANA シンの登場シーンには驚いた(別にシャレじゃないよ)彼がスクリーンに現れた瞬間、劇場内が騒然に…。やはり漫画の映像化は脚本以前にまずはキャスティングが重要なんだな、と感じさせるひとコマでした。その点、ふたりのナナのキャスティングはほぼ文句なし(ヤスはそれに輪をかけて激似)ハチ役の宮崎あおいの口から語られるモノローグ部分なんて原作のイメージそのままで、ちょっと感動しましたもん。中島美嘉はセリフこそ棒読みだけど、ライブシーンではさすがの貫禄を見せてくれます。ストーリーも連載中の漫画の映画化としては理想的な締め括り方じゃないでしょうか。何の為に作られたのか、メッセージ性がないと批判する声もあると思う。でも、こういった作品は映像化すること自体に意味があるのだから、そういった批判はナンセンスというもの。多少の不満はあるけれど原作に敬意を払い、ここまで忠実にあの世界観を再現したスタッフの情熱には素直に拍手を送りたい。NANA点献上![映画館(字幕)] 7点(2005-11-10 23:13:11) 15. 真夜中の弥次さん喜多さん 異様にハイテンションな飲み会のノリについていけないような感じ。いちばんの見所は画面に出てくるだけで笑える荒川良々ですかね。今に始まったことではないが、また今回も奴はおいしいところを持っていくのであった。[DVD(字幕)] 5点(2005-10-17 22:23:53) 16. 東京タワー 《ネタバレ》 「これでおあいこ(はぁと)」って、どこがだよ!下手すりゃ即死だよ!助手席の彼女なんてぜんぜん関係ねーよ!てか、この作品コメディだったのかよ!登場人物の行動が何から何まで不可解で、どちらのエピソードにも入り込めません。岸谷五朗だけがこの映画で唯一のまともな人間であった。[DVD(字幕)] 4点(2005-10-13 23:30:04) 17. アナザヘヴン 《ネタバレ》 虫の息の恋人だけ助け出し、相棒の原田芳雄を炎の中に置き去りにした江口に問いたい。『そこに愛はあるのかい?』[地上波(字幕)] 3点(2005-10-13 22:53:18)(良:1票) 18. 世界の中心で、愛をさけぶ これが“奇跡の純愛”らしい。どのあたりが奇跡なのかさっぱり分からんけど。後ろ向きな言動ばかりが目につく成人のサク(大沢たかお)に腹が立った。長澤まさみの魅力だけで成立してる映画。ただ、それだけ。[映画館(字幕)] 4点(2005-09-29 21:49:21) 19. ドラえもん のび太と鉄人兵団 《ネタバレ》 人間の愚かさを嘆いた神様がロボットを中心とした社会を築こうとするけど、またそのロボットたちも組み込まれた“競争本能”というプログラムによって、人間と同じような過ちを繰り返してしまう…。うーん、すごい設定だ。とても子供向け映画とは思えない。終盤、リルルが自分自身の消滅を悟りながらも博士の手助けをして過去を変えようとするシーンなんて涙なしでは見られません。自分の中では最高の反戦映画。[映画館(字幕)] 8点(2005-09-26 23:51:54) 20. 機動警察パトレイバー2 the Movie 押井作品は見る人を選びますね。メッセージはあるけど、キャッチーではない。自分とはちょっと相性悪いみたいです。[DVD(字幕)] 5点(2005-09-25 22:48:48)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS