みんなのシネマレビュー
へちょちょさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1395
性別 男性
自己紹介

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12345678910111213141516
投稿日付順12345678910111213141516
変更日付順12345678910111213141516

201.  野菊の如き君なりき(1955)  原作は御存知、伊藤左千夫の「野菊の墓」であるが、木下恵介監督による映画化は当時には未だ健在だった信州の美しい自然を見事なまでに映像としてフィルムに定着させている。楠田浩之のカメラワークは本作でも鮮やかの一語。今日の邦画界には当時の天衣無縫な木下監督の如きセンスが無いのは勿論だが、この美しい風景が開発により、ほぼ失われている点でもリメイクは絶望的かと思われる。政夫と民子を演じた田中晋二と有田紀子はハッキリ言って大根なんだが、これが巧まざる上手さへと転化してプラトニックな初々しさを横溢させて見事!原作の持ち味を損なうことなく微妙な恋愛感情を表現していると感心させられた。「政夫さんは竜胆(りんどう)の様な人だ」「民さんは野菊の様だ」こんな素朴な遣り取りでも原作発表当時の日本では大胆に映ったのである。茶髪・金髪に染め鼻ピアスだのコギャルだのと昨今のTVに露出される現代の無軌道な若造と正に好対照!!あと、脇を固める杉村春子や浦辺粂子がマタ実に上手い!!つくづく現在の邦画界に不足しているのは渋いバイプレーヤーであるコトを痛感してしまう。ただ、回想シーンに楕円形の縁取りをあしらった木下監督の技巧が純情素朴な本作とミスマッチに感じて仕方ないので…個人的に1点マイナス。映画&原作共々是非一見&一読をオススメ!9点(2003-04-19 01:08:11)(良:1票)

202.  ゴジラVSモスラ  「モスラ」(1961年)&「モスラ対ゴジラ」(1964年)の超ダサイ焼き直し・改悪としか言い様のないリメイク。本作の国会議事堂での羽化シーンと旧作の東京タワー羽化シーンを比較すれば一目瞭然というモノだ。旧作でのロリシカ原子熱線砲のような優れたギミックも出ないし。コスモスとかいう小美人をアイドル化したアレンジもNG!インファント島にたった二人しかいないなんて…旧作の東宝大部屋俳優大挙出演による島民の壮大なエキストラ群衆とはエライ落差にガッカリ。何よりこんな光線発射しまくりのモスラなんてモスラじゃなーーーーーーーーい!!一応平成ゴジラシリーズでは最大のヒット作という点を考慮しても4点が精一杯だな。VSビオランテ、VSキングギドラに比べてもチャレンジ魂ってモンに絶望的に欠けている。川北紘一と円谷英二御大の力量の差が如実に現れた点でも改めて旧作版の秀逸な完成度に敬服。4点(2003-04-16 00:44:49)

203.  血を吸う薔薇  ”日本のテレンス・フィッシャー”山本迪夫監督の怪作ですな…。岸田森の鬼気迫る怪演は確かに必見!こういうジャンルが廃れてから、邦画はどんどんダメになっていったような気が…。DVD出ないかなぁ~。ユニバーサル・ホラーは古典作品が一気にDVD化されたってのに…。6点(2003-03-22 15:18:33)

204.  REX 恐竜物語  兎に角つまらん。原作者と称するムツゴロウは「のび太の恐竜」のファンだったのか?ベタベタにパクってるジャン!!角川春樹の脚本&監督にも大いに問題があるが、主役のチビ恐竜がてんで一切まるで全然ちーーーっとも可愛らしくないのが致命的だろう。安達祐実もショボい映画でデビューしたもんだ。可哀相だからオマケして4点。4点(2003-03-22 01:43:16)

205.  宇宙戦艦ヤマト 完結篇  最悪の評判は聞いてはいたが、一応アニ○ックスで観た…。イヤほんと、最悪だわコリャ。西崎め、脱税容疑で逮捕?イイ気味だ。ゾンビの如き沖田十三に敬意を表し…3点。3点(2003-03-21 02:00:59)

206.  時代屋の女房  直木賞を受賞した村松友?の原作は未読だが、森崎東監督が描くお得意の下町人情モノの中では、淡々とした中にも奇妙な味わいがあり出色の一編。山田洋次の盟友的存在として「男はつらいよ」シリーズへの貢献度も高い(共同脚本&第3作監督)森崎監督だが、ハッキリ言って山田洋次ほどの力量は無いので本作でも中途まで醸し出していた不思議なムードを最後までキープできていない。しかし、夏目雅子の好演は特筆すべきだろう。本作のMVPは間違いなく彼女であり、彼女なくして本作は成り立たなかったと言っても過言ではナイ。それほどの存在感。85年の第2作で名取裕子が演じてガクッと格落ちしていたのが何よりの証拠。僅か28歳の若さで逝った彼女の才能を惜しみ…7点。7点(2003-03-20 02:05:48)(良:1票)

207.  ベルサイユのばら  池田理代子の原作とも食い違うストーリー、全然男装の麗人に見えないモロ女性なオスカル。そこらの小娘を呼んできて演じさせたかの如きノーブルさ皆無のアントワネット…。コレで一体何を楽しめと??監督も折角ジャック・ドゥミなんだから「シェルブールの雨傘」みたいにミュージカル仕立てにすりゃあイイのに~!!こりゃツマラン、宝塚歌劇でも観た方がマシ。3点(2003-03-19 11:36:05)

208.  メガゾーン23  「マクロス」スタッフが調子ブッこいて勢いだけで作った、てな感じのビデオアニメ。購入かレンタルのみの客層で縛りが緩いと思ったのか、当時としては際どい濡れ場(^^)アリ。スタッフにはコイツは必ずヒットするぜという自信でもあったのか、「この続きは第2作でねっ!」と何とも人を喰った幕切れに「はぁ??」。主人公メチャ弱過ぎやっちゅーねん。あ、けどヴァーチャル・アイドル時祭イヴてのは結構斬新かも。オマケして5点あげちゃう♪5点(2003-03-18 02:59:29)

209.  サイレントメビウス  麻宮騎亜ってあんま好きじゃないんで…5点。5点(2003-03-15 03:29:25)

210.  メンフィス・ベル(1990)  ”不思議な車輪が云々”というのは「世にも不思議なアメージング・ストーリー」第1話「最後のミッション」のコトですな。ケビン・コスナーが主役でスピルバーグが演出したヤツです。まぁ、第二次大戦中の爆撃機の話だから似てるっちゃ似てますが…。仰られる通り、確かにアレは最悪の代物です。おっと本作は…爆撃機内部の人間模様とかは異色と言えば異色だけど、マイケル・ケイトン・ジョーンズの監督ぶりがコチコチのクソ真面目過ぎて面白くも可笑しくもないってか味が無さ過ぎ。B-17が大好きなヒト向けハリウッド版ハッピーエンドの「Uボート」という分析↓が実に的を射てると思いました。ウマイ!!確かにぺーターゼンの「Uボート」を観た後じゃ、本作も色褪せてしまいますよねぇ…。余韻が全然違うし。青春スターのオンパレード!なキャスティングのせいもあるんだろうけど、致命的に重厚な風格に欠けてました。取り敢えず6点。6点(2003-03-13 17:47:20)(良:1票)

211.  東京オリンピック  本作の「記録よりも映像美を優先」した作りは誰がどう見たって1936年ベルリン・オリンピックのドキュメンタリー「オリンピア」(「民族の祭典」/「美の祭典」 監督:レニ・リーフェンシュタール)の模倣でしかないと思うだろう。リーフェンシュタールを凌駕せんと意気込む志の高さは買うにせよ、如何に天才・市川崑と言えどソレはいくら何でも無謀というモノ。残念ながら二番煎じの域を出ていない。それでも現在の邦画界を思えばレベルは相当高いので、そう悪い点は付けたくない。まぁ、8点…かな。黛敏郎の音楽、三國一朗の語りも良し。8点(2003-03-11 02:59:04)

212.  機動戦士ガンダム  TVアニメの劇場版は(無関係な)一般の劇場映画監督が再編集する、という悪しき風習を打破した点は充分評価に値すると思うけど、いかんせんTVのシーンを殆どそのままってのは…金を取るにはチト苦しいクオリティ。でも、ビデオもDVDも無かった頃には唯一の希望の灯(何か鎖国時代の長崎みたい)だった歴史的意義も含め、オマケして7点。しかし、何でガンダムだけココまでBIG NAMEに成り得たのやら…??未だに新しいガンダムやってるみたいだし。7点(2003-03-11 01:54:21)

213.  鍵(1997)  谷崎文学の映画化などという次元を遙かに(地下深くのマントル層くらい)下回るどーしよーもナイ制作意図に憤る価値すらないクズ映画。ケーブル無料チャンネルで観てコレだから…レンタルしてたら、あまつさえ劇場で観ていたら…想像するだけで身の毛も弥立つわっ!!尚、原作の映画化なら1959年版で(THE KEYのサブタイトルが付いてない)市川崑監督のモノが個人的にベストかと…。京マチ子がチョット色っぽいし、中村鴈治郎が好色オヤジを絶妙な上手さで演じててオススメ。3点(2003-03-11 01:34:53)

214.  けんかえれじい  日活B級映画御用達監督だった鈴木清順にとって転機となった青春ドラマの佳作。旧制岡山中学(…今の高校カナ?)の破天荒でケンカ好きな名物男・麒六を高橋英樹が溌剌と演じて実に痛快。時代背景が1936年の二・二六事件(北一輝もチラッと登場)である辺り、単なる不良・番長・チンピラ・ヤクザ映画とかの底浅い暴力モノとは一線を画している。ケンカの師匠である先輩・スッポンを演じた川津祐介、ヒロイン道子に扮した浅野順子共に好演。特に浅野は間もなく(何と大橋巨泉と!)結婚し引退したのが実に勿体ない可憐さだった。「ツィゴイネルワイゼン」や「陽炎座」で清順はチョット…と敬遠している方や、TV時代劇での高橋英樹しか知らないような方には是非オススメの逸品。全然難解じゃない(寧ろメチャ分かり易い)んで御安心を。8点(2003-03-08 00:36:39)

215.  機動戦士ガンダムII 哀・戦士編  う~ん、微妙…。中途半端と言われれば確かに、という気はするし。あ、でも井上大輔の「哀・戦士」は超カッコイイから全て許す。アノ名曲に…6点。6点(2003-03-06 16:48:03)

216.  機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート  第1作と同時期に既にガンダムが量産されているという設定は…如何なものか。色々言われても単にこじつけとしか思えない。敵ジオンの女性パイロットとラブラブになる主人公ってのも…。あんな若造じゃ小隊指揮官には普通なれんだろう。説得力無さ過ぎて興醒め。OVAが元らしいが観る気がしない。悪いけど5点。5点(2003-03-06 13:57:50)

217.  キタキツネ物語  2002年12月28日に本作の監督だった蔵原惟繕氏が亡くなりました。動物映画としては他の作品と一線を画す高いクオリティで見応えある傑作に仕上げた練達の手腕とフレップの痛ましくも雄々しい生き様に…8点。蔵原監督の冥福を心から祈り合掌…。8点(2003-03-05 04:36:15)

218.  うる星やつら 完結篇  TV版は全然観ていなかったけど、原作のラストエピソードを映画化と聞いて観た。うーーーーむ、確かに殆ど原作そのまんま。まぁ、何と言うか「おお…ラムやあたるが動いとるし、喋っとる」と思っただけ。後の「ドラゴンボール」とかを思えば、絵柄をもうチョット高橋留美子タッチに似せて欲しかった気が…。残念ながら特に感動もナシ。6点(2003-03-04 02:31:26)

219.  恍惚の人  原作は有吉佐和子の同名ベストセラー小説。名匠豊田四郎は84歳のボケ老人茂造役に当時60歳の森繁久彌を大胆に起用し驚かせた。「夫婦善哉」その他で気心が知れた間柄だったのが大きな理由だろうと思われる。メイクを施しても若干苦しい部分も無いではないが、流石に見事な演技。しかし、本作のMVPは茂造を介護する嫁・昭子を演じた高峰秀子だろう。相手に自分の誠意が通じようと通じまいと必死に茂造を介護する姿は痛ましくも美しい。今日の高齢社会にあっては一層の輝きを放つ本作は重苦しく凡そ万人向けではなかろうが、色々と示唆に富む秀作である事実は否定できまい。ただ、惜しむらくは矢張り年齢相応の俳優に茂造役を演じさせて欲しかった。1973年当時なら、まだ多くの名優は存命中だったのだから。この点を若干差し引いて8点。8点(2003-03-03 10:23:25)

220.  もののけ姫  「賛」にせよ「否」にせよ、コレだけコメントが多いってのは矢張り宮崎駿監督作品の持つパワーの証明なんだろうナァ…。観客動員数だけで作品の価値を測るつもりはないけど、邦画界がどん詰まりの中で(親子連れが多かったにしろ)アレだけ観客を集めたのなら、それに見合うだけの魅力があったが故だとも感じる。だって…いくら金をかけて派手に宣伝したって「本当に」面白くないクズアニメだったら、絶対にあれだけの動員数は無理だし、各賞総ナメなんて夢の又夢だったハズ。作品の内容解釈は人それぞれあるだろうし、特に「コレは~なのだ!」と主張する気はないけど、アニメーションとしてのクオリティは抜群だったと素直に思う。俳優による声のアフレコも(いくつか例外はあるが)見事だった。特にモロを演じた美輪明宏と乙事主役の森繁久彌は凄い存在感で圧倒的。エボシ役の田中裕子も悪くない。ただ、どうしても乙事主からニュルニュル出てくる蛭みたいなヤツに呑み込まれるサンとか、ダイダラボッチとか生理的嫌悪感を覚える描写が有る分、「カリオストロの城」よりは自分的にワンランク劣るかな。本作の類似品すら出ないオリジナリティは高く評価するが、どっちが不快感を覚える場面が多いかで作品価値を決める者もいるんで悪しからず。7点!7点(2003-03-03 03:36:05)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS