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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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241.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 《ネタバレ》 今作の『エヴァンゲリオン新劇場版:Q』 いやあ、展開が「Q(uick)」過ぎて、頭の中が「Q(uestion)」マークだらけだ。ずっとこのタイトルの「Q」って何だろって思ってたんですが、そういう意味だったのかな。冒頭の鑑賞後そう思った私の感想を裏付けるように、物語はどんどんQ展開。今までディティールに変化をつけながらも基本はTVドラマ版のストーリーの踏襲でしたが、ついにTVドラマ版から大きく飛躍し、舞台は前作から14年後の世界。ネルフはゲンドウ、冬月、綾波を残しほぼ全壊。ミサトは新組織「WILLE(ヴィレ)」を立ち上げ、神の船「ブンター」を駆りゲンドウに対抗。14年後の世界は凄まじいまでに荒廃、その原因となったシンジはさらに綾波も救えていなかったことに愕然とし、前作までの自分の思い・活躍を全否定され失意の底に落ちてゆく。そして世界を逆に否定していく・・・ ほんとすごい展開なのですが、個人的な感想としてはちょっと展開が乱暴すぎる気がしました。まずあれほどシンジが冷遇される理由が不明瞭。サードインパクトを起こしたからだというのはわかるのですが、そこに至るまでの流れはシンジが誰かに反抗してそうなったわけではなくむしろネルフ本部や綾波を守ろうとした結果で、しかもミサトさんもそれを「誰かのためじゃなく自分自身の未来のために行きなさい!」という形でがっつり支援していたのにもかかわらず、である。シンジの子供っぷりに辟易する内容になっていますが、同時にそんなところに同情もしたり。 カヲル君との展開はある意味予想通り、ホモっ気全開。どこまで行くのかと心配になってしまいました。 結局槍のくだりは良くわかりません。ゲンドウに嵌められたらしいのですが、「???」状態。そもそもちゃんと槍が揃っていれば「世界を創れる」ってカヲル君は言ってましたが、それってどうやんの??何で槍がすりかえられてたらフォースインパクト引き起こすことになるの?? まあわからん。 元々エヴァってこういうアニメですけど、この『Q』は特に「ネタ&材料バラ撒き」映画だったように思う。今後のためのネタであるとか、内容を読み解くための材料を詰め込んだ映画ってところですね。その判断の是非は観る人次第でしょうけど、私は上記のように個人的には好きではありません。何故かというと「営業CM」感があるので・・・。 あくまで私見ですのであしからず。[映画館(邦画)] 6点(2012-11-24 15:29:29)《改行有》

242.  イン・ザ・プール 《ネタバレ》 たまたまですが原作を以前に読んでいました。本と映画でキャラクターのイメージが異なるということはよくありますが、松尾スズキさんはほぼ伊良部先生のイメージどおりでしたね。どっちかというと本と比べて違和感があったのは看護師のまゆみちゃんでした。本ではもっと美人を想像していたのですが(失礼)。まあ映画という時間制限の中、まゆみちゃんがクローズアップされること自体ほとんどなかったわけですが。 さて内容はというと;(1)勃起がおさまらない男性。(2)ガス・電気・鍵の締め忘れなどが気になる強迫観念にとらわれ、なかなか物事に集中できない女性。(3)一日1時間はプールで泳がないと落ち着かない男性。 の三者三様の物語が進行していきます。 どの話も「伊良部先生」という共通点以外はほぼ独立しており(プールの男性などは伊良部との関わりもほぼゼロ)、本でショートストーリーとして読むならともかく、一本の映画としてはどうだろうという印象です。 しかし映画そのものの雰囲気としては、私は好きです。派手なBGMやどんでん返しなどを多用せず、ただキャラクターたちの葛藤を粛々と見せていく過程は、何故だかボーっと見入ってしまっていました。そのへんは邦画の良さなのかな~とか勝手に思っています。 あとは強迫神経症の女性が好感を持って見られました。ちょっと不思議ちゃんな様子とか「ガビ~ン」とか言ってるのがちっとも不自然でなくて、むしろ普段からあんなんなんじゃないかと思うほど役柄にはまっていたと思います。ナイスキャスティング!どちらかというと、オダギリジョーさんのほうが本人とキャラクターとの設定が乖離していた気がしますね。よくTVに出る方なのでなおさらかもしれませんが。[地上波(邦画)] 6点(2012-11-01 17:03:54)《改行有》

243.  名探偵コナン 天空の難破船 《ネタバレ》 たまたまTVでやってたから観ました。内容はお決まりの王道路線で展開もまあ見えてるんですが、なんとなく観てしまうコナンマジックはあなどれない。 しかしアイデアの安っぽさやキャラクターたち(特にコナン)の行動の浅はかさはちょっと気になりました。発疹は、「まさか漆なんてオチはやめてくれよ・・・」と思ってたら案の定でした。まあそれは良いとしましょう。気になるのは無策で飛行船屋上のリーダーの目の前に躍り出るコナン君。何か考えがあって現れたのかと思いきや、いきなり拳銃で撃たれるという素人でも予想できた展開により重傷を負う、ておいおい。大体細菌兵器を持ち込まれてるってのに、誰も口を押さえようともしないし、発疹出た人を素手で運んでいくし、一事が万事この調子で緊張感はかなり薄れてしまった。そのせいで漆説あるんじゃねーかと思ってしまった。 狙ってた獲物がいきなり仏像と言われてもピンとこないと言うのもありますね。一体あたりいくらになるとか教えてほしかったかも。 まあでも最初書いたように、文句を良いながらもなぜか観てしまうんですけどね。[地上波(邦画)] 6点(2012-08-21 01:07:46)《改行有》

244.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 「へぇ~、リーアム・ニーソンさんがサスペンスドラマ出てるんだ~」って感じで観始めたんですが、やはりリーアム兄さん。最終的にはアクションで締めるということで・・・。 物語自体はけっこう引き込まれました。自分、そんなに先の展開を読むとか得意じゃないもんで、物語のオチには「マジで!?」と普通にビックリ(←いいお客だ)。でも冷静に考えると、暗殺者としての記憶は戻ったのに考え方だけ常識人になってるとかおかしいですよね。記憶の戻り方がちょっと(てかかなり)ご都合主義だなとは感じました。 冒頭に書いたように、サスペンスドラマと思いきやアクションで締めるという展開があれですが、それについてこれる人ならそれなりに楽しめるのかなと。 【令和3年7月14日再鑑賞】 このページ開いて初めて知りました。前にも観てたんだ…(汗)一時期リーアムおじさんにハマってたから、その時期観たんだな。でも再鑑賞なのに全く初めて感で観れてしまった(笑) さて久しぶりに鑑賞しての感想は、かなり突飛なストーリーですが一応辻褄は合わせてありますよね。なんで二人のマーティンが同じ記憶や経歴を持っているか、なぜ妻まで自分を全く知らないかのように振る舞うのか。そう言った疑問には「あーなるほどね」と思わせる用意はありました。ですが、事故にあったマーティンをいきなり殺そうとするのはどうなんだろう。記憶喪失を起こしてると分かっててもいきなり殺そうとまだするだろうか。そういう組織ならそうするのが普通なのか?知らんが。「おい!本当に記憶がないのか!?」くらいの確認はあっても良いと思う。それに妻役の人が結構落ち着き払いながら結局爆弾解除できずに爆死するのもいただけない。そしてあんなに「妻を愛してる」と言っていた人が、記憶が戻って彼女が死んだ途端サラッと他の女性に鞍替えしたのもなんだか…という感想。美術館で「愛してる」とも言われていたのに、何でそうなるのか。少しそのへんがもやっとして終わってしまった映画でした。 前回は5点をつけていましたが、前より楽しめた気がしますので再評価させていただきます。[DVD(字幕)] 6点(2012-05-02 18:35:35)(良:1票) 《改行有》

245.  キャタピラー 《ネタバレ》 第二次世界大戦中、徴兵された旦那が四肢を失った状態で生還し、その畏怖を覚える容貌から彼は誰からともなく軍神と奉られるようになる。これはそんな彼と彼を介護することになった妻との物語である。 こういう歴史ものの映画やドラマを見るとき、登場人物の考え方や容姿・仕草が現在のそれっぽくて、不自然に感じることがよくあります。この映画を観てても、シゲ子(=寺島しのぶさん)の考え方はとても現代的で、いきなりだんなの介護をすることになった妻のストレスや葛藤がよく描かれているのですが、対照的にその周りにいる人間は「大日本帝国」のことで頭がいっぱいの典型的な当時の人というイメージで、その両者の雰囲気のギャップが妙に気になりました。シゲ子が特殊だったのか、周囲が特殊だったのかというところが最後まで判然とせず、観てるほうとしてはそれ以上思考が先に進まなかったのが少し行き詰まりを覚えました。あくまで私は、ですが。 [DVD(邦画)] 6点(2011-08-31 16:26:23)《改行有》

246.  アンダルシア 女神の報復 《ネタバレ》 前回同様、「アンダルシア」という場所自体に大きな意味はない。ただ銀行マフィアのボスの根城だというだけ。むしろタイトルは「アンドラ スペインとの国境」でいいのではないだろうか。というくらい舞台はスペインメインだった。 でも相変わらず劇中のキャラクターは魅力的。外交官の仕事も国際警察の仕事もどっちも憧れる。といっても実際にどっちの仕事もやりたいとは思わないけど。仕事よりプライベート優先主義の私には、息子と離れ離れになっても仕事をとるって気持ちにはとてもなれない。しかし自分には絶対できない存在として、ある意味「仕事人間」というものは憧れます。 さて内容のほうはというと、一言で言えば黒田と神足メインの国際刑事コンビドラマ。ただやっぱり『外交官黒田康作』らしさが出てたというとそのへんは怪しい。「外交官」っぽさが出てたのはロケーションと外国人のみで、あとは日本国内でやってもいいだろうって内容。良くも悪くも日本のドラマになってしまったのは残念でした。[映画館(邦画)] 6点(2011-08-01 11:48:14)《改行有》

247.  SP 革命篇 《ネタバレ》 野望編はアクション重視の映画だったと思うのですが、革命編のほうは緒方達の正体とその目的・井上との決着など、物語を収束させていく作りだったので、アクションとしてはおとなしめな作りでしたね。音楽なども重々しい感じで、派手な感じは息を潜めていました。そのせいか、一緒に観にいった嫁は途中一瞬寝オチしていましたが(苦笑) そういう私も個人的には野望編のほうが好きでした。革命編のほうでは国会議事堂乗っ取りなどは迫力あったのですが、途中ちょくちょくはさまれる官僚たちのリッチ会などは蛇足。見ていて不愉快だし、あんな連中が実は日本を動かしてるのかと思ったら、なんかイヤ。実際の官僚に知り合いはいませんが、実際もみんなあんなに高慢な感じなのでしょうか??日本を背負ってる!っていう自負をもってくれるのは結構だが、自負と思い上がりは全然別物だろう、と映画を観ながら思ってしまう。 あと少し不満だったのは、冒頭からいきなりSPメンバーが国会議事堂で仕事を始めてしまったことでしょうか。もっとドラマ版のようなSPメンバー同士の絡みが見たかったので、始まってすぐ本筋に突入してしまったのは、個人的にはちょっと残念。笹本さんとか超好きなんですけど。 ズバッと本題にいってくれたほうが良い!!っていう人ももちろんいると思いますけどね。[映画館(邦画)] 6点(2011-04-25 21:55:46)《改行有》

248.  忍 SHINOBI 《ネタバレ》 漫画『バジリスク』をベースに鑑賞すると痛い目にあいます。まず弦之介が漫画と比べてチャラ過ぎる。女のことばかり考えて、「オレが頭だ!従え!!」とわめきちらすなど、漫画のほうのカリスマ性溢れる弦之介からは遠すぎる。弦之介と朧の瞳もだいぶ漫画とは違ってますね。朧なんか、無敵すぎやしないか。 実写なので漫画みたいにはいかないとは思ってましたが、キャラの性格まで変えて欲しくはなかった・・・。ぶっちゃけ、原作どおりに作る気が無いならキャラの名前とか使わないで欲しい。 でも別物の忍者映画として見ればそこそこ楽しめました。[DVD(邦画)] 6点(2011-03-14 17:02:48)《改行有》

249.  酒井家のしあわせ 《ネタバレ》 ロケ地がうちに近い場所だったので、内容度外視でそこにばっかり注目して「これ知ってる景色や!」とかそんなんばっかり言ってました、すんません。 よくある邦画といった感じの映画で、雰囲気的にも嫌いな映画ではありませんでした。ただイマイチ地味な印象は残ります。あまりストーリー的な起伏は感じられず、割と淡々と進行していくので、たまたまロケ地が知ってる場所でなければ退屈で寝てしまってたかもしれません。 一人の少年を中心に、親の離婚やら不仲やら、学校での出来事などが描かれていきます。彼は色んな出来事を通して「親ってくだらねえ」とか「学校も面白くない」とかいう不満を持っていくわけですが、結局最後に今まで自分が見下していた人達が実はそうではなかったということに気づきます。わけわからん父親だと思ってた人が、実はすごく家族のことを考える人だったとわかった時や、何も知らずに別居の準備を進めていたと思っていた母親が、実は入院の翌日からその事実を掴んでいた事など、彼は親の凄さみたいなものをちょっと感じたと思います。 映画なのに表情が少ない少年だったので、変化がちょっとわかりにくかったですが。[DVD(邦画)] 6点(2011-03-14 15:45:36)《改行有》

250.  クローズZEROII 《ネタバレ》 前作に引き続き、滝谷源治に魅力ナシ!!知りもせずにみんなが守ってきた休戦協定破って鈴蘭のアタマもなにも無いもんだ。鈴蘭がまとまったのは彼の力によるところではなく、ほぼ無条件で彼を支えてくれる周りのみんなのおかげ。 鳳仙が意外とまともな学校でびっくり。いやあくまでこの映画の中では、ですけど。校内に落書きもほとんど無いし、統率とれてるし。鈴蘭よりよっぽど進学率も就職率も良さそうだ(笑)。道場で実践組み手みたいなこともやってるし、そんな彼らが酒とタバコとマージャン浸りの鈴蘭に負けるのは納得がいかない。数も鳳仙のほうが多かったはずなのにねぇ・・・?? あと学校変わっただけで自分の立ち位置もコロッと変わるヤンキーを見てると、彼らの関係性が薄いのか厚いのかわからなくなる。ヤンキーにとってクラスとか学校って、群れるのに大事な要素なんですね。組織への帰属意識が高いのはいいことだ。自分にはあんまわかりませんが。 個人的に熱くなったセリフは、漆沢が芹沢に挑戦した後に滝谷が言う「オマエハズレくじ引いたぞ」でした。5点の評価がそれで+1ということで6点です☆[DVD(邦画)] 6点(2011-02-10 10:43:32)《改行有》

251.  クローズZERO 《ネタバレ》 自分の趣味以外の映画も観るべきと思い至り、人にオススメを聞いて言われたのがこれ。基本、ヤンキー映画って酒・女・暴力のオンパレードで、そういうのに魅力を感じない性格上敬遠してたんですが、これはけっこう面白かった。個人的には人を殴るときの効果音がいかにもテレビ的に大げさでよかった。実際にはもっと鈍い音がするんですが、「バシッ!!」「ドカッ!!」と派手な音をさせてケンカするもので、見ていて変な爽快感があります。 正直冒頭で屋上の壁に「たきやげんじ」の時点でだいぶ冷めました。わざとでなければせめて漢字くらい書く頭持てよと思ってたら、チンピラヤクザのいうとおりに動く主役の源治クン。男気だけであまりに頭の悪い男に魅力は感じられなかった。それならまだ芹沢クンの方がよっぽどついていきがいがある。彼も舎弟の統率がイマイチですけど。てゆーか舎弟が盛り上がってばっかりで本人別にやる気ない? 自分的に最悪だったのは時生クン。自分病気のくせに「なんもしねーで100%治してやる」とオバカ発言。そんで結局病院に担ぎ込まれる。手術受ける。超ダサい。それがかっこいいのか?さっぱりわからん。他人の心配も真剣に汲み取れないような男に、てゆーかガキに、魅力なんか感じるわけがありません。彼だけ出直してきてください。マジで。[DVD(邦画)] 6点(2011-01-31 10:43:53)《改行有》

252.  アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 「バカヤロウ」という言葉にこれほどの幅があるとは!出てくる主要キャスト全てが一度は「バカヤロウ」。あの小日向さんですら、「バカヤロウ」。場面ごとに意味の違う「バカヤロウ」が鑑賞中に完全に耳にこびりつきました。 テーマそのものは「ヤクザ同士の権力争い」。以上です。それだけ聞くと取り立てて特筆するような特徴はない映画なのですが、中身が凄い!!こんなに痛々しい映画は久しぶりに観ました。観るだけで「痛い!」って思う映画と言う点では『SAW』シリーズと通ずるものがありますね。カッターナイフで指を切ったり、耳に菜箸突っ込まれたり、そういう映像を見てるとなぜか自分も同じ場所がうずきながら、顔をしかめてしまいます。痛いわ・・・。 しかし現代のヤクザを描いていることからも、世界観もどこかモダンなヤクザ映画。「ショバ代」なんて単語この映画ではほとんど聞かなかった気がします。その代わりにカジノを経営したり流暢に英語を話すヤクザが印象的でした。ヤクザも近代化してるんだな。そういう視点で見ると、最後大友組が一人残らず殲滅されたのも、彼らみたいなヤクザはもう古いという時代の変遷を象徴してるのでしょうか。でももしヤクザに「格好良さ」を求めるなら、大友組みたいなのが一番支持を受けるんでしょうけどね。[映画館(邦画)] 6点(2010-10-01 14:04:29)(良:1票) 《改行有》

253.  サイレントヒル 《ネタバレ》  もっと適当に終わっていくB級映画かと思ったら、けっこう深いな・・。自分、ゲーム版はやったのですが、あまりの難しさに序盤で放棄したことしかないので、前知識ほぼ0の状態で鑑賞しました。  まあ生前に受けた苦痛を呪い返すみたいな展開は、けっこうホラーでは定番な感じですよね。出てくる化け物もまあなんか見慣れた感じであんまり怖くなかった。仮面かぶった大剣振り回す大男には「か・・かっこいい!!」とさえ思ってしまった(笑)でもグロイの苦手な人向けではないかな。  ゲームでは結局どんな風に話が進んでいくのか全く知りませんが、このSILENT HILLって町は見事なくらいSILENTじゃないですねぇ。空襲警報みたいんワンワン鳴るし。てゆーか空襲警報鳴った時あんなに必死に教会にもどらなあかんのなら最初から出なきゃいいのに(←普通そういう人が圧倒的に多いはず)、でも教会になだれ込む人の数を見てたら、ずいぶんとみんなこんな町の中を外出するんだなーと、なんか違和感でした。  なんか話に脈絡がなくて、ちょっとついてけない展開がありましたがでも面白かったです。なぜか別次元から帰れず、一生分かたれた家族ってのも同情した。  でもゲームは知らず、これ単体でも十分楽しめる映画ですのでオススメです☆ [DVD(字幕)] 6点(2008-05-14 00:14:32)(良:2票) 《改行有》

254.  不法侵入 《ネタバレ》 いや、不法侵入すぎるだろうこの映画は。。。セコム(違)取り付けた後にあんなに簡単に侵入できたらダメだろう。アラームの後の警官はともかく友達とかも入り放題やし。この家のセキュリティは一体・・・。ストーリーはけっこうありがちで単純。ちょっといいなと思ってたゆきずりの警官が実はけっこうなワルだったと。で、ずっと「あいつは怪しい」と言っていた旦那さんのほうはと言うとその警官のワナにかかって冤罪で捕まったり。最後のほうでワル警官ピート(=Ray Liotta)が「ウォー!!」って言いながら庭の窓を押し破って来たのにはちょっと笑った(笑)あれで突っ込んだところにマイケル(=Kurt Russell)とカレン(=Madeleine Stowe)がいなかったらただのバカだなと(笑)。まあ目新しいものは特に無く、でもだからこそ気楽に観れた映画でした。逆にこの手の単純な映画も最近では貴重かも知れません。[DVD(字幕)] 6点(2005-11-02 00:28:53)(笑:1票)

255.  着信アリ 《ネタバレ》 まあまあよかったかな。なんか最後のほうでタイトルの「着信アリ」そっちのけで話が進んでいってしまう展開には正直「あれっ?」て思いましたが。 でもなんか邦画ホラーって定番の怖がらせ方みたいなんが確立されてしまって損に思うのはオレだけでしょうか?どうもオレには、邦画ホラーの三種の神器とも言える「髪の毛」「子供」「ロングの女性」が出てれば大丈夫だろうという製作者側の魂胆みたいのがチラチラ見えるんですが・・・。いや確かに実際けっこう怖いし、それ自体を批判するつもりはないんですけど、「リング」以来邦画ホラーってそんなパターンばっかで飽きたというか、慣れたというか。今回話の軸として使われたケータイ以外特に目新しいところはなく、違うホラー映画を見てるはずなのにいつもどおりの邦画を観てる気分でした。 ただ、この作品のセリフで、「自分の携帯番号着信拒否しといたほうがいいですよ。」ってのはあほらしいように聞こえてすごくこの「着信アリ」の世界を物語っていて、すごく面白く感じました。6点(2004-11-10 17:46:26)《改行有》

256.  g@me.(2003) 《ネタバレ》 どうせまたありがちなイカれ野郎とイカれ女の絡むイカれストーリーなんだろうと思ってみてました。 物語序盤は正にそんな感じ。会社運営はともかく、人を誘拐までしといてそれを公然と「ゲーム」と呼ぶそんなストーリーに映画が始まってすぐ辟易してしまいました。 しかし中盤から後半にかけては、葛城副社長(=石橋凌)と佐久間(=藤木直人)と心理戦やサスペンス、さらにはラブストーリーなど色々楽しませてくれました☆音楽もけっこう緊迫感煽ってくれてよかったし♪ ただ、樹理(=仲間由紀恵)の心境の変化が急激すぎたのがついて行けなかった。 一緒に生活してて佐久間に愛情が出来たとしても急に従順になりすぎでは・・・、などと感じました。まあ、案外あんなもんなのかも知れない。6点(2004-10-07 20:01:55)(良:1票) 《改行有》

257.  図書館戦争 《ネタバレ》 原作はだいぶ前に既読です。本当にだいぶ前なので記憶も少し曖昧ですが、思い出しながら鑑賞することに。原作も結構ラブコメ感のある作品だったと記憶してますが、そういったテイストはそのまま継承しているようです。ただなんと言うか、私の他の作品のレビューでも書いたような気がしますが、私はどうやら榮倉奈々さんが少し苦手なようです。特にビジュアルが好きなわけでもない、なんなら演技も嘘っぽく感じる。今回のようにラブコメ要素を出す映画なら余計に演技下手に見えてしまって。。。それに引っ張られて岡田准一さんまで下手に見えてしまって、なんだかいたたまれなくなりました。個人的な好みの問題なのですがね。 散々ラブコメとか書きましたがテーマは結構真面目。表現の自由を守るために不当な検閲からあらゆる図書を守る図書隊の話。自分たちが有害と認めた図書を検閲・廃棄する良化委員会との戦いを描いたものが『図書館戦争』。 原作を読んでる時にはあまり思わなかったのですが、いざ映像で見ると、有害図書を検閲するために人を殺生することも厭わないなんて、結構異常な世界ですね。そんなリスクのある図書館や本屋、そりゃ儲からんし行かないでしょう。いきなり銃をぶっ放されるリスクを犯して図書館に行く人なんてそうそういないでしょうね。 やはり映像で見た時に、本を守るために人命をかけるって、いささか大袈裟だなあと感じてしまって、そこからはあまりストーリーに入りきれなかったです。銃撃戦が見たいわけではないんだけどねえ。逆に言えば、映画では図書隊の意義を強く表現できてなかったように思います。ラブコメや王子様より、先にそちらを重視して欲しかったと感じました。[インターネット(邦画)] 5点(2023-03-14 07:36:10)《改行有》

258.  予告犯 《ネタバレ》 原作は知りません。なんだか新聞紙を被った人が出てくるマンガがあることは知ってますが、その程度の知識です。中身については今回初めて触れました。ああ、こういう内容だったんですね。 結論から言うと、戸田恵梨香さん演じる吉野刑事はまったく要らなかったな。公安だとか言ってちょっと出てきて雰囲気出しただけで結果ほとんどストーリーに絡まなかった田中圭さんも同様。彼らなんのために出てきたの?吉野が昔いじめられていたと言う描写はなんのため?結局彼女もシンブンシの思想に共感したということか。映画を字面どおり捉えたら、踊らされるためだけに出てきたのか。結局四人の思想犯、ある種愉快犯のシンブンシに好きなようにやられ、ラスト何故か吉野刑事は「踊らされてやろうじゃないの」と満面の笑み。あれがまだ、渋々踊らされた、って感じならまだ理解できたんですけど。終始彼らに振り回されいいようにやられ、結局彼らを逮捕もできず、笑ってられるなんて意味不明。共感なんて一ミリも湧かないわ。 シンブンシ達にはまだ共感できる面もあるが、本当にヒョロの骨を親に渡したいだけであれば、吉野刑事も言っていたようにわざわざあんな劇場型犯罪を犯す必要はない。でも実際ネットなんてこんなもんだろうな。画面の向こうで集団自殺が起きたとしても、あんなふうにアホみたいな書き込みするやつはたくさんいて、そいつらが彼らを神とか崇めて。。。くだらないと思います。 私も別にネットそのものが悪いとは思ってなく、作中に出てきた小日向さん演じる政治家の設楽木議員が提案した、ネットユーザーの実名化なんて、私はいいと思うんですが。これに反対するやつは後ろ暗いことばかりネットでしてる人たちでしょう。ぜひ実際の社会でも提案して欲しいものです。[インターネット(邦画)] 5点(2023-03-06 15:08:04)《改行有》

259.  白ゆき姫殺人事件 《ネタバレ》 最近こんな「〜殺人事件」というシンプルなタイトルの映画や小説をとんと見てなかったので、ある意味新鮮な気持ちで鑑賞できました。観る前はもっとこう、何人もの容疑者がいて誰が真犯人なんだろうって感じで進むストーリーかなって思ってたんですが、少し違いましたね。 話の展開は今っぽく、Twitterで色々呟くTV局契約社員の赤星が一応主役のような立ち位置。他人のプライベートとか個人情報を平気でつぶやき、案の定破滅する。赤星だからRED STARとか、安直すぎるだろ。本筋とは全然関係ないが、綾野剛さんってこういう役あんまり似合わないな。 あとは、やはりSNSとか報道ってやっぱり安っぽいなあと感じます。当事者でもない人たちが上っ面だけで事件やその関係者を語るのは見ていてとても醜い。さらにいわばつくりものである映画のそれは、リアリティすら薄く滑稽ですらある。自分は特に、ワイドショーとかその中で語るコメンテーターとかはひと通りどうでもいい存在と思ってるので、そんな人たちにいいように踊らされてる人たちも信じられない。よくほとんど知りもしない人の事を悪辣に語れるもんだ。 もっとミステリ要素の強い作品なら好きだったかもしれません。あくまで個人の好き嫌いの範疇での評価なので、あしからず。[インターネット(邦画)] 5点(2023-01-23 23:43:27)《改行有》

260.  マスカレード・ナイト 《ネタバレ》 「ホテルに来るお客様はみな仮面を被っている」か。そうなるとこんな高級ホテルでさえラブホテルと変わらないななんて思ってしまう。むしろそういう目的であるとわかってる分まだラブホテルのほうが仮面は少ないかもしれない。今作は本当に仮面を被るマスカレード=仮面舞踏会さながらのイベントが木村拓哉さんと長澤まさみさん演じるホテルを舞台として行われる。こうなってくると逆に、前作はどのへんが「マスカレード」だったのか、少し考えてしまう。今作も、様々な客がホテルに無理難題をふっかけてきて…という設定は同じ。それぞれのストーリーを追いかけてちょっとごちゃごちゃするのも同じ。そういう意味ではあまり代わり映えはなかったかも。やたらと有名俳優のゴリ押し感は少し減ったかな。その分と言っては何だが、ホテル側vs警察側という構図が際立った本作であったように感じた。ホテルの主義はこう、警察の主義はこう、というのが終盤までずっと続きます。それも前回で既視感ではありますが、主役の二人がお互いの役割に歩み寄りを見せているような雰囲気が今作の見どころというか、変化の片鱗が見えました。  まあでも、別にこのホテルでなくても人間はみな仮面被りながら生活してますんでね。何を今さらと言った感はあります。職場だろうが学校だろうが、それぞれの場所でそれぞれの仮面をかぶってみんな暮らしている。仮面の種類も様々で、状況・相手によって使い分けて。そういった相手の画面を覗き観察しながらそれらを暴くことなくスマートに寛いでもらう、それがホテルマンの仕事なのか。よく分からないが。ただ、この映画観てホテルで働きたいと思う人は少ないだろうな。。。仮に月給50万超えてもやだわ。精神と私生活蝕まれそう。好きでないとやってらんない仕事だな。[インターネット(邦画)] 5点(2022-11-01 01:18:28)《改行有》

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