みんなのシネマレビュー
rhforeverさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
2122
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122

241.  魔界転生(2003) 《ネタバレ》  天草四郎はどのような力で蘇ったか?彼の魔力はどのようにして身につけられたものか? 彼が蘇らせる死人たちはどのような力を持っているか?その弱点は?柳生十兵衛が死人たちや天草四郎を倒せたのは、どのような力によるものか?天草四郎の具体的な意図は?紀州公との間にどのような関係が築かれたか?等、等、等  多分、説明されてないんじゃなくて、最初から考えられてないと思います。つまり、この映画にはきちんとしたプロットとか設定とかは存在せず、単におどろおどろした雰囲気の中で、なにやら怪しげな雰囲気の天草四郎と死人たち、そしてよくわからないけど、とにかく強いw柳生十兵衛が戦う。それ以上でもそれ以下でもないわけで。  こんなに何にも考えないまま作られちゃった映画も珍しいですね。(w)ただ、随分酷い脚本家だと思ったら、意外や意外、「しゃべれどもしゃべれども」や時をかける少女のアニメ版の脚本家でした。  人間って随分進歩することもあるんだとわかったことが、この映画の唯一の映画の収穫だと思われ。  あと、麻生久美子さんはどんな役をやっても素敵なんだけど、やっぱりもう少し仕事を選んで欲しい(笑)[CS・衛星(邦画)] 4点(2011-03-28 11:48:33)《改行有》

242.  人間失格 《ネタバレ》  人間失格ほど独白が多くて、しかもそれが重要な意味を持っている小説もないんで、それを映像化しようとするのかなり大胆な試みだと思い、期待してみたんですが……  大洗海岸、いや違った大笑い、大爆笑。  全く内面を描くことを最初から放棄して、外面的な行動をひたすら原作に忠実に描くだけで映画にしちゃうとは!いや、恐れ入りました。こうまで開き直った志の低さにはひたすら感服する以外他にはありません。  ある一面では原作に極めて忠実であり、同時に全く原作とはかけ離れているという、ものすごい作品ですね。  あと、太宰の作品で、ぬれ場(古い言葉w)がいっぱいあり、それなりの女優さんが大勢出演してるのに、結局肌をさらしたのは生田君一人というのもね、観客層を考えた撮影方針が露骨杉wwwwwww  同じ太宰作品の映画化としては、ビィヨンの妻に比べたらまるで落ちます。[CS・衛星(邦画)] 4点(2011-03-24 10:45:28)《改行有》

243.  重力ピエロ 《ネタバレ》 「アヒルと鴨」は映画、原作とも大好きなので期待してみたんですが……、 「微妙」の一言につきます。 確かに春の苦しみ、葛藤は理解できるんですが、その上で実父に対して行った行動、なおかつ自首する気配もないことが正当であるかどうか、映画だけでは判断がつきかねます。 そんなにほのぼのとした結末でいいのか? 原作を読んだ上で、再見し再評価する予定 平成23年4月6日追記 原作読んで、さらに微妙~w。いくつか改変部分はあったんだけれど、気になるほどじゃない。むしろリスペクトを持って映画化したなと評価すべき。しかしストーリーそのものに対するモヤモヤ感、納得できなさはさらに増大。 やはり実父の犯した罪が殺されるまでに値するとは思えない。 「正しい制裁を」とか「犯した罪の重さを思い知らせる」んだったら、彼にも同じ行為をしてやればいいだけで。(しかも犯した犯罪の回数分)殺すのは、やりすぎ。  放火に巻き込まれて怪我をした人に対して全く罪悪感を感じない、ダブスタも少し気になる。  まあ、映画批判というより原作批判になってしまうわけだが、作中で他人の家にスプレーで落書きしながら、「きちんと警備していないやつが悪い」とほざく屑の家を突き止め、本人が見てる前で、その家の塀に落書きするエピソードがあり、これとかは充分バランスが取れていると思えるんだけれど、この結末じゃ、まるで同じケースで家をぶっ壊してしまったようなものだと思われ。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-03-21 11:07:32)《改行有》

244.  さまよう刃(2009) 《ネタバレ》  「のど元過ぎれば熱さ忘れる」という諺があるくらいで、どんな恐ろしい思いをしたって時間が過ぎれば、単なる過去の経験になってしまうのでは。  他人の尊厳を完全に犯した犯罪者に対しては、更生よりも刑罰を主眼に置くべきだということには、賛成なんですが「死ぬほどの恐怖」を味わせることに、それほどの意味があるかどうかは、疑問です。  こりゃ、一回原作読むべきですね。読んだ上で再評価。 平成23年3月27日追加 原作読みました。改変が酷~い。他の方が指摘したエピソードの詰め込み、省略等もあるけれど、何よりも酷いのがラストの主人公の意図の勝手な改変。「死ぬほどの恐怖」なんて全然原作には出てこない。なんなんだ、この愚劣な改変は(怒) 想像はつく。恐らく広い層を対象にした映像作品で復讐殺人を何らかの形で肯定するのはまずいという観点から、改変され、才能の乏しい脚本家が自分では気のきいたことを書いてるつもりで付け加えたんだろう。 一応、現在の日本の公の価値観では復讐は否とされているからの、判断だったことは分かる。でもだったら、そもそもこの作品を映画化の対象として選ばなければいいと思う。 しかし、忠臣蔵で吉良を殺す話は平気でなんども賛美する映像化がなされるのに、現在劇では、絶対復讐を否定しなければいけないというのもおかしな話で。(忠臣蔵なんてそもそも逆恨みだし) [CS・衛星(邦画)] 1点(2011-03-21 10:05:25)(良:1票) 《改行有》

245.  BAD GUY BEACH 《ネタバレ》  ほとんど映画の体をなしてません。決して不真面目に作られた作品じゃないんですが、 小説と映画の違いが全く理解されてない作品でした。  なにしろたぶん小説中にあった主人公の独白がそのままモノローグとして再現されちゃってるんですから。これほど「説明的な台詞」が多い作品も滅多にないと思います。  しかしながら、麻生久美子が……。これほど素晴らしいキャスティングは、他にはめったにないと思います。なにしろ「羽のない天使」の役を「羽のない天使」が演じてるんですよw  もうとにかく彼女の存在が素晴らしくて他は何にもいらない、そういう映画でした。 (ついに女優の魅力だけで8点をつけてしまいましたw)[ビデオ(邦画)] 8点(2011-03-19 11:11:44)《改行有》

246.  百万円と苦虫女 《ネタバレ》  随分リアリティの無い強引な話だなと思ったら、「さくらん」の脚本を書いた人が監督、脚本でした。そりゃ無理ない、見たほうが悪いという感じで。  留置制度というのは、犯人の証拠隠滅、逃亡などを防ぐために行われる制度で、その恐れがなければ保釈が認められるのが普通です。従って、主人公が近所・知人にばれるほど長期間にわたって留置所に入れられている時点で、リアリティ0です。もしどうしてもそういう設定にしたいなら、何らかの保釈されない事情の肉付けをしないと。単なる手抜きか、勘違いか、もっと冷たく言うなら、単に自分の書きたい話を書くために細かいところとかどうでもいいということか、どうも最後があたっていそうで。 (罰金の代わりに労働していたという見方もありますが、作中に「お姉ちゃんが自分で払った」という台詞がありますから明らかに違います)  あと、半年に数百万稼ぐパート労働者ってのもすごいなあ(笑)  どうも、最近の若い脚本家さんって、自分の知らないことは、「えいやっ」て感じで適当に書いてるなって感じることが多すぎますね。  今は無きある歴史小説作家は、新しい小説を書く毎に、古本屋の棚一つからにしたそうですが、自分の書く作品にそういう真面目さを持てって、そんなに無理難題でしょうか?[地上波(邦画)] 5点(2011-02-16 23:46:23)《改行有》

247.  Love Letter(1995) 《ネタバレ》  正直、かなり無理があるどこが面白いのか、どこに感動したら良いのか全く理解できない作品でした。  だいたい樹の樹に対する思いなんて、こんな出来事が起こって死を知らされなければ、そのまま封印されていた程度の淡いもので。  博子の方も恋人の思い出をたどりつつも、徐々に立ち直り自分の人生を新たに始めていく。  大げさな設定のわりには、扱われてる題材があまりに淡白で、見終わった後、中山美穂の美しさ以外全く何も残りませんでした。 (だいたい、明治に学校制度が始まっていらい、通算すれば何億人も学校に通ってるわけだけど、樹なんてかなり無理のある名前で、苗字まで一緒の人間が同じクラスとか、どれだけ天文学的な確率だろw、強引な脚本w)[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-02-12 19:49:27)《改行有》

248.  あしたのジョー(2010) 《ネタバレ》  何十年も語り継がれた物語を、しかもその漫画のファンと称する脚本家が映画化したのに、どうしてこんなつまらない改変がなされたんだろう。ドヤ街の立ち退き騒動、白木葉子の過去、そして何よりも酷いのがエンディング、いくら一本の映画としてまとめなければならないとしても、あんな安っぽい終わり方をされたんでは、力石とジョーとの物語が台無しです。。  ただ、それにも関わらず、実は上映中は夢中になってトイレに行くのも我慢して熱中してみてました。  何と言っても、キャスティングの素晴らしさ。山下君はちょっと顔が良すぎるかなという最初の印象も、あの顔を完全に腫らしての熱演は素晴らしかったし、香川さんは映画の中では100パーセント丹下会長そのものだった。ここであまり評判がよくなかった香里奈も昭和30年代~40年代の金持ちの令嬢っぽい雰囲気は出てたし冷たさも良かった。  ただ、何と言っても伊勢谷、本当に素晴らしかった。ジョーとの初対面のシーン、ノックアウトのシーン、握手のシーン、一つ一つがまるで漫画をそのまま映像化したように、塚、そこに本当に力石徹という一人の人間がいるように感じられた。 伊勢谷友介という俳優は、この役をやるために存在したんだといったら言い過ぎか。 映画におけるキャスティングの重要さ、重さをつくづく感じさせる映画だった。 あとCGに頼らないドヤ街や泪橋をつくりあげたスタッフにも感服。平成25年5月3日追記。生まれて初めて心から男の俳優が好きになった。(もちろん、その気は全然ありませんがw) 伊勢谷友介!本当にかっけー。彼が出てる全シーン、画面に釘づけになった。 平成27年6月15日追記 つくづく困った扱いに困る映画。少年院のシーン、あるいはウルフ金串戦から力石の減量 そして最後の戦い。原作が忠実に再現されているシーンは素晴らしい。一瞬たりとも画面から目が離せなくなる。ところが猥雑に挿入される脚本家オリジナルのシーン、もうこれが観るに堪えないくらいつまらなくて。つまりは自分にとって、最高のシーンと最低のシーンが複雑にからまりあった映画。[映画館(邦画)] 7点(2011-02-12 18:46:54)(良:1票) 《改行有》

249.  女の子ものがたり 《ネタバレ》  西原理恵子さん、本当にごく初期の頃、(まあじゃん放浪記や、週刊誌に飲食店の酷評書いていた頃)からのファンなんですが………(汗)  ハチャメチャで場当たり的な生き方に親愛感感じてた漫画家に人生語られるのって、ちょっと面映くていたたまれません。  あと、子役の女の子達が可愛くてあまり惨めさ感じさせなかったのは、失敗では。 それとこれは、自分の理解力不足かもしれないけど、男性の女性に対する暴力を、肯定とまではいかないけれど、ある種しかたのないものとして描く描き方って絶対認められません。暴力を愛情として認める一人の女性の影で、百人の認められない女性が苦しんでるわけで 平成23年6月19日再見 これも2度見ちゃ駄目な映画。見れば見るほど作者の偏った、開き直ったものの見方にいちいち引っかかって。(昔は、それをユニークと面白がった時期も会ったんですけどね) 上記した、男性の女性への暴力に対するぬるい黙認、あるいは女の子が家出するのが当たり前みたいな、「普通」「常識」の何の根拠も無い否定。 正直高知県人が見たら、不愉快でしょうね、原作も映画も。[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-02-07 16:52:17)(良:1票) 《改行有》

250.  ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT  まず、この映画の登録をされた方に敬意を表します。キャストから、最大の敵役と、主人公に深い影響を与えることになった友を排除してる点で。ぶっちゃけ、そんなの誰も知りたくないよな。ど下手な日本語使って日本人やってるアジア人の俳優名とかww。  さて、本題。例えば、こんな映画があったとしよう。「覚醒剤(薬物でもOK)は素晴らしいよ。覚醒剤を常用すると新しい世界が広がるよ。覚醒剤を通じて友情も育まれるよ」なんてテーマの映画を作り、かろうじてエンドマークで「覚醒剤は人体に危険な影響を及ぼします」なんて映画が。もちろん言論・表現の自由の観点からは、どんな映画でも作るの自由だけれど、おそらく受け入れられることは無いだろう。  この映画ワイルド・スピード×3は、倫理レベルにおいて、そういう映画と同レベル、あるいは、それ以下かもしれない。(覚醒剤常用はたいていの場合、常習者本人が崩れていくだけだから)  自動車の危険運転によって、毎年必ず犠牲者が発生してるのに、よくこんな映画作ったり、配給したり、上映できたりできるなあ。この映画に関わった全ての人間の倫理性と知性に重大な疑問を感じます。 っていうのが、あくまで倫理的な建前で、実は、結構楽しんでしまったw(そのことで、自分に疑問をまた感じるわけで)  何しろ、さすがハリウッド。無駄にお金かけてるだけあって画面が、ひたすら派手。峠道を何台もつらなってドリフトして行く車、東京都内での派手なカーチェイス。モブシーンのその他大勢の女の子達の質の高さ。 どなたかがおっしゃってるように、BGVとしては最高の映画かもしれない。 ただ、自分のように自動車を速く走らせることに全く意味を感じない人間にすら、これほどの面白さを感じさせるということは、やはり有害性はかなり高いと思われ。  ほとんど空気なんですが、ちょっとおぼこい感じの北川景子、貴重で魅力的で+0.5点でこの点数に  平成24年4月23日追記 上記した魅力的な面や、評価を変えるつもりはないんだけど、どんなに完璧な運転をしていても事故を起こす可能性はあり、その事故で全く関係のない第三者を巻き込む可能性があるという発想がすっぽり抜けてる脚本家の頭の中身を検証してみたいですね。 自分らの遊びのためにまったく関係ない第三者を殺したり傷つけてしまったら、主人公とあの親ばかおやじがどんな顔をするか、見てみたい。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-02 12:18:43)(良:1票) 《改行有》

251.  RED SHADOW 赤影 《ネタバレ》  日本のお笑いの質っていつから、これほど低下したんだろう。例えば、チャップリンやキートンの笑いとこの映画の「笑い」を比較すればよくわかる。  チャップリンやキートンは、絶えず無表情でくすりともしない、しかし、それにも関わらずなんともいえないユーモアをかもし出す。  ところがこの映画の笑いときたら、製作者、出演者がスクリーンの中で、悪ふざけを行い、それを笑うことを見るものに強制する。テレビのバラエティで日常的に行われててもさほど苦にならないことが、映画という形をとるとこれほど苦痛だとは思わなかった。  今まで、いくつもこれは駄作だと思う映画を数多く見てきたけれど、少なくとも露骨に監督が不真面目に、ふざけて作ってると感じさせられた映画はこれが初めて。  こんな映画をコメディーと呼んで欲しくない。 しかし………麻生久美子が実にいい(泣き笑い)、ルックス、スタイル、声、実は彼女が出てるシーン、彼女のPVとして見たら100点満点じゃないだろうか。 麻生久美子に10点、他は0点。平均すると5点だが、半分まで行かないうちに死ぬんでその分減点。  しかし、麻生さんはもう少し仕事を選んだほうがいいと思う。」[DVD(邦画)] 4点(2011-01-29 16:25:27)《改行有》

252.  五瓣の椿  たとえ文学作品として優れていたとしても、それをそのまま映像化すれば面白い作品になるかと言えば、それはまた別問題。  正直、ごくごく最初の方でほとんど全てが分かってしまい、いささか退屈さを感じた。[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-01-24 12:19:40)《改行有》

253.  櫻の園 -さくらのその- (2008) 《ネタバレ》  封切りの時に映画館で見たのを、衛星放送で再見。 つくづく、駄目な脚本だなと。別に才能の無い人間に面白い話をつくれとか無理な要求はしたくないけれど、少なくとも整合性や現実味を持たせるくらい誠実さがあればできると思われ。全く芝居経験の無い少女たちが、台本だけを元に集まってわいわいやっているうちに、芝居の体をなしてくるという適当な流れ。そこまで芝居というものを馬鹿にしきっていいものだろうか。  というような欠点も、これだけ若い女優さんが一杯でれば打ち消されそうなものだが、どうもオスカープロのスカウトの人と根本的に女性の趣味が違うことを再認識させられるだけだった。  ただ、画面の綺麗さだけは評価できる。[映画館(邦画)] 6点(2011-01-20 15:23:34)《改行有》

254.  相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿 《ネタバレ》  酷いネタバレがあるからご注意下さい。  ま、テレビドラマとほとんど同レベルの、それこそ携帯ゲームをやりながらでも充分、話についていけました。ただ、退屈はしなかったわけだから、そんなに低い点をつける必要もないかなとも思えるんですけど、この映画ある一点で推理物の映画としても、あるいはテレビの本作と比べても最低レベルになってるんで、大幅減点です。  それは、犯人のキャラクターとキャスティング。推理物にひきつけられる条件として、「魅力ある犯人」があるんですけれど、この映画の犯人に魅力を感じる人間なんて0と断言してもいいんじゃないかな。(外見は論外ですけれど内面的にも)  テレビドラマの方でも女優さんが犯人になること多いんですけど、結構素敵な魅力溢れる女優さんがキャスティングされることが多いんですよ。  それなのに、何このキャスティング。そんなに予算使いたくなかったら、そもそもこんな映画作らなきゃいいのに[地上波(邦画)] 1点(2011-01-19 11:55:30)《改行有》

255.  墨攻 《ネタバレ》  いやはや、映画を見る頻度がさがるとともに、批判力が落ちたのか、みなさんと全くずれる評価に自分でもびっくり。  迫力ある戦闘シーンもよかったけれど、一番良かったのは勝者によって語られる戦争の虚しさ、残虐さ。革離は極めて有能な軍事指導者であるんだけれど、軍人というものは、有能であればあるほど、それだけ多くの敵兵を殺す残酷な存在であるものだということを、これほど明確に自覚した軍人の主人公もいなければ、明確に表現した映画もこれまでなかったと思う。奥が深い。  そして、あまりにもじらしたあげくの悲しいヒロインの死、美しいもの、清いものがみな、死ぬか立ち去った後、勝者として愚かな民衆に迎えられる醜悪極まりない国王。あまりにも悲しいバッドエンドが帰って余韻を残した。 ブルーレイ録画で大正解。 (ファン・ビンビンって綺麗ですねえ、ほんというと女性の近衛指揮官とか噴飯ものだけれど、あまりに好みなので気にならなかった 平成24年8月27日 気球と後半の逆転劇の伏線の無さに1点減点。しかし本当に悲しいバッドエンド。 点数のみ8→7に変更[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-01-13 13:42:42)《改行有》

256.  パコと魔法の絵本 《ネタバレ》  残念な作品。一日だけで記憶を失ってしまう少女と、傲慢な社長の心の交流話はよかったし、絵本のストーリーを芝居にし、さらにそこにCGを取り込むのもいい。  ただ、それ以外の病院部分まで何故ファンタジー風にする必要がある?不治の病、ヤクザ、大会社の後継者なんていう極めて日常的な世界をファンタジーにしたって意味は無かろうに。  そのために、肝心要の絵本・芝居のファンタジー部分と全くメリハリが無くなってしまった。  アヤカ・ウィルソンが実に可愛かったこと加点してもこの点数で。[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-01-01 16:20:02)《改行有》

257.  天平の甍 《ネタバレ》  学校教育の一環としてならともかく、この映画が商業映画として封切られ、お金払って見に行く観客が存在したとは!  いろいろな面で感動する映画ですが、上記の点に一番感動しましたw ただ、真面目なわりには、いろんな面の荒っぽさも気になりました。  何よりも馬鹿なハリウッド映画じゃあるまいし、出てくる中国人が全員日本語とか。留学生にとって語学の問題が結構大事だったはずなのに、最初から完全スルーですか。  それで映画作っちゃう方も作っちゃう方だし、違和感無く受け入れる方も受け入れる方だと思われ。  あと奈良時代の話に厳密な時代考証とか無理難題ですが、それにしても留学僧たちの発想、物言い、人間関係、すべてがあまりに現代風でなんだかなあ。 [DVD(邦画)] 6点(2010-12-20 13:11:47)《改行有》

258.  沈まぬ太陽 《ネタバレ》  「正義」のために、損な生き方を選ぶ主人公なのだが、今三その正義が掴みづらかった。正直、航空会社って一般企業の中でかなり高水準の給与レベルなこと分かってるし、 賞与なんて全く無縁の労働者(私もその一人)がごろごろしてる現在の目から見れば、 賞与の額が抑えられる→労働条件が悪化→飛行機の安全水準が低下→国民の命が危険に って論理、全く共感の余地がありませんでした。  むしろ利潤を生むための経費削減→整備の手抜き、劣化→大事故という流れをストーリーの中心に持って来たほうが話が分かりやすかったのでは。  正義がこんな風だから、悪の方も賞与を上げようとしなかったのが悪なのか、組合の委員長を海外に飛ばしたのが悪なのか、遺族に誠意が無いのが悪なのか、為替差益やホテルの建築費で不正を働いているのが悪なのか……もうあからさまに悪党として描かれるわりには、分かりづらい、分かりづらい。  山崎豊子原作の映画で、こんなにテーマがぼやけた作品も初めてです。[CS・衛星(邦画)] 6点(2010-12-18 18:50:36)《改行有》

259.  変身(2005) 《ネタバレ》  日曜日の夕方に「笑点」というお笑い番組を放映してるんですが、それに出てくる一人の落語家がものすごーくつまらなくて、ギャグや落ちをことごとく観客に先に言われてしまうという悲惨な目にあっています。(笑)  実は、この映画を見て思わず彼を連想しちゃいました。だって、あまりにもわかりやすいから。(この先、根本的なネタバレあり)  もう、最初から。脳移植?どうせもとの脳の持ち主の人格が出てくるんだろうな。ピンポンあたりw。主人公がやたら暴力的だなあ。元の脳の持ち主って、主人公を撃った犯人じゃない?これまた大当たり。ピンポンw。完全に人格が変わった主人公に、元の純情な彼女がつきまとうなあ。どうせ愛情で元の人格を取り戻すんだろうな、大当たり、温泉旅行w。  よく、こんな安易な意外性の全く無い、手垢がついたというより、手垢で出来ているネタでストーリーを作っちゃうものです。そのことに感動しますw  ただ、蒼井優が可愛かったなあ、単純な顔立ちなら共演の佐田さんの方が数十倍美形なんだけど、なんなんだろ、この魅力は。声も好きだし。6点はほとんど彼女の魅力にですね。[CS・衛星(邦画)] 6点(2010-11-24 10:08:10)《改行有》

260.  ハチ公物語(1987) 《ネタバレ》  自分は圧倒的にリメイク派ですね。 何か、ハチの純真さ、健気さを示すためにわざわざ周りの人間達を醜くしているような感じ。そのために「父親を思い出すから飼うのは嫌」とか、「秋田犬だから和歌山県に連れていけない」とか、ほとんど理屈にならないような屁理屈がぼんぼん出てきます。 へったな脚本(笑) 食べ物に例えると、カレーライスの辛さを際立たせるために、砂糖を添えて出されたようなものですね。信じられない。 [DVD(邦画)] 5点(2010-11-13 12:08:34)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS