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プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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261.  蛇にピアス  何か、もっともっとすごいもの、全く理解できない、自分の通俗性あるいは加齢を痛感させてくれるような作品を期待してたんで、かなり拍子抜けでした。  外見こそあれですけど、行動とか感情とか全て理解の範囲内で。何か優等生が不良ぶってるような。 このテーマで作品を取るんだったら、もっともっと自分の体を痛め、傷つけ、変形させることの意味が何かあるのかどうか、もっと突っ込んでもらわないと。  吉高がちょっと綺麗で見直した。[CS・衛星(邦画)] 6点(2010-11-06 17:19:16)《改行有》

262.  日本沈没(2006) 《ネタバレ》  SF映画の良し悪しを決める一つの基準に、もともと「大嘘」の話をどれだけ「嘘」と 感じさせずに見せるかにあると思うんですけど、その点でこの映画は駄目ですね。 でっかく面白い(と製作者が考える)話を、大量のCG使って描いてるわけですが、そこかしこに見える嘘っぽさ、安っぽさ。  例えば、全世界から集めた海洋調査船がわずか数隻(こここそ、CG使って何十隻にも見せろよ)、当然原水爆使うべきところに、代わりに使われる楽屋受けの名前聞いただけで安っぽい爆弾、荒れ果てた土地をひたすら疾走するスクーター(映画の制作に何十人も関わっていながら、スクーターが舗装してない道路でどれだけ走行性が悪いか知ってる人が一人もいないとは!あるいは知ってても「かまうことない」でやっちまったか、柴咲がバイク乗れなきゃスタントにすればよかったのに)  「超大作」を作るつもりなのに、なぜ細部で手抜き、悪ふざけがあるのか理解できません。 [地上波(邦画)] 5点(2010-10-13 15:24:32)《改行有》

263.  ゼロの焦点(2009) 《ネタバレ》  こういうきちんと細部に拘った映画、大好きです。古い町並み、人々の服装、髪型、工場の内部、ほんの少しの点もなおざりにしない真面目な姿勢、それだけで充分評価に値すると思います。(ただ、殺人シーンの安っぽいCG、綺麗にそろう選挙運動のおばさんたちのコーラスだけは少し興ざめでしたね、あんたらは合唱団かっつうの) ま、ストーリーは、サスペンス物見慣れた人間には、特に新味も。(塚、この小説がサスペンス物の原点なんだから当たり前っちゃあ当たり前ですけど) 社会性が足りないというご指摘も見受けられましたが、そりゃ無理な注文ですよ。若い女の子が軽い気持ちで風俗や援交する時代に、このテーマで社会性を出せってもそりゃあ。  広末にもう2、3年前にやらせたかったな。 原作読んでから  木村さんの英語にもう少し工夫が欲しかった。片言の英語で話したら、みんな〇〇〇〇かい! 細かいところまでしっかり作ってると思わせて、変なところに手抜きがあるおかしな映画。[CS・衛星(邦画)] 7点(2010-10-13 15:08:20)《改行有》

264.  サッド ヴァケイション 《ネタバレ》  絶対ユリイカを見てから見るべき映画ですね、前回見たときのよくわからなかった部分の半分がわかってかなりすっきりしました。  秋彦って人物、軽薄で、俗っぽくて、つい言っちゃいけないことを言ってしまう、「くらすぞ」と言われてもしょうがない、実は自分そっくりの人物で見てると嫌になるんですが、彼の最後の方の社長に対する「頑張ってください」には、心から共感しました。  世間からのはぐれ者を集めて仕事を与えて養い、モンスターのような妻も受け止め、(これを彼の単なる気の弱さととるかそうでないかと取るかは議論の分かれるところでしょうが)、それでも明日からも同じように生きていこうとしている社長の人物像が自分的には心から惹かれました。  また、宮崎あおいはもちろん、板谷さん、辻さん、石田さん、いろんな年代の女優がそれなりに魅力的に映っているのも好感度高いです。  ところで最初の方で半分と書きましたが、やはり完全に理解するためにはhelplessを見るべきなんでしょうか?  あからさまに自分の趣味には合いそうもない映画なんでちょっと鬱です。[DVD(字幕)] 7点(2010-10-04 21:24:04)《改行有》

265.  EUREKA ユリイカ 《ネタバレ》  神は細部に宿るという言葉があります。もとも建築用語だそうですが、自分映画の場合は、登場人物がどれだけ生きた人間として描かれているかどうか、その細かさが肝心である そういう意味の言葉として勝手に解釈しています。  SFやファンタジーなら別ですが(もちろんそれらにおいては作品内の世界観、整合性が重要であることは言うまでもありません)、現実の世界を描いた場合、当然映画内の社会は、我々が住んでいる社会と同じルール、同じ常識で動いていると考えるのが自然であり、もしそれと違うなら当然作品内で説明されるべきです。  実際の社会の常識とはまるでかけ離れたことが、行われている、しかもそれに関して何の説明もされない、その時点で映画は人間を描くものではなく、出てくるのは監督の形而上的な観念で弄ばれる木偶人形に過ぎなくなってしまい、感情移入とか共感の余地は全くなくなります。  何故、親に捨てられた子供が二人で生活して学校へも行かないのを回りは放置しているのか、何故、その子供の家に全く赤の他人が入り込んで生活している事態を警察すら放任しているのか? あげくが全くの赤の他人の子供をバスで連れまわすことが許されるのか?(しかも警察官が認知していて)正直言って従兄をバスから放り出した時点で単純誘拐が成立すると思われ。  これだけ根本的な設定で無理がある人間を、生の人間として受け入れろといわれても。 監督の怠慢というよりは、「自分の描きたいことに関係ない、いや妨げになる、だから説明しない」というような傲慢さすら感じます。  あと、どなたかが言ってたように、全体に流れる暴力容認も気になりますね。 「なぜ、人を殺していけないか」なんて議論の対象にすべきことがらですらないと思いますよ。 それとも青山さんは誰かに腹にナイフを突き刺されて、ぐるぐると回されながら「苦しいだろ、だから人を殺してはいけないんだ」とでも言ってもらわないと納得できない人なんでしょうか?  本来なら、こんな作品、見終わった瞬間、ケースごと窓から飛んでいくんだけれど、それが出来ない女優ヲタの虚しさ、悲しさ、愚かさ。当然5点は全て彼女の可愛さにです。[DVD(邦画)] 5点(2010-10-02 18:02:30)(良:1票) 《改行有》

266.  鉄道員(ぽっぽや)(1999) 《ネタバレ》  自分の仕事に打ち込むあまり、妻も娘も失って孤独に生きる男と、そんな男の元を訪れ 恨み言言うどころか「親孝行できなくてごめん」と深い愛情で父親を包み込む娘の霊。  このストーリー自体が、男性優位社会の残滓を残した、男性作家によって書かれた、男の身勝手な願望の映像化と言われてもしょうがない面があるのは認めます。  もし、ハリウッドの映画だったら娘の霊は父親を恨んで恨んで恨みぬいて大暴れするでしょうね。(笑)  しかしながら、表面的な行動からではなくて、お互いの心の底から愛情を汲み取り、許し、労わっていくというのが、この原作、この映画のテーマではなかったのではないかという気もします。(何の根拠もなく古い日本人のあり方とか言うつもりはありませんが) 広末が信じられないくらい可愛い。ふと某元防衛庁長官みたいに一人のアイドルをずっと支持するのもありだったなと後悔させるくらい、この映画では可愛かったw[レーザーディスク(邦画)] 8点(2010-09-25 11:17:00)《改行有》

267.  ローレライ 《ネタバレ》  福井さんは、真夏のオリオンも最近観たばかりだし、この作品自体が2度目なんで、歴史に対する無知、無関心も、それから実は第二次大戦中の軍事技術に対する、これまた無知、無関心も重々承知の上で観たので、今更「うわ、駆逐艦が潜水艦に魚雷撃ってるじゃん、どうやって狙いつけたんだろう」とか、「昭和17年に特攻に反対したくても、まだやってませんが」とかつまらない突っ込みはしません。  しかしながら、主要な登場人物である浅倉とそのグループの行動の動機、これだけはどうしても納得できずに、引っかかって引っかかって結局かなり興がそがれました。  「日本を破滅に追いやった反省が全く無い軍首脳部に鉄槌を下す」、これはいいでしょう、塚、充分納得できます。「今東京に生き残ってる人間は、優秀な人間はみんな死んで、その残りなんだから死んでもいい」ま、これは納得しがたいんですが、よく映画で思い上がった人間が口にしがちな台詞なんで特に気にもしません。  ただ一つ。彼らが原爆を落とそうとしている東京に住んでいる、ある人々が戦前の日本人、特に軍人にとって(浅倉は特に華族という設定ですよね)大変重要な存在であったにも関わらず、全くそのことは気にも留めてない様子。もうこれが引っかかって、引っかかって、しょうがありませんでした。  別に、ウヨじゃないんでそういう設定、物語がけしからんwとか言うつもりは毛頭ありません。しかしながら、当時の日本人、当時の軍人の価値観から考えてまずあり得ない行動を取らせるからには、それなりの人物の造形必要だったのではないでしょうか。単に留学経験のある優秀な海軍軍人というだけでは弱杉です。 (実は、今書き込んでいて、作中で何度か口に出された「神殺し」と言う言葉が、もしかしたらと思わないんでも無いんですが、それならもっとはっきり言ってもらわないと)[DVD(邦画)] 4点(2010-09-06 10:47:55)《改行有》

268.  オカンの嫁入り 《ネタバレ》  宮崎あおいは、かなり仕事を選んでいると聞いています。その彼女が数々オファーがあったであろう仕事の中から選んだということ、また大竹しのぶとの共演ということで見る前からかなりの期待をして初日、第一回から見に行ったわけですが……  決して悪くはありません。もちろん、どんな表情をしても可愛い宮崎あおいを堪能できたのは言うまでもありませんが、それだけではなく、オカンとの細かい心の触れ合い、周りの人々の暖かさ(オカンの彼氏、大家さん、国村さんのお医者さん、皆素晴らしい演技でした)、ストーリーもほろりとさせるものでした。あと、関西の古い町屋も興味深かったし、これでもか、これでもかとだされるご馳走は、昼食前には少しこたえましたw。  ただ、あまりに期待が大き過ぎたのか、少し物足りなさを感じたのも事実です。 あと、ストーカーの話は、いささかとってつけたような筋の粗さを感じたのと、そのまま被害者が泣き寝入りする展開は不快でした。(弁護士つれて会社に乗り込めよと、洩らしたところ、同行の女性曰く、ああいう場合、そのまま泣き寝入りしてしまう女性も多いとのこと。酷い世の中ですね) もう一つ、母親の病気のことをTVCM等でバンバンネタバレしてしまう神経が分かりません。知ってて見るのと知らないで見るのでは、まるで違うと思うのですが。自分的には無神経としか思いません。  かなり良作であることは間違いないんですが、この2点はマイナスポイントです。[映画館(邦画)] 7点(2010-09-04 18:36:14)《改行有》

269.  トットチャンネル 《ネタバレ》  あまり繰り返して見る映画じゃないですね。(自分の場合、そればっかw) 最初の1、2回は単純に笑って、興味深かったのですが………… だんだん回数を重ねるごとに、笑えるよりもイラっとすることの方が多くなりました。 起因は映画の内容というよりは、むしろ黒柳さんの他人をイライラさせる空気の読めなさ、ボケ加減。(今でも毎日テレビで発揮されてますがw)  もちろん、映画で描かれてるようにそうした特異性が彼女の持ち味になって、今日に至るわけですから、それはそれでいいんですが、自分的には好きな特質じゃないんで、そういうものを強く感じるようになってこの映画を楽しめなくなりました。  ただ、渡辺典子さんや網浜さん(うわぁ、酷いな、登録さえしてもらってない)といった、現在では見る機会が少なくなった女優さんが見れるのは嬉しい映画ですね。[DVD(邦画)] 6点(2010-08-30 10:24:13)《改行有》

270.  いちご同盟  原作の大ファンとしては、色々不満が残るもののとりあえず最低限は表現できてるかな。特に、主人公によって演奏されるクラッシック曲は文字では表現できないものだから。「亡き王女のためのパヴァーヌ」、胸にしみます。  岡本綾の美少女ぶりも、今となっては貴重ですね。 ただ、野球部の少年役を演じた俳優、色々調べても出演作これ一本で全くどういう人か分からないんだけど……… ものすごい棒w アイドル女優のファンやっててちょっとやそっとの下手さは感じもしないんだけれど、とにかく凄い。 ここまで凄いと、どういう経緯で選ばれたどういう人なのか是非知りたいんだけれど、今のところ不明です。 平成22年8月29日追記 何人かの方のお教えを頂いて、調べることができました。まったく俳優経験のない野球少年で、数年後には実際に甲子園に出てるそうです。 監督は「本物」が演じることの力強さみたいなものを自画自賛してるみたいですが、何だかなあ。最低限度の自然な台詞回しは、映像作品には絶対不可欠でかかせないものと思うんですが。芝居気といものが全く感じられないんですよ。 本物だしときゃ迫力がでるという発想には疑問を感じます。推理物で殺人者を出さなきゃならなくなったらどうするんだろ、この人w  本当に大好きな原作なんで適正なキャストでのリメイクを希望します。[DVD(邦画)] 7点(2010-08-23 12:04:14)《改行有》

271.  銀河鉄道999 《ネタバレ》  昔、松本零士のものすごいファンだった時期がありました。地方から上京し、東京の洒落た私立大学に入学、まわりから完全に浮き上がって落ち込む時期が続き、「男おいどん」にのめり込んだのは思い出したくない過去です。  だから、当然銀河鉄道999も自分の中では、宝物のような存在で今回のBSの企画は非常に嬉しかったんですが……。  見なきゃよかった。それこそ「青春の幻影」にとどめておけばよかったという後悔の念が非常に強いです。  一言で言うなら、「どこがSFやねん?どこがファンタジーやねん?」 未来社会、銀河鉄道と言う一見SF風の道具仕立てを使いながら、個々の一つ一つの惑星やそこに住む人々の古めかしいこと!!!! 貧乏アパートで未来を夢見て頑張る若者の姿を見せられてもセンスオブワンダーの欠片もありません。(一番、白けたのは巨大な無定形の惑星と人情話をされた回でしたね)。  で、しかもそこで「男が」「男が」と語られる哲学の古風なこと。結局、自分よりも古い世代の人に熱く語られる当惑しか感じられませんでした。  ただ、映画版の方は、テレビ版に比べれば、SF風味が多少強めで、教訓くささは減っていたので今の感覚でも多少は受け入れられる作品になってましたが。  何か映画のレビューといようりも、作品そのもののレビューになってしまいましたね。どうも。  あと、この作品が好きだった時期と今と全然変わっていないものが一つだけあって、それは女性の好み。メーテルに憧れた気持ちだけは今も同じです。髪の長い、すらっとした、上品な、それでいて強さも併せ持つ女性。この好みだけは一生変わらないでしょうね。ちなみに今はガッキーのファンやってますがw[CS・衛星(邦画)] 5点(2010-08-23 11:04:31)《改行有》

272.  ハナミズキ 《ネタバレ》  7点は全てガッキーの可愛さに。特に、前髪を下ろした制服姿は、無形文化財に指定すべきだと思うw。  ただ、映画としては????????。 特に脚本。稚拙の一言につきる。 何よりも主人公。生きた一人の人間を描こうとしてるのかさえ、疑問に感じる。 「恋人離れて東京の大学行きました、東京で就職できずアメリカに飛び込んで仕事を見つけました、日本に帰って近所の子供集めて英語講師やってます。」 かなり劇的な生活なんだけどw、一つ一つの行動に何故、どうやっての背景、説明が無いから全く薄っぺら。好意を持つ、持たない以前に全く一人の人間としての存在が感じられない。(同じガッキーでも、例えば「恋空」の主人公には、後から頭蹴飛ばしたいほどの実在感を感じましたよw) 何か有名な曲をモチーフにして、綺麗な風景映して、派手な宣伝すれば客はある程度は来るでしょという安直な考えが露骨に感じとれる映画だった。 良頂いてるコメントに変更を加えるのは少しためらいを感じるが、数年ぶりに観て。(最近、ようやく結婚のショックから立ち直って、平静な気持ちでガッキーが観れてw) 上記で、稚拙と書いたが、むしろヒロインのキャラクター設定も、行動も、ストーリーも「適当」という言葉が相応しい。 つまり、「どうせこの映画を見に来る人間は、そんなもん気にしないでしょ」って感じで、英語、海外でのジャーナリスト、 戦場カメラマン、スタイリッシュなものを並べて、それに偶然の別れと出会いを加えれば、はい、泣かせる映画一丁上がりってとこで。もう「こまけーことはどうでもいいんだよ」っていう、製作者や脚本家の声が耳に聞こえるよう。 ただ、けっこう大事なポイントになってるヒロインの英語まで適当なのは、さすがに数年ぶりにみると、引っかかった。 海外でジャーナリストやってる人の英語のレベルが、京都の時代劇村でラジオ会話で勉強した子に負けてちゃだめでしょw しかし、十数年もこの女優をずっと推してるわけだが、笑っちゃうぐらい映画がすべて駄作、つまらない。 テレビドラマでは、なかなかいい作品もあるんだから、(コードブルーの白石恵が本当に好きだし、八重さんもあの固い感じがいいなあ)女優としての才能がないわけじゃないんだろうが。 不思議だ。[映画館(邦画)] 7点(2010-08-21 16:31:28)(良:1票) 《改行有》

273.  レッドクリフ Part I 《ネタバレ》  劇画や小説等で大の曹操びいきなんで、本来、悪のエロ帝王扱いのこの作品は受け入れられるはずないんだが……  これが結構面白かった。牛泥棒の話(これは史記の別のエピソードからの借用だが)、 机をぶった切る等、孫権の様々なエピソードなどピンとくるエピソードをきちんと入れてくれていたのは好感度高いし(魏の船が燃え上がる前から赤壁という地名はまあ、お愛想でw)、皆さんに評判悪い劉備軍の将軍達の超人ぶりも、むしろ小説等で慣れ親しんだものが実写で見れて楽しい気分。八卦の陣だって、映像で表現しようとしたらあれしかないでしょう。 小喬の史実通りのルックスにもまさしく「萌萌」ですw。 ただ、続編につながるという形のため、少し決戦が終わってからの部分がダレたのが残念。[DVD(字幕)] 7点(2010-08-16 12:31:51)《改行有》

274.  居酒屋ゆうれい  雰囲気はよさそう、つまみはおいしそう、何より女将さんが美人、近所にあったらたぶん常連になりそうな居酒屋ですね。  全体の筋よりもとにかく居酒屋の雰囲気に惚れました。あと、山口さんが綺麗で、色っぽくてビックリ。↓の方にツルツルになるくらい禿同です。  原作者および製作者の暴力団というものに対するあまりの拘りの無さに多少引く面もあるんですが、あえて今回は減点対象にしません。[DVD(邦画)] 6点(2010-08-14 19:31:25)《改行有》

275.  ふたり(1991)  「雰囲気名画」と呼びたい。ストーリーの弱点、不適切な特撮等、細かい批判を始めたらきりがない。しかし、本当に姉妹のように見える主役二人の雰囲気、尾道の風景(セットかも知れないけど、美加がくぐる電信柱の横が好き)、主題歌、そしてなんとも余韻を残すラスト、本当に自分にとって心地のよい映画。  主役の二人、さほどまで注意した時期もないけれどこの映画では本当に可愛かった。 特に、中島さん、一番の絶頂では? 本当に久しぶりに見て。 中嶋朋子さんがとてもいい。あまり共感を得られそうにもないけれど、一人の女優さんの人生で一番魅力的な瞬間を切り取って映像に残すことにできたら、もうそれで、映画としての存在価値があるんじゃないだろうかと思う。[DVD(邦画)] 10点(2010-08-14 09:59:01)《改行有》

276.  華麗なる一族 《ネタバレ》  原作、熟読。テレビドラマも何回か見た上で。 ようやく気づいた。下世話な話だなあ。(この先、完全なネタバレあり) そもそも、息子の嫁に手を出す人間が屑なのに、その人物を神聖視し、死んでからでさえ批判できない家族。(実は、この時点でもうすでに家族が崩壊してるわけなんだけど) そのために爺さんの子なら爺さんの子で、早い時期にはっきりさせればいいのに、うじうじ内面で悩み、冷たい態度を取る。偉い大銀行家様ぶってるけれど、実はもう老境にさしかかっても父親へのコンプレックスを解消できない実に小さな人物。こんな人物が主人公と気づけば興ざめ。  もう一つ。全体の流れで、鉄平を何の落ち度も無い、父親の犠牲になった哀れな犠牲者として描こうとしているわけだが、よくよく考えてみれば、彼が高炉の建造を始めなければ起こらなかった悲劇で。別に、阪神特殊鋼は高炉を直ちに作らなければ企業として存続できないわけでもなかった。  冷静に評価すれば、彼が高炉を建造しなければならない必要性の度合いと、父親が銀行を他銀行と合併させなければならない必要性を考えれば、父親の方が上だろう。 実の親子云々を考えなくても、大介が鉄平にイラっとする気持ちもわかる。 鉄平を悲劇の主にするには、高炉を作らなければならなかった必要性の描写が、原作、ドラマ、映画、どれをとっても足りないと思う。壮大な描写で、ついつい見過ごされがちだが。 平成24年7月9日追記 繰り返し見れば見るほど、鉄平の企業人、組織人としての甘さにイライラする映画。 企業の経営者として優先させなければならないのは、利潤の追求、従業員の生活、関連企業への責任等々のはずだが、戯けたことに彼が最優先させるのは「自分の夢」、でその結果が大事故の多くの犠牲者、会社の倒産につながるわけで。まったく、ええ年こいた企業の経営者としてはちょっとありえない。 それと山本薩夫って実に不愉快な映画製作者。他の映画でも触れたが、彼がどのような思想を持ち、またその思想に基づいてプロパガンダ映画を作るのも自由。  しかしながら、それは彼のオリジナル作品で行われるべきであって、有名な原作で多くの観客が見込められるような作品に、木に竹を接ぐようなプロパガンダを盛り込むのは、あまりに姑息だと思う。[DVD(邦画)] 6点(2010-08-09 12:11:19)(良:1票) 《改行有》

277.  不毛地帯 《ネタバレ》 キャスト的には、最高だった。やはり壱岐はあれくらいの年齢の俳優じゃないとリアリティがないし、特にそれまでどちらかというと受動的だったのが戦闘機の購入問題で目覚めていく姿が良かった。また友人役の丹波さんも渋いし、政府高官の大滝さんはこんな昔から年寄り役をやっているのにワロタ(何か、犬を選挙に出馬させそうで面白かった)、さらに女優陣、八千草さん、年の割には綺麗な人だとは思っていたがこんな綺麗だったとは想像できなかったし、秋吉久美子もこんなにあどけなく可愛かったとは!  ただ、脚本が……、原作にないあえて言わせてもらうと「改悪」部分、最低だった。 映画というメディアを使って、一つの主義主張を宣伝しようとすることを別に非難するつもりはない。  しかし、原作の登場人物の性格をゆがめてまで、自分の主義を映画の中で登場人物に語らせる、そのために原作のテーマまで変えてしまう。 あまりにも、原作者に対して失礼だと思うし、その原作だからということで映画を見た人間に対しても無作法極まりない。  そんなに自分の主義を映像で主張したかったら、どこかの政党の広報映画でも撮ってればよかったのに。  だいたい、ソ連によって11年間も不当に抑留された人物の娘が、社会主義勢力の運動に共鳴するだろうか?  この1点だけとっても、この映画がまともに人間を描くつもりが無かったことが分かる。  また頻繁に繰り返される領空侵犯=ソ連の脅威を描くことで、何故壱岐や川又が優秀な戦闘機を導入するために、あえて泥水まで飲むという原作の流れを、あの馬鹿な娘の台詞、あるいはしばしば挿入される無意味な映像でぶち切り、あたかも壱岐が戦争の反省を全くしない愚かな人間にまで貶めている。  そのくせソ連収容所での捕虜虐待はほんのお印程度。 よくこんな脚本を原作者が認めたものだと思う。 ただ、昔のサヨの情報操作を実感できたことと、その主張の出鱈目ぶりがよく理解できたのはかえってよかったのかもしれない。  何と言っても60年安保から半世紀、いまだに日本は戦争に巻き込まれていないんだから。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-08-05 21:52:43)《改行有》

278.  オトシモノ 《ネタバレ》 だいたいのことは、よしのぶさんがまとめて下さってるんで付け加える必要はありませんが、この映画の最大の謎は、なぜこんな誰が見てもあからさまな駄作に出させられてエリカ様が舞台挨拶で暴れなかったか?ということと、もう一つはこの作品を本気で面白いと思ってる監督・脚本の古澤さんの頭の構造です。(映画観てる最中は、他から与えられた仕事を非常に不真面目にこなしたやっつけ仕事の脚本と思って観てたら、それがそれが動画検索で監督インタビュー探したら、実に熱く語ってるものでw まあ、その言ってる内容で何故失敗したかもだいたい分かりましたが)  クライマックスは爆笑の連続でしたね。羊にしか見えない異教の神とか(あんなもんで路線変えられたら、おれが株主だったら訴訟起こすw)、何十年も前に死んでるくせに、岩に突き刺さったらまた死んじゃう亡霊とか(言葉自体が矛盾してますねw)、つっこみどころ満載で楽しめました。  それでも普通6点まで行かないんですが…… エリカ様のルックスの良さを楽しめる映画は他にいくらでもあるんですが、この映画ほど彼女のスタイルが楽しめる映画って案外まれですよ。ミニスカとか。タンクトップとか。 というわけでプラス2点 (どうしてもこの季節そういうところに目が行きがちでw すいませんw)[DVD(邦画)] 6点(2010-08-04 11:06:25)《改行有》

279.  20世紀ノスタルジア 《ネタバレ》 原将人さんの経歴を調べてみましたが、絶対お金儲けになりそうもない映画を撮り続けて生活し、なおかつ映画の制作費も確保できるって、日本という国もまだまだ捨てたものじゃないと思われ。  ただ、商業映画としてのこの作品は失敗作です。 もともとその手の映画が好きな人だけでなくて、できるだけ大勢の人に見てもらうのを目指すなら、もっともっと世界観をきちんとして、脚本を練りこまなきゃ。 ニュートロンとかエーテル体とか星との交信とかアボリジニーとか、きちんと世界観を作り上げての台詞なのかどうか、小一時間(r  ただ、広末は、本当可愛いですね。[DVD(邦画)] 7点(2010-08-02 10:53:44)《改行有》

280.  あの、夏の日 ~とんでろ じいちゃん~ 《ネタバレ》  こんな古いしかも興行成績が振るわなかった作品DVD化されてると思わなかったんで、わざわざヤフオクで「ビデオ」を買ってdvdにダビングしたら、ちゃんとDVDで出てるんですね。失敗したw。  ま、正直ストーリー的には、祖父と孫の心の触れ合いが中心か、祖父の失われた悲恋が中心か?いまひとつ分かりにくいストーリーでした。  そもそも過去の祖父の恋と現代の孫の恋を多少なりともかぶらせるつもりがあるなら、あのおねえちゃんは、年齢設定自体がミスです。  で、かぶらせるつもりがないなら、何のために彼女を出したのか分かりません。  しかし、そんなこと問題じゃありません。宮崎あおい!!!!!!! 実は、よく行くテレビドラマのブロガーさんにこの作品と害虫を強く勧められて入手したわけですが、そのかいはありました。  実際出てる時間は短いんですが、ファンにはmustの作品です。[ビデオ(邦画)] 7点(2010-07-31 15:29:17)《改行有》

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