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プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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321.  ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌 《ネタバレ》 中山美穂が前作より可愛くて、ひとつのピーク。案外セーラー服姿って貴重なんですよ。6点全て彼女の可愛さに。  あとは一切無価値。ていうか害の方が多い[CS・衛星(邦画)] 6点(2010-05-06 15:28:04)《改行有》

322.  湘南爆走族 《ネタバレ》  オーディション、キャスティングがネ申 信じられない。ほとんど無名だった、江口洋介、織田裕二、清水美砂を合格させ、主役・ヒロインに抜擢とか。この映画自体はあまりパッとせず、その後3人が3人とも自分の力で今日の地位まで来たわけだから、オーディション、キャスティングの担当者とそれを認めた製作者は自分の眼力を誇っていいと思う。そういう意味で記念的な作品。[CS・衛星(邦画)] 6点(2010-05-06 11:11:55)

323.  ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ 《ネタバレ》  もちろん冷静に観ればいろんなチープさに気がつくんでしょうが、そんな余裕がないほど感情移入して観てしまいました。  「ごめんなさい」と謝れば、あるいは刑務所に行って「罪を償えば」、全てが許されると思うような粗雑な考えに染まらずに、絵理の持って行き所のない悲しみ、怒りに感情移入できるような人間であり続けたいと思います。  キャスト的にも最高でしたね、最近ドラマでよく見る浅利君のふにゃふにゃした、それでいてどこか芯が通った雰囲気好きですし、三浦春馬が切れたときに出す声も好きです。  それに何といっても関めぐみ! 長身、広い肩幅、ブレザー、チェックのマフラー、戦闘シーンのきつい眼差し!! 少なくとも、この映画の彼女は自分の理想を具現化したような。 ただ、大人二人の語りがいささか陳腐だったのでその分だけマイナスです。[DVD(邦画)] 9点(2010-05-03 12:24:06)(良:1票) 《改行有》

324.  涙そうそう 《ネタバレ》  自分にとって初めて麻生久美子さんという女優を知った、それだけで充分意味がある作品なんですが(この作品でもすごく素敵でした)………  繰り返し見れば見るほど酷い作品です。 というのも、自分には「どんなに善良でも馬鹿は他人に踏みつけにされて、惨めな人生送るんだよ」っていうテーマにしか取れませんでしたから。(あくまで自分個人の受け止め方ですが)  ものすごく凶悪な人間が二人出てきますね。 一人は船越さんの詐欺師。(実は自分も彼の口車に乗せられてあやしげな健康食品購入したことがあるんで、決して他人事とは思えませんでしたw) もう一人はカオルの父親。彼のせいで、にいにいと母親の人生がどれだけ狂ったことか。 だのに再会しても一言も謝罪の言葉もない、偉そうに上から説教たれるだけ。何様? 最悪。  この二人がまるで自然災害みたいに扱われて、彼らのためにあまり賢くないにいにいが、苦労して苦労して死んでいく。ほんと酷い話ですね。  ただ、にいにいの愚かさにも不快感はありました。血がつながってるわけじゃないんだから、スパッと割り切って女性として見るか、あるいは、母親の遺言の呪縛、兄妹として育った思いでどうしても踏ん切りがつかないんなら、あくまで妹として見る。賢くない彼には、自分の精神状態さえ充分把握できてなかったんだと思いますけど、あんな中途半端な思いを寄せられたら、寄せられる妹を不幸にするだけだって気がつかないのかな。もし、あくまで妹としてみていくつもりだったら、まともな愛想尽かしをしてやらないと、妹はまともな恋愛すらできない。  で、一番愚かなのが、一生懸命妹のために頑張ってるつもりが、(着物とかレンタルで充分だろ)結局、栄養も満足に取らない、昼夜兼行の重労働で自分の身体をボロボロにして、最愛の妹を一番悲しませたこと。  どんなに善良でも、純真でも、あまりにも愚かな姿には引いてしまいます。 久々に見て、脚本のくだらなさにげんなり。自分の娘を他人に押しつけて消えてしまう男ってそうはいないだろう。酒場で他人の話を聞いてそれをネタに詐欺を行うやつも、それにひっかかる男もそうはいないだろう。中卒の男に引っかかる女子医大生ってそうはいないだろう。義理の妹に着物を買うために過労死するほど働く人間ってそうはいないだろう。台風で窓ガラスが壊れる家ってそうはないだろう。一つ一つ、絶対ありえないことじゃないんだろうけど、あまり起こりそうもないことをいくつもいくつも重ねてストーリーを作るセンスってかなりイラっときますね。7→6[DVD(邦画)] 6点(2010-05-03 11:23:13)(笑:1票) 《改行有》

325.  劔岳 点の記 《ネタバレ》  皆さんが繰り返しおっしゃる様に、風景の素晴らしさ。やはり映画館で見るべきだった。あと、あまり評価が高くない人間ドラマも自分的には、山岳会との気持ちの距離の変化とか見るべきものはあったと思う。それと時間的には短かったが宮崎あおいの可愛さ!  ただ、原作どおりなのか、映画オリジナルかわからないが、どうしても一定の年代以上の人が制作に携わると、「軍隊」というものをことさら貶める表現を入れるのは、何とかして欲しかった。その部分だけ映画が非常に安っぽくなった。[CS・衛星(吹替)] 7点(2010-04-29 13:08:14)《改行有》

326.  敦煌 《ネタバレ》  ほぼ原作に忠実なところは好感が持てるし、西夏という国自体に興味が持てた。 李元昊をあと一歩のところで暗殺に失敗するところも、結果はわかっていても面白かった。あと、中川安奈がすごく綺麗だった。  ただ、真面目なあまりいささか冗長さを感じた点もあった。(特に上記の暗殺失敗後、 敦煌の滅亡、文書を洞窟の中に隠すあたりまでの流れ)  また、現在の感覚からすると、主要キャストを全て日本人にしたり、漢語を日本語に置き換えたりする感覚はちょっと違和感がきつ杉(安っぽいハリウッド映画じゃあるまいしw)[DVD(邦画)] 6点(2010-04-26 18:26:15)《改行有》

327.  天使の卵(2006) 《ネタバレ》  感動を覚えるくらい、つまらなかった。 漫画なり小説なりで自分が受けた感動を、映像化したいって気持ちはわかるんだけど、 能力が伴わないとこういう悲惨なことに。 塚、まあエリカ様をふって小西って段階で実は、もう受け入れられないw 平成23年6月5日再見 本来なら原作を読んで確認すべきなんだろうが、もし原作に忠実だとしたら………何と言う安易でいい加減なストーリー。たまたま電車の中で好きになった女性が、父の主治医だった位の偶然はかまわない。世の中いろんなことがあるんだから。 あるいは、付き合ってた彼女の姉が父の主治医だったと言うのも以下同文。  しかし、たまたま電車に乗り合わせて美しさに魅かれた女性が、父の主治医であり、なおかつ自分の付き合ってる彼女の姉とか。まともに、こんなストーリーが作られてしまう神経が理解できない。  あと、キャスティングも失敗。正直、市原君はどうでもいいんだわ(笑)問題は、姉妹のキャスティング。あきらかにこの物語において、世界の中心は姉であり、それに比べたら妹は言ってみたら語り部にしか過ぎない。ところが、その妹にエリカ様をキャスティングすることで、不必要なオーラが出すぎて。正直この役は、ルックスさえ一定水準なら無名の新人にした方がバランスよかったのでは。[DVD(邦画)] 3点(2010-04-26 16:02:16)《改行有》

328.  潮騒(1964) 《ネタバレ》 まあ、筋的には言うほどのこともなく、原作を変えてるのもマイナスポイントなんだけれど、とにかくわずか数十年前の漁村の光景、人々の暮らしぶりが面白かった。 日本って本当にこの半世紀で変わったと思う。 吉永さゆり綺麗でした[CS・衛星(邦画)] 6点(2010-04-21 22:47:35)《改行有》

329.  転々 《ネタバレ》  2回目の鑑賞。実は前回見たときの印象は、最悪でなんじゃこりゃだった気がするんですけど、今回は全然違って小ネタの一つ一つがつぼですごく楽しめました。  オーギョーチ一度食べて見ようと思います。 (ただ、1800円払って映画館で見たり、あるいは数千円出してDVD買ったら多分腹がたつとは、今でも思いますけど) 好きな物だけに囲まれて暮らしたい、逆に言うと好きじゃな物はどんどん処分したい今の自分にとって本当に困った映画。 前半部分、確かに上記したように楽しめる小ネタはいくつかあるが、それも3度目、4度目の鑑賞ともなるとさすが に飽きを感じ、どうでもいい感が徐々に強くなってくる。 ところが映画開始から1時間8分後(計りましたw),キョンキョンが登場するあたりから、俄然趣きが変わってくる。 疑似家族の間でかもされる家族の情愛が心地よくて。到底処分する気にはなれない映画。 次回の鑑賞どうしましょうね。まさか1時間8分から鑑賞するわけにもいかないし。[DVD(邦画)] 7点(2010-04-19 12:35:42)《改行有》

330.  Dear Friends ディア フレンズ 《ネタバレ》  多分このサイトにいらっしゃる皆さんの年代では、携帯小説原作ってことで結構バイアスかかるかなって気もします。  確かに、わざわざ入院してた病院の屋上へ来て自殺未遂とかご都合主義っちゃあ、ご都合主義なんですが、友情のきっかけとなった誕生日会の野花のプレゼントのエピソード、あれだけは。どうしても切り捨てられない、塚、好きですね! あの惨めで惨めでしょうがない気持ちと、それから救われた時の感謝、喜び。  あと、多分アンチからは素でやってると悪意を込めて言われかねないほどの、北川景子さんの「嫌な女」「中身のない女」の演技、すごかったと思います。[DVD(邦画)] 6点(2010-04-19 12:28:38)《改行有》

331.  砂時計(2008) 《ネタバレ》  登場人物の内面や気持ちを台詞やモノローグでしか表せない段階で映画としてはかなり評価下がるんですが、この映画はそれ以下です。台詞やモノローグで過剰に語られる主人公の内面が、それぞれの場面ではわからないでもないんですが、全く断片的、全体として一人の人間の変化としてみた場合、唐突でつながりがなくイミフの一言につきます。  こんなんじゃ全体として伝わるメッセージって、「親が自殺すると子供にものすごくトラウマが残るよ」くらいじゃないでしょうか?なんか鬱病にたいする理解もすごく浅いような気がするし。  ただ、夏帆の表情、走る姿、そし声、全てがそれだけで充分以上の価値があるんで、あえて6点 平成24年1月上記の点数を変えるつもりはありません。(塚、夏帆の魅力だけとれば、1点くらい上乗せしたいくらいw) ただ、最近ちょっといろいろ知ったことから考えると、あまりに「鬱病」の表現が軽率、不正確、適当。鬱病で自殺しかけた人間にいきなり「きばりや」とか。今回じっくりスタッフロールを最後まで眺めたのだが、医学監修が無かったのは、あくまで見逃したと信じたいのだが。[DVD(邦画)] 6点(2010-04-19 11:53:16)《改行有》

332.  スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ 《ネタバレ》  制作にアップフロントが加わってる段階で、駄作が予期されたが、案の定まず脚本からして駄目駄目で、ほとんどストーリーの態をなしてなかった。  丸山さん相当気分が乗らなかったのか、あるいはいろいろな制約が多かったんだろう。  ただ、竹内、斉藤、長門らのベテラン達は、こんなあからさまな駄作でも決して手を抜くことなくきちんと仕事していたし、何よりもあやや、多少台詞回しや演技はつたないけれど、何といっても存在感、目力はそこらあたりの二束三文のハロプロメンバーとは全く別物、また、アクションシーンもさすが深作監督の唯一の存在意義だけあって切れがあって楽しめた。  全体として「スケバン刑事」という設定に好意を持つ人間なら楽しめるようにできていた。  ただし、アップフロント系のキャスティング……最悪。 [DVD(邦画)] 6点(2010-04-12 16:16:50)《改行有》

333.  サウスバウンド 《ネタバレ》  実は、初めて見たときは皆さんと同じで、父親の言動をそのままストレートに受け止め、非常に悪い印象しか残らなかったんですが……  今回見直して、それほど単純な話でないことに気がつきました。 まず東京編、息子がトラブルを解決するのにあたって、周りの大人、学校、(ひいては国家=世の中の通常の秩序)に頼らなかったのは、やはり「国民じゃない、国なんか知らない」という父親の言動に影響されてではないでしょうか?そして自分の力のみで解決した。  その結果どうなったかというと、正義を貫いたはずの自分が悪とされ、関係ないはずの国(この場合は学校)によって掣肘を受け、逃亡をすることを余儀なくされる。 このエピソードは、親父的な生き方は、何も力を持たないことを表しているんじゃないでしょうか?  それから何度も母親が繰り返す台詞「自分の正義だけを信じると……」 こういった面から見て、この映画は単純に親父の存在を肯定するだけの映画では、ないとも思えてくるんですが。  じゃ、何を言いたいんだと言われると、まだよくわかりません。塚、映画だけじゃ無理なような。原作を読むべきかも。  ただ、沖縄に言ってからは駄目駄目ですね。何の迷いもなく、土地の不法占拠が「正しいこと」として描かれている。  何らかの形で、現在の社会が私有財産制で成り立ってることや、それにはそれなりの「正しさ」があることを描いてもらわないとバランスが悪くてしょうがありません。  ま、かなり批判的なことばかり書いてしまいましたが、実は結構気に入った面もあって、それは女性が老若問わず(お母さん、お姉さん、担任の先生、東京と沖縄の同級生)、綺麗だったり、可愛かったりすること。その点では見てて楽しい映画でした。 特に、北川景子、なかなかああいうおとなしくて地味な役柄は、現在では珍しいんですけど、逆にそちらの方が似合ってるような。[DVD(邦画)] 7点(2010-04-12 14:12:48)《改行有》

334.  サード 《ネタバレ》  昔は、ものすごく好きだった筈なんですが今なってはどこがそんなに好きだったのかまるで自分が理解できません。  主人公の非常に視野の狭い考え方も、中二病と考えればあっさり解釈できてしまうし、 少年院を舞台にしたわりには自由に対する切望もあまり感じられない。  あと、少年院の教官、あるいは家庭裁判所の裁判官が全く綺麗事しか口にしないのは何故でしょうか?何らかの皮肉が込められてるのか?あるいは事情があるのか?  ただ、捕まる前の、新聞部とテニス部の処女喪失、売春から殺人事件への流れは妙なリアリティがあって楽しめました。  特に森下愛子の可愛さ、素晴らしい肢体は最高でしたね。あまり大きな花を咲かせることもなく全盛期が過ぎていってしまったのは残念です。[DVD(邦画)] 7点(2010-04-12 10:51:50)《改行有》

335.  スケバン刑事(1987) 《ネタバレ》  ドラマシリーズとかこの映画に出てくる若い女性の土佐弁がすごく好きです。 数年前高知に旅行した時は、「ゆるしとうせ」とか「~ぜよ」が本当に女性の口から聞けると思ってすごく楽しみにしてたんですが、「よほどのおばあちゃんじゃなきゃそんな言葉使わないよ」って言われてすごく残念でした。  あと杉本哲太さん、ごく最近ドラマで脳外科医を好演してみえたので、ロボトミーされたのがすごく面白かったです。  映画とかは、原作に一定以上の思い入れがないとまず駄目でしょう。(ヨーヨーでヘリコプターが落ちるとかw)だから、あえて人には勧めません。  ただ南野陽子という女優が一番輝いててオーラが出てた時期の映画として、自分にはかけがえの無い作品です。 平成25年4月2日 本当に久しぶりに見て。上記した南野陽子の魅力はもちろんだけれど、それに加えて二代目麻宮サキというキャラクターにもすごく魅かれた。戦闘能力があり、怪力でありながらすごく真面目、穏やか、純情。このギャップに萌えますwで、それだけなら少しつまらないキャラクターになりがちなのを地方出身を強調することで、ボケキャラにもする。もうキャラクター形成としては完璧ですね。録画してたDVDの状態があまり良くなかったので、改めて買ってしまいました。[ビデオ(邦画)] 8点(2010-04-07 15:41:29)《改行有》

336.  スウィングガールズ 《ネタバレ》  出てる女優さんにほとんど魅力を感じず(上野さん、貫地谷 さんには全く魅力を感じたことが無いし、本仮屋さんの顔立ちは好きだけどあまりにも地味な役柄で)、話自体も強引なご都合主義、いい加減さ(復帰組の突然の名演奏とか、音楽祭への応募忘れとか)が目だって、ものすごく評価が低くなりそうだったんだけど……… これが面白かった、結構楽しめた。 どんな行きがかりでも、一つのことに集中して夢中になり少しでも上達するとより一層好きになっていく過程がものすごく共感できたから、本物のブラスバンドが復活した時に泣きながら帰る気持ちが痛いほど理解できた。  あと小ネタも笑えたし。[DVD(邦画)] 7点(2010-04-05 12:09:46)《改行有》

337.  女系家族 《ネタバレ》  こういう綺麗事を一切言わない、欲望を正直にむき出しにした映画好きです。 一番すごいのは父親ですね。戦後で民法が変わったとはいえ、先祖代々女系家族で続いてきた老舗を、全く無関係な自分とめかけの血筋で乗っ取ってしまうんだから。 ものすごいしたたかさだと思う。  ただ、爺さん、婆さんがやたら色気を振りまいて、性的なものを匂わせるシーンだけは勘弁して欲しかったなあ。昔は、ああいうものに需要があったんでしょうか? 平成23年6月10日再見 やはりダイジェスト感は否めないので6点に減点。[DVD(邦画)] 6点(2010-04-05 11:30:13)《改行有》

338.  ソラニン 《ネタバレ》 企画段階で失敗だった映画というのも珍しいですが、まさしくこの映画はそうです。 もともと映画化の企画があって宮崎あおいを選んだのか、あるいは宮崎あおいの主演作としてこの題材が選ばれたのか?いずれにしろ、大失敗でした。一旦動き始めた企画というのは、取り返しのつかない事実が判明しても止められないんでしょうか?  ま、ストーリー自体が「現実の仕事はくだらないよ(っていちゃもんつける前にホッチキスくらい決まった位置につけろよな。w)人間好きなことして生きてければいいんだ、それ以外の生き方は駄目だよ的な陳腐で陳腐でしょうがないテーマと、人を殺せば感動を得られると思ってる駄目な邦画の典型みたいな流れ、二人とも無職で生活が不安な様子が画面から全くわからない脚本・監督の無能さ」で成り立ってたんですが、それでも宮崎あおいの演技があまりに上手で、表情があまりに良くてなんとか終盤までは脱落せずについて行ったんですが……  最後のライブシーンがね。一番感動を盛り上げなければならないところで、あの歌唱力は……………。  もちろん、女優としての宮崎あおいの魅力、能力に歌唱力なんて全く関係ないことは、言うまでもありません。しかしながら、少なくともあのシーン、ライブハウスで大勢の観客から喝采を受け、感動させるだけの歌の魅力、全くありませんでした。(塚、テレビを壊すくらい否定したグラビアアイドルより下手だったら、もうその時点で映画のリアリティ終了でしょ)  歌唱力、声量の乏しい女優が、余技としてCDを出したり、それをファンが喜んで買ったりするのは別に問題はないと思います。(塚、自分がやってますw)  だけど、映画の中で歌の力で人々を感動させる役をやっちゃまずいでしょ。短期間のボイストレーニングで何とかなると考えたとしたら、映画と音楽の両方を舐めきってると思います。  自分が大好きな女優の映画を、しかも封切りの第一回で見に行って、こんな不快ななんともいえない思いをするとは予想すらしませんでした。  がっかりです。[映画館(邦画)] 6点(2010-04-03 17:03:47)(良:3票) 《改行有》

339.  白い巨塔 《ネタバレ》  この映画を見て、正義というもののあり方をつくづく考えました。 確かに、この原作、映画が製作された段階では医療ミス、特に大学病院での医療ミスが隠蔽される傾向があり、それを糾弾するこの作品の立場は正義だったかと思われます。 しかし、この映画で訴えられるような、患者側優位の正義が主流になっていった結果としての現在の状況はどうでしょうか?  医者に対する訴訟が頻発に起こされ、あまつさえ刑事責任さえ問われて医者が留置される事態さえ起こっています。  その結果として産婦人科等の開業医は減少の一途をたどり、また訴訟されることを回避しようとする病院側の意志も相まって、救急車による患者のたらい回し等、深刻な事態が発生し、大勢の命が危険にさらされてるわけで。  もちろん山崎豊子さんや、この作品に、そういった現状の責任を問うほど単純じゃありませんけれど、そのような事態を招いた流れに加担した一人として、現状に対するご意見を是非伺いたいと思います。  非常に複雑な問題を一面的な「正義」で描くのってどうよ?  また、東教授親子が実に不愉快でした。 人間が他人を嫌うのは別に理屈じゃなく、どうしようもないことです。 しかし、自分の感情を正当化するために相手を悪と決めつけ、自分を正義として行動するその姿には、吐き気を感じさせるほどの醜さを感じました。さらに一番恐ろしいのは描いている山崎さん自身が、その醜さに気がついてないことですね。 (誤診以前には特に財前に巨悪とまで言われるほどの行動は無かったこと、東が通常どおり、財前を後継者に指名していれば、そもそも買収等の悪事も行う必要が無かったことに注目!。どうも山崎さんは、下層階級からの成りあがり者を嫌い醜く描く傾向がありますね)  ※ 最近、ヒロインを演じる女優に魅かれて見た医療ドラマに深く感じるところがあり、そのためにかなり偏った見かたになっているかもしれません。ご容赦を[DVD(邦画)] 4点(2010-03-29 12:02:56)《改行有》

340.  深呼吸の必要 《ネタバレ》  見るのを1回だけにしておけば良かったのかと思える映画。 そりゃ1回だけにしとけば、あまりにも圧倒的な量の作業に立ち向かい、変わっていく主人公達の姿にうたれないこともないんだけど。  2回目ともなるとこの映画の前提そのものが気になって。 例えば、何故機械を使わずに手作業でやらなければならないか、一切説明なし。(調べたらレンタル料がとてつもなく高いそうで)  何故、あのような手順で刈り取らなければいけないかも説明なし。(これも調べたら、枝払いは、刈り取ってまとめてからでもいいそうで。無理に難しい、やりにくい手順に描いてるような気がする)  低賃金なほとんどボランティアのような状態なこと、農家の経営がかかるような大事な農作業に、未経験者ばかり雇うこと。ここらあたりは、いろいろな情報があって実態はわからない。  しかし少なくとも、ボランティア同然の賃金で、大変な重労働をさせることで、ようやく成り立つ産業って、絶対歪なんだから、単純に肯定しちゃまずいだろ。  とにかく、少し考えれば気づくような無理の上に無理を重ねて話を作って、労働は素晴らしい、人間を変えると訴えられてもね。 [DVD(邦画)] 5点(2010-03-22 10:50:15)《改行有》

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