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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
361. 東京原発 原発へのアンチテーゼやエネルギー問題をブラックに上手くまとめている。わかり易く面白いが、反原発にもって行きたがり過ぎているのが鼻につく。燃料電池やコージェネに対しては利点ばかりの強調で終わっている。都市コージェネなんてインフラ整備にどれだけの金と時間がかかるか、燃料電池だっていろいろ問題あるし、コージェネや燃料電池って家庭用装置などの汎用機を普及させようとしてるんじゃないのかな。功罪しっかり語ってくれないとダメですよ。原発推進派が耳障りの良いことしか言わないのと一緒。私的には東京原発大賛成の推進派ですが。6点(2004-05-13 21:08:40)(良:1票) 362. 世界の中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 美少女が白血病で死ぬなら赤いシリーズじゃないのなんて事思いつつ、多少泣いてもいいかなと思って観に行ったんですが、泣かせのトラップに引っかかりまくり、涙のジェットコースタームービーでした。これは男の方が泣ける映画なのではと思いましたよ。私は大沢”朔太郎”の言葉にやられましたよ。淡くまぶしい大切な恋も痛くツライ重たい恋も忘れてしまう訳無いじゃないですか。みんな心の底に沈めて気が付かないフリしてるだけ、どこかで引きずりながら生きてるからオリも溜まるんだよ。大沢”朔太郎”の亜紀への想いは心の中でワインの如く熟成されているのに、テープの中の亜紀はストレートでフレッシュなままで戸惑い、苦悩する。長い時間と婚約者がいてやっと整理のつく事かもしれない。死に行く亜紀に何も出来ない無力感を味わった朔太郎だが、死んだ人間に対して何か出来るのは生きている人間だけなのだ。地球の中心って生きている人間の数だけあるんだなんて感激してしまった。ただ婚約者のビッコ、カラミ方や行動などに不自然さが拭えない。あと散骨シーンはどの映画で出てきても「ビック・リボウスキ」を思い出して笑ってしまう。一緒に観に行ったXイチネエちゃんの新婚旅行先はオーストラリア、エアーズロックで、離婚理由はダンナさんがある病気を隠していたからなんですよ、このオンナに愛をさけぶヤツはいないと確信した。9点(2004-05-13 19:15:31) 363. 南京1937 皆さん仰るとおりでっち上げのありもしない事実なんだけど、映画はフィクションだと言われればそれまでか。0点(2004-05-09 21:11:18) 364. オールナイトロング 猟奇的殺人犯の家庭に欠かせない1本、「ギミーピッグ」と並ぶその手の迷作?1点(2004-05-09 20:58:19) 365. 課長 島耕作 俊ちゃんでは小僧すぎて課長として存在感ないし迫力も無い。森口瑤子と麻生祐未に1点づつ。2点(2004-05-09 19:11:21) 366. 長屋紳士録 後年の小津監督の映画はハイソな家庭が多いが、この映画は長屋の庶民がよく描かれている。子供がついて来たんで拾ってきたという今では信じられないようなことが、戦後間もない頃は当たり前で、上野の山に戦争孤児が溢れかえっている。当時はこういった子供が食うために犯罪を犯す事も多いんで、少年犯罪が最も多かった時期でもある。警察もまともに取り合ってくれないからか、自分たちの問題として解決しようという長屋の人々、世知辛い世の中と言いながらとても暖かい人々上手くが描かれている。8点(2004-05-09 13:40:11) 367. 非・バランス 大人でもなく子供でもない少女と男でも女でもないおかまの微妙なバランス、うーんよくわかりません。小日向さんもがんばってるが違うでしょう。2点(2004-05-08 16:35:06) 368. 風の中の牝雞 今では死滅に近づいている倫理観、理由はともあれ姦通を働いた妻を許せない夫。絶対言っちゃダメですよ、奥さん!男は弱いしちっちゃいんだから。この男も相当酷いです。封建的亭主で階段から突き落としても、上から大丈夫か?と声をかけ、大きな心、深い愛と言いつつ、まだ全然こだわりながら、腰にしがみ付く妻を上から見下ろし偉そうに語り、怪我はないかってビッコ引いてるのを見てもいない。奥さん、こんな男とは別れなさい!4点(2004-05-07 11:24:27) 369. さびしんぼう 自分の息子に初恋の人の名前を付けるだとか、別れの曲を弾かせるとかっていうのが、子供心にどうにも受け入れられなかった。ケツの穴の小さな私は、今でも付き合ってる女の子が元カレの話をするだけでも平静を装いながらもすごく腹が立つ。3点(2004-05-06 22:09:02) 370. 釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇 会津男対長州女、ハマちゃん裸でフグ踊り。引退後の人生などについて考えさせる?6点(2004-05-05 23:38:27) 371. 釣りバカ日誌8 消防団の化けるがバレバレ篇。スーさんはガン?4点(2004-05-05 21:56:34) 372. ざわざわ下北沢 下北沢在住者や過去に住んでいた、遊んでいた等、下北沢に多少なりとも思い入れがある人のための映画でしょうか。行った事も無い私には面白さも雰囲気もまるで伝わらない。根本的な問題としては市川準監督が私にはまるっきり合わないという事かもしれない。2点(2004-05-04 22:51:57) 373. 炎上 火の粉の舞のシーンは圧巻、すごくきれいで、もう少し観たかった。私の勝手な「金閣寺」のイメージからすると呉市がまだ優しすぎるし、偏愛ぶりも足りない気がする。私的には仲代の方が狂気さがあって良いのだが、市川雷蔵もコレはコレで良いし、上手い。中村鴈治郎はもっと鴈治郎一家のDNAに刻まれたスケベさ、いやらしさを出して欲しかった。出演者がみな京都の役者さん達ばかりなんでしょうか、言葉も自然で演技が上手いです(鴈治郎除く)。7点(2004-05-04 13:45:57) 374. ドグラ・マグラ(1988) 原作を読んでないんで良く判りませんが、なかなか良い感じで妖しげな雰囲気が出ていたし、何より大好きな枝雀師匠の存在が怪しくとっても好きです。6点(2004-05-04 01:32:41) 375. 桜の森の満開の下 勝新だとばっかり思っていたらお兄ちゃんでした、この映画それぐらいよく似てた。岩下志麻が生首をオモチャにして遊ぶ姿は夢に出てくるほど怖かったことを強烈に覚えています。6点(2004-05-03 23:21:45) 376. ニッポン警視庁の恥といわれた二人組 刑事珍道中 当時小学生だったが、俺たちや総理が大好きで再放送を毎日見ていた私は、俺たちシリーズ等の鎌田敏夫&中村雅俊コンビの刑事コメディが嫌いなワケがない。5点(2004-05-03 20:23:08) 377. 恋愛寫眞 Collage of our Life 写真映画だから敢えてなんでしょうか?ひたすら絵を繋ぎあわせ、前半は恋愛、後半はギャグと堤監督らしいバカバカしい映画。1点(2004-05-01 23:11:09) 378. ドッペルゲンガー 本能剥き出しの自分と社会の中で折り合いをつける自分。常に人間には様々な面があり、人間の本質、狂気、優しさ等々どちらかを消せば事足りる訳でもなく、例え切り離してもそれが自分である限り離れられることも出来ない。自分のことを一番判っているのは自分であり、みんなもうドッペルゲンガーを生み出さないように上手く自分と付き合いながら生きているに過ぎないのだろう。6点(2004-05-01 18:00:19) 379. 花とアリス〈劇場版〉 映像は岩井監督らしいソフトで淡い映像でキレイで、少女達とマッチしており結構ですが、花の恋愛が奇をてらってるが引付けられなかった。「の・ようなもの」であっても正夢、本物になるという事でしょうか。一方アリスは父とのデートが小津監督のオマージュであり、海や公園でのデートでの彼女の父への想いが伝わり、彼女がだらしない母を選んだ訳なども聞こえてきた。だからこそ父からもらった我愛称も生きてきます。ラストのダンスシーンも実に生き生きとした表情でキレイで美しく、広末にパンチラ目当てと思われようと惹きつけられます。「花とアリス」である必要性が語呂の良さしか感じられないのが残念。4点(2004-05-01 16:33:38) 380. CASSHERN 前半はセリフ少なくミュージックビデオ同様の映像を見せつけ、後半は一転何もかも全てシャベリまくる。世界観も設定もどこか別のところから持ってきてるし、メッセージというか思いっきりなストレート勝負。映画としてはかなりヒドイですが、3本くらい撮ればいいものが出来るかも。まだ期待するのかと言われそうだが期待料1点。1点(2004-04-30 23:51:44)
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