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年齢 60歳

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  空の青さを知る人よ 《ネタバレ》 なかなかの良作。後付けのように“秩父三部作”の締めくくりとされた作品で、「長井監督+岡田脚本+田中キャラデザで『君の名は。』作りましょう」と言われた感じがアリアリなんだけど、前作「心が叫びたがってるんだ」よりも好き。ある程度のSFが盛り込まれていることは予告編で分かるけれど、それが受け入れられる人にはお勧めできると思う。【ネタバレ注意】同一人物の過去と現在が存在する、というだけじゃなく、予告編では空を飛んでいる。夢の中の描写なんだろうかとも思ったが、そうではなかった。そこは、ちょっとやりすぎな感じはあるけれど、“悪人”が出てこなくて、しっかりしたドラマがあるストーリーなのがいい。収まるところに収まる結末なのも好感。[映画館(邦画)] 7点(2019-12-01 15:56:53)

22.  かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 《ネタバレ》 佳作。“よかったアニメの実写版”なので、見るかどうかすら迷うレベルだったが、たまたま別の作品を鑑賞するついでに舞台挨拶中継回を鑑賞。あまり期待を持たずに見たせいかもしれないが、十分楽しめる作品だった。 【ネタバレ注意】どうにもメインの役者が合ってる気がせず、“怖いもの見たさ”程度の感覚で見ていたが、割と序盤でどんぐりさん(「カメ止め」のプロデューサー役)が出てきて、なんだか“すべて許す”感じになったということはある。1クールのアニメに比べて短い時間で、より先までカバーしているため、重要な場面でも端折った感じもあるし、佐藤二朗のメタネタがいただけないのはたしかだが、全体としては小さな話。藤原書記や石上会計がアニメを参考に役作りしたというのは、よくわかる。コメディとして面白いと思えるし、本作のヒットが間接的にアニメ2期につながったかのもしれないし、個人的にはポジティブに評価したい作品。 【オマケ】 途中で「好きだ」という場面、ドイツ語で "Ich liebe dich." というのは、そのまま "I love you." で、後から“あなた”のことじゃない、と言い逃れできる表現じゃないよね。[映画館(邦画)] 6点(2019-11-22 22:50:16)《改行有》

23.  映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ 《ネタバレ》 良作。【ネタバレ注意】話題になっていたので鑑賞したが、子供向けというより、ホントにお子様向けなので中盤までは退屈な感じすらあるのだが、話題になるだけあって、終盤はよい展開だった。ホコリとか草とかまでがネタになっていて設定がよくわからなかったが、キャラへの思い入れがある人なら余計に感動できると思う。キャラがしゃべらずナレーションで進行させたり、パンフレットを読むと、スタッフのキャラ愛が感じられる。[映画館(邦画)] 7点(2019-11-22 22:29:56)

24.  記憶にございません! 《ネタバレ》 週末ランキングが3週連続で1位だということにビックリしたほどだが、ここでの評価がそんなに高くなくてなんだか安心した。「ギャラクシー街道」があるから、そんなに高い期待はしていなかったはずだが、それでも「三谷監督も枯れちゃったかなー」とガッカリするレベル。(ギャラクシーほど)下品でもなく笑いどころはあるし、ちゃんとまとまったストーリーになっているけれど、これぞ“三谷幸喜”という感じはまったくしない。 【ネタバレ注意】初っ端の病室脱出から、たんなるドタバタで、「笑わせる」つもりでやってるのだろうが、「そんなわけないよね」という思いが生まれてしまい、心から笑えない。全体的にそんな感じで“仕掛け”を感じさせる面もなくはないが、深くない。あと、「実は記憶が戻っていた」という伏線がどこにあったのか分からなかった。[映画館(邦画)] 5点(2019-10-20 22:02:31)《改行有》

25.  HELLO WORLD 《ネタバレ》 いろいろ惜しい作品。本編はともかくとして、キャッチコピーが悪い。「この物語(セカイ)は、ラスト1秒でひっくり返る」ってナニ。「最後にどんでん返しがありますよ」なんてネタバレ告知された映画を“面白そう”と思って人が見に行くだろうか。 【ネタバレ注意】キャッチコピーの“どんでん返し”は、途中の展開でなんとなく予想できたから、実際にはあまり影響なかった。そういう意味で、そのどんでん返しが面白い映画ではない。むしろ、どうやってそこにもっていくかが見せ場になるはずだ。ヒロイン(一行さん)のキャラはよく、かわいいが、全体的にストーリーが弱い。仮想空間の中が、さらに仮想空間だった、だからナニ?そんなので驚かないよね。というか、少なくとも最初の仮想空間で一行さんを閉じ込めてイメージを取り込めるなら、若い自分に接触する意味なかったのでは? あと、校内アイドルっぽい女生徒(みすず)が、意味ありげなストーカーっぽい感じだったが何もなかった。ほぼモブ。なんだったんだ? 脚本の野崎まど氏だけのせいではないかもしれないが、なんとなく「正解するカド」でのフラストレーションを思い出した。京都が舞台なのはよかった。宇治川花火大会は「響け!ユーフォニアム」でも使われたイベントだが、とっくに廃止されているのが残念。[映画館(邦画)] 6点(2019-10-20 21:46:45)《改行有》

26.  ファースト・マン 《ネタバレ》 佳作。いい映画だけど、派手さがなくて地味な感じ。【ネタバレ注意】「アポロ13」が(ほんとうは物静からしい)ジム・ラベルをひょうきんな人物に変えたり、現実の出来事を脚色して盛り上げていたのに対し、こちらはかなり現実よりのドキュメンタリーとして作られている印象。嘘くさくないという意味では、落ち着いて鑑賞できるけれど、全体的にはやはり地味。[インターネット(字幕)] 7点(2019-10-20 21:37:47)

27.  イソップの思うツボ 《ネタバレ》 佳作。B級映画としては面白い作品だと思う。【ネタバレ注意】「カメ止め」上田監督を含む3監督の共作(かつ上田監督の脚本)ということで、あまり期待せずに見たせいもあるけれど、そこそこ楽しめた。ただ、それはB級として、であり“文句なく楽しんだ”カメ止めに比べられるものではない。また、「カメ止め」がそうであったように、名も知れぬ役者ばかりだけれど、「カメ止め」では“演技する演技”すらうまく見せていたのに、本作では微妙に感じられたというところもある。なにより、ストーリーに魅力が感じられなかった。[映画館(邦画)] 6点(2019-10-20 21:27:42)

28.  スマホを落としただけなのに 《ネタバレ》 駄作。テンポが悪い。ネタがショボい。【ネタバレ注意】自分が落としたんじゃないんだ、というところまでは期待したけど、だらだらしすぎ。そしてオチがひねり過ぎて、訳が分からない(分からないわけじゃないが、なんでそこまでひねったのか分からない)。テクニカルな面を言えば、クレジットカードに暗証番号ないよね。パスワードが使えないなら再発行すればいいし、他人が見られるくらいなら、自分で確認できるのでは。刑事の気持ち悪いフリが、たんに犯人と同じ境遇で、それが理由で潜伏先が分かる設定とかご都合がすぎる。[インターネット(邦画)] 4点(2019-10-20 20:14:29)

29.  スペシャルアクターズ 《ネタバレ》 良作。でも“ポン”デミックは起きないと思う。【ネタバレ注意】「カメラを止めるな!」が「三谷幸喜を真似したら三谷幸喜よりも面白くなってしまった事故のような映画」(町田智浩評)ならば、本作はいかにも上田慎一郎監督らしい映画だと思う。そして、上田慎一郎監督らしいとかネタバレ厳禁というだけでもネタバレになりそうな映画でもある。「カメ止め!」の二番煎じとは言わないが、要するにメタフィクショナルな構成になっていて、中盤くらいにはオチが予想できたし、その後はそういう気持ちで鑑賞していた。そうすると、いわゆる都合のよい、あるいはムリのある展開にも納得できるし、「カメ止め!」みたいなトラブルが起きていない分、“すべてが作りモノ”として理解できてしまう。当て書き(演じる役者を想定して脚本を書くこと)の効果はすばらしく、どの役者も役にピッタリな感じはあったけれど、ストーリーは“いい話”どまり。脚本や演出で役者を光らせる上田監督の、メタフィクショナルを脱した作品が見たい。【重要なネタバレ注意】兄をヒーローと慕う弟が事業で成功していたお金持ちで、電気代の支払いにすら困窮する兄のメンタルな問題を解決するために大芝居を打つというストーリー。設定の小芝居は300万となっていたが、それにしては大がかりな芝居(脚本+人数×日数)だったのはさておき、それを含む大芝居の方はセミナー会場や旅館を借りたり、その受講生やら教徒、グッズなども含めて相当大がかりであり、軽く数千万レベルはかかるだろうという内容になっている。兄思いの弟ではあるんだろうが、私が貧しい兄の立場だったら「現金でもらえた方がありがたい」と思うだろう。最後の「結局、病気は治らなかった」というオチがよかったので、7点。[映画館(邦画)] 7点(2019-10-19 10:00:30)

30.  バースデー・ワンダーランド 《ネタバレ》 キャラデザがまったく好みではないと思いつつも、実績のある監督の作品だと思って見に行ったのに……ひどい映画だった。ただ、落ち着いて考えると酷いのはストーリー(&声優)であって、“アニメ”としては綺麗だった気もする。 【ネタバレ注意】一言で言えば“支離滅裂”。あえてフォローするならば、小人とか巨大魚とかはモチーフが「不思議の国のアリス(アリス・イン・ワンダーランド)」であることを思わせ、それならば支離滅裂な出来事の連続であるのは納得できる。ただ、今どきの作品として、これはツラい。2時間誓い上映時間だが、最初の10分くらいで“いかにも”というテンプレ感だらけだったが、それは決して“王道”なのではない。ご都合主義ですらないように見える。“教えた近道”が、あんな危険な道なら普通の道をとばしていく方が早いんじゃないかとか、“水”がなくなって貴重だというのに外は雪がしっかり積もってるとか(雪を解かせよ)、ザン・グも何のために鉄を集めていたのか分からないままだったし、そもそもあれだけ悪さをしていたのに、最後に何のペナルティもないなんて教育上よくないんじゃないの? そういう状況で主役たちがタレント声優だというのも厳しい。なかなかツラい2時間だった。[映画館(邦画)] 2点(2019-04-27 22:46:09)《改行有》

31.  劇場版 響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ 《ネタバレ》 とてもよい作品。ただ、“すごい”という印象は持てなかった。テレビシリーズがそれだけよくできていた、ということだと思う。【ネタバレ注意】テレビアニメからそうだけど、中学時代のトラウマから抜け出せない人ばっかり、という印象はある。もちろん、そういう心情や性格が交錯していくようすはうまく描写されているし、終盤にいたるまで自然かつ緻密。京都アニメーションらしく画が綺麗でよく動くのもいい。ただ、演奏シーンはやたらCGと手描きを駆使している感じが強く、もっと落ち着いて演奏を聴かせてもよかったように思う。あと、テレビシリーズに比べて曲がイマイチだった気がする。モトムと親との関係がやけにアッサリしていたのと、麗奈&滝先生に至っては何の進展もなかったのが“フィナーレ”としては残念。そもそも麗奈成分が少なかった。あと、初っ端から秀一&久美子という展開で「こりゃ別れるな」と思わざるを得ないところ、まあ、それなりの展開ではあったが、勢いでキスしそうになった割に別れちゃうとか、これは後輩に迫られてデキちゃうパターンという気がする。テレビでも“根はいい子”という描写されていたデカリボン先輩が夏紀に感謝を述べたり、卒業した先輩たちが最後に登場してちゃんと様子を見せていたりと、細部まで“行き届いている”ところはさすがである。[映画館(邦画)] 8点(2019-04-22 07:59:15)

32.  翔んで埼玉 《ネタバレ》 原作は未読。面白かった。地元あるあるで笑わせようとしても、そういう小ネタの連続で2時間もたせるのはツラかろうと思っていたが、構成がうまかった。あと、こんな映画“なのに”映像がショボくなかったのも高評価。【ネタバレ注意】原作未読だけれど、およそ地元disネタというところで想定していた感じの序盤ではあった。GACKT扮する麻実麗の真剣っぷりも予想の範囲内で、代わりのないキャスティングだと思うが、それだけじゃなかった。いちいち仕掛けが本格的で、ショボさを表現する場面でも徹底していた。“全編笑いっぱなし”というほどではないが、ちょっとダレそうかなというタイミングくらいではネタが突っ込まれていて、締めくくりまで楽しめた。まあ、もう一度見ようと思うかは微妙だけれど:-) あと、二階堂ふみさん、序盤でうっかり「実は女」展開かと思ったけど原作魔夜峰央でしたね。[映画館(邦画)] 7点(2019-03-19 11:45:42)

33.  コードギアス 復活のルルーシュ 《ネタバレ》 佳作。【ネタバレ注意】(スピンオフはともかく)続編がなさそうな感じでキレイに終わったテレビシリーズの展開を変えてまで……というより「死体を生き返らせて」無理やり話をつなげようとしたわりに、設定の範囲でなんとかストーリーを作り上げた点は評価できる(失敗作も多いと思う)。その部分だけで前半を費やしたのはどうかという気もするが、平和な世界だからこそ仕事にあぶれる人たちが出てきて……というのも許容範囲。最後が、ちょっと考えるのをあきらめたような急展開にも見えたが、全体としては及第点だと思う。 ただ、テレビシリーズが4クールかけて、ほとんどムダなく構成された群像劇だったことを思うと、総集編3部作は端折った感じがするし、シャーリーの顛末もなかったことにしてまで取り入れるものだった感じはない(というより、ほとんど空気だった)。やはりテレビシリーズこそが至高であり、あくまで余興。見なくてはならないような作品ではない。その意味では点数は微妙だが、最後のシャーリーの笑顔で7点にしておく。[映画館(邦画)] 7点(2019-03-19 11:17:11)《改行有》

34.  あした世界が終わるとしても 《ネタバレ》 駄作。映像&音楽&声優は問題ない。3DCGのキャラデザが好きになれないのは慣れかもしれないし、こういうのが好きな人もいるだろう。CGでアニメっぽい表現を実現するというスマートアニメーションというのも興味深い試みだ。しかし、ストーリー/設定がショボかった。青春群像劇とSFバトルの融合というアピールだが、ストーリーは単調で“群像劇”の意味が分かってないのではないだろうか。 【ネタバレの前振り】最初の15分が世界観を説明するストーリーになっていて「なんだか予想しやすい薄っぺらい設定なのかな」と思ったら、その後にナレーション付きで世界観が説明される。なにその安易な構成。そしてその設定は予想をはるかに上回る(というか下回る)のだ。 【ネタバレ注意】要するにパラレルワールドものである。第二次世界大戦で転送技術を研究していたら二つに分裂して日本が別々の道を歩んでしまったという設定。そして地球ごと分裂してる(そのように表現される)のに、分裂したのは「日本だけ」らしい。アニメなのに海外ロケの費用をケチったのか!? そして今の私たちがいる日常的な世界とは別の荒廃した世界。しかし、人々はお互いの世界で“リンク”していて、一方で人が死ぬと対応する別の世界の人も死んでしまう。マジか! 完全に別の道を歩んでいるはずなのに、どうして「家族構成までピタリと同じ」になるんだよ。多少の違いが吸収されてしまう程度なら「同じ世界線だから」(©シュタインズゲート)というやり方はあるだろうが、北朝鮮もビックリの管制下にあり、しかも主人公とヒロインが(序盤は)敵対し合ってるのだ。そこまで二つの世界が離れているのに、どうして同じ相手と結婚し、同じタイミングで子供が生まれ続けてきたというのだろう。傀儡であるはずの公女が色々と準備や命令をしているとか、世界を行き来できるなら邪魔な存在を殺すこともできるだろうとか、大衆がどうやって公女を称賛するようになっているのかとか、まったく説明がなく、ご都合主義の展開ばかりである。バトルシーンは、それなりに見ごたえはあるものの、超すばやく動く多数のメカ相手に人間が戦おうとしたり、ものすごい高さから落下してるのを腕をつかむだけで助けるとか(抱きかかえれば済むという問題ではない)、展開が安易すぎる。それでも共感できるメインストーリーがあれば目をつぶることもできるだろうが、そうした心を引っ張るものがなかった。 (締めくくりについて、再度見て勘違いに気付いたので削除)[映画館(邦画)] 3点(2019-02-07 21:52:52)(良:1票) 《改行有》

35.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 《ネタバレ》 普通。【ネタバレ注意】テレビシリーズから大幅に改変してきた2作目ということだが、設定が大幅に変わるわけではないので、テレビシリーズ並の評価になってしまう。当時は画期的だったかもしれないが、これを新作アニメとして鑑賞したら、あそこまでの盛り上がりは見せなかったのではないだろうか。けっこう勢いに頼っているところがあると思う。[インターネット(邦画)] 6点(2019-01-31 18:49:03)

36.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 《ネタバレ》 まあ、普通。【ネタバレ注意】もともとテレビシリーズの最後があるので、あまり高く評価していない。序盤の総集編なので、最後のトンデモは関係ないけれど、新鮮味がないだけでなく、改めて見ると設定の粗が気になる。そもそも、なんで使徒の攻め込んでくるところにわざわざメカニカルで壊れやすい移動式の高層ビルまで作って大勢の人数を住まわせようとするのか。それなら地方に疎開させるなど、人口を分散させる方がずっといいはず、とか。[インターネット(邦画)] 6点(2019-01-31 18:48:04)

37.  劇場版 PSYCHO-PASS/サイコパス 《ネタバレ》 凡作。テレビアニメが微妙だったので期待はしていなかったが、テレビ放送があったので視聴。認識は変わらず。【ネタバレ注意】英語ネイティブでない声優に、むりやり英語ネイティブな人物っぽい英語をしゃべらせようとするのは勘弁してほしい。しらけてしまって、最初からストーリーへの感情移入しにくくなる。そうでなくても、設定の核となる「シビュラシステム」が私には合わないのだろう。こんなに容易に改竄されるシステムが絶対視されていること自体に問題があるし、そもそもそこまで犯罪係数を自動化できるなら(かつ、各種技術が発達した世界なら)、悪人と善人が撃ち合う必要すらないんじゃないだろうか。カッコいい雰囲気を見せているのかもしれないが、ただの勧善懲悪みたいなストーリーも薄っぺらい。[地上波(邦画)] 4点(2019-01-23 16:13:42)

38.  来る 《ネタバレ》 ちょっと微妙。面白くないわけではない。意外な展開をみせるとはいえるが、(ホラーは嫌い、という人は別にしても)好き嫌いは別れると思う。【ネタバレ注意】意外にサクサク話が進むと思っていたら「もう、クライマックス?そんなに短い映画?」と思ったところで、語り部が変わっていく。ブログの中だけで「えーかっこしい」であるのは予想できた話でもあるが、こういう話が進むにつれ語り部が変わっていくというのは意外だった。それぞれの中で、いろいろと決着するのはいいが、最後のパートはちょっとやりすぎという印象。怖いはずのシーンなのに笑ってしまった。“オカルト”なのでリアリティを言ってもしかたないとはいえ、ああいう組織があるなら、ガス漏れとか隠すほどでない程度に一般に知られているべき話ではないだろうか。[映画館(邦画)] 6点(2019-01-15 13:08:02)

39.  GODZILLA 星を喰う者 《ネタバレ》 駄作。「作品を見ずに批判はできない」という思いから、駄作かどうかを確認するための作業のように鑑賞したが、予想をまったく裏切ることはなかった。評価「2点」の基準が「年に一度あるかないかのはずれ映画」という点では、この2年間で他にも2作あるのだが、それらは本シリーズの過去2作なので問題ないだろう。よくこの脚本で制作がゴーサイン出したな、と思うような内容だった。【ネタバレ注意】まず、前半が退屈な会話劇。過去作でもそうなのだが、せっかく3DCGを使っている作品なのに“魅せるアクション”が少ない。今回はとくに後半になっても、戦闘機戦のようなものがほとんどないせいかスピーディーな映像があまりなく、爽快感がなかった。そして、ストーリー。時系列がおかしいとか、物理法則が合わないとか、そういう“とんでもないことが起きてる”ことを表現しようとしてデタラメなことを叫んでみても、デタラメなだけで映像とも他のエピソードとも何のつながりもないので感情移入するどころか苦笑いするしかない。「私たちもう死んでるの」は北斗の拳を思い出して笑うほどだった。そして、宗教じみた説教でゴジラを倒すためにギドラを呼ぶ(しかも、その過程で犠牲が出る)。なんで、そいつが“味方”だと思ったんだよ。しかも、ギドラが迷惑な存在かつゴジラよりも強そうと分かったら、今度は「ゴジラにギドラを倒してもらおう」とか、どこのコントだよ。ギドラを倒したらゴジラは暴れるのをやめるわけじゃないよね。最後に突っ込んでいったけど、あれでどうにかなったわけ?[映画館(邦画)] 2点(2018-11-10 22:28:14)

40.  ウスケボーイズ 《ネタバレ》 基本的には良作。よく言えば丁寧だが、全体的には地味感はある。【ネタバレ注意】ウスケというのが日本のワイン界に大きく貢献したという麻井宇介という人の“名前”とは知らなかった。この映画は麻井氏ではなく麻井氏に影響を受けた人々がテーマ。着眼点は面白いが、実話ベースであり、全体的に地味。少し驚くのは醸造に何年もかかるであろうワインがあっという間に出来上がること。もちろん、そんなわけがなく、製造工程の“待ち時間”がほとんど描写されないだけだった。そのため序盤の舞台が1985年とあり、バブルの頃の話なのかと思って見ていたら、いつの間にか21世紀の話になっていた。あまり脇道に寄らない方針なのかもしれないが、その間の社会情勢の変化なども織り交ぜていたら、もう少し深みのある作品になったかもしれない。[映画館(邦画)] 7点(2018-10-28 08:05:46)

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