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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. 武士の一分 武士の精神を安っぽく映した大衆映画と思いながら、あくまで否定的に見ていたが、結局あっというまの二時間で久しぶりに映画に集中できた。 それだけ単純であったのかもしれないが自分としては好きだ。 最初は木村拓也に見えていたが決闘からは完全に三村新之丞であり惚れ惚れとした。[DVD(邦画)] 7点(2008-05-06 08:28:07) 22. ゆれる 《ネタバレ》 兄の心が不可解で、気味悪く感じてしまった。 なぜにそんなに自分を卑下するのか、キレるのか。 移ろう感情を映像を通じて表していることなのかもしれないが、そのどれも身勝手に感じられ、なんでそんな結果になってしまうのかどうにも腑に落ちない。 サスペンスドラマのような死が元になっているのでその後の絶妙な心の描写に目がいかず、法廷がうそ臭く感じられた。 何かが足りない。[DVD(邦画)] 4点(2008-05-05 11:42:48)(良:1票) 23. 佐賀のがばいばあちゃん 《ネタバレ》 島田洋七のテレビでの語りをそのまんま羅列してしまっただけでは面白くないのは当たり前ではないのか?こんな映画で満足だったのかどうかは別として、ばあちゃんのよさも何もあったものではない、非常に荒い脚本で感動もなく出来事の詰め込みで終わってしまった。運動会に絞る、来ない母をひたすら待つ、ばあさんが強烈、そのどれもを平均して見せられてはどこが見所なのかさっぱりわからなかった。 感動にも、ドキュメントにも漫画にもできたのに..。線路の上の三宅裕司がいい味出していて救われた。 その三宅裕司でさえ特別出演というから投げやりな映画だなぁ。[DVD(邦画)] 4点(2008-04-29 10:31:34) 24. チェケラッチョ!! 青臭い青春を正攻法でまとめ上げているのは脚本が秀逸だからとおもう。展開が先読み通りにすすみ、それでいて飽きさせないのは移り行く未熟な恋愛が本筋であったがためともいえる。 音楽、沖縄ゆえにそれらに目がいってしまい本筋がぼけてしまうのは仕方がないところ。 でもこれほどの力量があれば普通の高校生で音楽抜きでいけたのではないかと思えて少し残念。 心に残るすばらしい台詞がところどころにあり他のくだらない恋愛ドラマ映画と一緒に消えていってしまうには惜しい。[DVD(邦画)] 7点(2008-04-27 08:15:59) 25. 切腹 日本の映画でもここまでできるのだとあらためて感激した。重厚な脚本はサスペンスというにはあまりにも言葉が軽く、何かしら小説を読んだときの感動であった。 最後の殺陣はそれだけでは陳腐に見えるが、その心の中を思うと本当に真剣そのものでありこれこそが鬼気迫るものなのだと感じ、迫力に身震いし背筋に寒気が走った。 同じ時代劇でも黒澤映画は監督の評価が高いと思え何かしら違和感があるものが多いが、自分としてはこれこそが内容最高だと思える。 素直に感動した。 皆さんも是非見て欲しい。[DVD(邦画)] 10点(2008-04-26 18:07:52) 26. パッチギ! LOVE&PEACE 前作品の進化版と思えば尻切れトンボの細切れエピソードの詰め合わせでがっかりした。少しばかり思想的な要素が見え隠れするのが気になる。嫌というのではなく見え隠れというのが残念で、言葉を濁して伝えようとしても見ているほうでは退屈でしかない。次回作は在日問題一本に絞って欲しい。 藤井君はなかなか良かった。[DVD(邦画)] 4点(2008-04-12 09:47:19) 27. 日本以外全部沈没 不条理映画になりきれていないところがちょっと残念。アメリカに虐げられている現状を払拭するかのようなブラック性は痛快だし、中国韓国が神社におまいりに行ったというセリフも本当に面白い。自分としてはそこを映画にして欲しかった。日本沈没と同じ時期ゆえに見る人も多いかもしれないが、見る人の対象を絞りきれていないがためにギャグでもなし、不条理でもない、さらに情緒的でも道徳的でもない中途半端なものになってしまっている。唐突なエンディングは、これをもって長くなる話は打ち切りといわんばかりで、時間が来たから帰るよと酒屋での馬鹿話に似ているがそれはそれでよかった。 政治経済に興味のあるテレビを見ない人がこれを見ると、子供のころの漫画を思い出して好きだろうとおもった。 草薙のリメイクよりは良かった。 シュールだなぁ。[DVD(邦画)] 7点(2008-03-30 08:42:40) 28. TRICK トリック 劇場版2 トリックを見たのはこれが最初です、まさか最後とは。 ドラマの映画化ということであまり期待していませんでしたが、その通りでした。 最初は比較的サスペンス色もあっていい感じだったのに、途中からギャグなのか真面目なのかわからなくなって結局はいつの間にか終わってしまった。 これらのギャグはそれなりに好きですし。、サスペンスもそれなりに良かったのだが、なぜだろうか退屈で、時間が長かった。[DVD(邦画)] 4点(2008-03-15 16:15:34) 29. 續・姿三四郎 前作品より緊迫感はちょっと少なめで見所はあるともいえるが、心に響く言葉は前回のほうが多かった。 人の道とは寸分たがわず真っ直ぐ進むものがよいのではなく、見た目には曲がっていても遠くから見れば真っ直ぐなのだという坊主の教えは結果どうなったのか最後がとても気になる。[DVD(邦画)] 8点(2008-03-09 09:40:38) 30. 日本沈没(2006) リメイクということで前作品を周到しているのかと思いきや、なぜだか恋愛ものになっていた。設定があまりにも陳腐で突っ込みどころ満載。ばたばたと死んでいく他人と絶対に死なない身内はリアリティを喪失させてしまう。とってつけた恋愛はいつの間に?とも思えるほどの関係で薄っぺら、それでいて悲しみは最高潮。 日本沈没に結び付けないと客を呼べないと踏んだのか、これらのキャストなら別作品でもよかったのではないだろうか? 日本沈没の冠を背負うにはあまりにも残念。 前作品、もしくは原作が日本沈没であって、これはパロディってことにして欲しい。[DVD(邦画)] 3点(2008-02-24 08:58:31) 31. 姿三四郎(1943) 映画そのものよりも、端々に語られる説法が印象強く残った。 今となっては古臭くも感じられるが、CGを駆使した現在の映画でもそうは変わらないともいえる。黒澤映画がブランドとしてあるがために変な先入観もあったがやはりよいものはよい。 戦いは迫力こそ少ないが、緊迫感はすばらしいものがあった。[DVD(邦画)] 7点(2008-01-05 15:32:36)《改行有》 32. ブラック・レイン アメリカから見た日本ということが今作品の一番の面白さと思えた。ブラックレインの 意味もなるほどなぁと思えた。 大阪ヤクザとアメリカ刑事は話の展開からすると ラストが大味で少しがっかりしたが総じて面白かった。 しかしながら今作品は松田優作の作品との銘が前面に出すぎている感じがある。 松田優作の何たるかは伝えにくいが今作品以外の(ドラマを含めて)もっともっとすばらしいものがあると思う。[DVD(字幕)] 7点(2008-01-02 09:36:25)《改行有》 33. DEATH NOTE デスノート the Last name 前作よりも楽しめた。原作のラストと今作品のラストを比較しても十分映画的にまとまっていたと思う。 しかしながら原作未読の人に伝わるのか少し気になる。 演技がヘタとか映しが幼稚とか確かにそうかも。でも自分としては気になりませんでした。[DVD(邦画)] 7点(2007-12-24 09:40:10) 34. DEATH NOTE デスノート(2006) 原作を忠実にそしてわかりやすく映画化しているのがすばらしい。 原作の場面場面を思い出しながら見るにはいいかもしれないが、手に汗握るとかハラハラとかはわずかしか感じなかった。 後半に期待。[DVD(邦画)] 5点(2007-12-23 10:11:26) 35. トゥモロー・ワールド 近未来映画の中でも特筆すべき面白さだと思う。なさそうでありそうな前提もと、進められるサスペンスは非現実なれど共感をさそい、はらはらしてあっという間だった。先頭シーンも緊迫感あってよかった。 終わり方だけもうちょっと欲しかった。 物足りない。 でもそれもありかも。[DVD(字幕)] 7点(2007-12-02 18:38:07) 36. 用心棒 そんなに豪腕無敵には見えないが、そこがいいところなのかもしれない。 七人の侍の面白さに比べるとこんなもんな点数になってしまう。 関係ないけど、古い映画なのか黒澤映画はボソボソと聞き取りにくいのでいつも字幕を出してみている。 結構わかりやすくなる。[DVD(字幕)] 7点(2007-10-08 09:36:18) 37. 手紙(2006) 方向によっていろいろな見え方をするよい映画だった。 兄弟、家族や恋人の愛、逃避、罪、差別とそれぞれ考えるところがあり、感じ方も変わってくると思える。総じていい映画だった。 自分としてはラストの「生まれたときから当たり前のようにそこにいる。」この一言がすべてだったように思えた。[DVD(邦画)] 8点(2007-09-24 07:53:36) 38. 天空の城ラピュタ 未来少年コナンを懐かしくおもえた。 ストーリーはありきたりで先読みしてしまうけど見ていて安心感があった。 近頃のジブリから見るとなんだか脚本が物足りない感じがしてしまってこの点数で申し訳ありません。[DVD(邦画)] 6点(2007-08-25 21:25:40) 39. THE 有頂天ホテル まったくもって疲れた。 内輪ウケしそうな、エピソードの乱立で内容があるようでないとっつきやすいが薄っぺら。 終わるまで我慢してみたのは本当に久しぶりだった。 演劇スタイルの映画は劇団に演じてもらったほうがしっくりくる、キャスト豪華すぎ。[DVD(邦画)] 3点(2007-08-18 01:17:07) 40. パプリカ(2006) 不条理をアニメで見せながらも万人向けにもわかりやすく説明を入れていて何とかついていけたという感じ。 自分としては夢オチ、魔法オチ、時間オチは”何でもアリ”になるのでどうしても評価が落ちてしまう。[DVD(邦画)] 5点(2007-08-05 16:56:04)
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